裏切りの代償 | ㈱OTS探偵社・梅木栄二の「グダグダ」小説!

㈱OTS探偵社・梅木栄二の「グダグダ」小説!

現役探偵・梅木 栄二(50代)の日々考えている事を事務所に帰った時まとめてみるつもりだったのが・・・。
いつしか勝手に小説化!へタレでド素人な小説読んでやって下さいぃ~。

どうも・・・・・皆さん御無沙汰ばかりですみませんでした・・・。


久々の再会です。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


どんよりとした雲が鬱陶しいある梅雨時の1日・・・・・


同じ様に事務所内の雰囲気も似た様な厚い雲に覆われていた・・・。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・社長・・・・・・」


「・・・・何?」


「いや・・・・・最近本当に暇っすねぇ・・・・。」


当時・・・・独立して間もない私の事務所は・・・夏前になると死ぬほど暇であった・・・。


当時は・・・・私とY君以外には誰もおらず・・・


ウチの家内Rでさえ、普通の専業主婦であった・・・。


「あぁ・・・・暇だなぁ・・・・」


「っすねぇ・・・・・・・・。」


事務所の「チラシ」を二人で配布したいと思っても・・・・


折角の雨で台無しになってしまう可能性が高い。


当時私の会社は・・・・そんなチラシ1枚にも気を遣わなければならない程、「困窮」していた・・・。


まぁ・・・・・今でも「貧乏」に変わりは無いが・・・・・あせ①


そんな時・・・・・


1本の電話が鳴った!


「おっ!!」


「新規(の問い合わせ)っすか!!」


私とY君は・・・・跳ねる様に電話を見た!!


「よしよし・・・・・焦るなよ・・・・。」


私は息を呑んで・・・・・受話器を握った。


「お・・・・オフィストラストサプライでございます!!」


当時は・・・・


「オフィストラストサプライ」という屋号であった・・・。


「信頼を提供する事務所」との意味でこの名前をつけたのである。


今でも・・・


その名前は「OTS」として頭文字で残っている。


私は・・・・明るく元気良く出たつもりであった・・・。


「ツー・・・・・ツー・・・・・ツー・・・・・」


「はぁ!!」


・・・・・・・・・時既に遅し・・・・電話は切れていた・・・・・。


「んじゃそりゃ!!」


「もう~・・・・何すか社長!!そんな余裕かまして電話に出たりするから!!キレちゃったじゃないっすか!!」


「・・・・・くっそ~・・・・・」


私はやり場の無い怒りをブツけ・・・・・投げつける様に受話器を置いた・・・・。


こうなったら・・・・・


もうほとんど「テレクラ」状態である・・・・。(皆さんテレクラ知ってますか?)


私とY君は・・・・ほとんど「念力」に近い状態で電話の受話器を見つめていた・・・。


待つ事・・・・・3分


「ジリ・・・・」


「来た!!!!」


私は飛びつく様に受話器を取った!!!


(続く)・・・・すんません・・・今日のところは勘弁して下さい・・・