家で暮らしていく(7)a | 小説 介護される日々

小説 介護される日々

介護される 介護する 寄り添う気持ちとともに。

ここのところ娘が足しげく家に来る。

なんでも娘に連絡がいくから、負担かけていることだろう。


リハビリは必要ないし

家にやたらと人が来るのは好きではないが、

少しは歩み寄ってやることも必要かとも思う。


娘が来たので、

「リハビリも必要だな。」と話す。

娘はほっとしたような様子で

「じゃあこの前来た訪問リハビリやってみましょうよ。」と言った。


翌日この前来たというリハビリをする人が来た。


契約書だの重要事項説明書だの個人情報承諾書だの

やたらと書類が多くて面倒くさい。

悪い書類が中にまぎれていてもわからないじゃないか。

こんな細かい文章読む奴なんていやしない。


娘が見かねて代理が書けるところは書こうか、というが、

住所名前くらい書けなくてどうする。

このくらいはできる。

「書類の中身は読んでおいてくれ。」と言っておいた。


体調を見るというので、横になった。

足をあげたりさげたり、上半身もあっち向いたりこっち向いたり。

「上半身は柔らかいですね。続けていけば歩けるようになりますよ。」

と言ってくれた。

キツイ動きもあるが、少しやってみるか。