別れられない女(20) | ㈱OTS探偵社・梅木栄二の「グダグダ」小説!

㈱OTS探偵社・梅木栄二の「グダグダ」小説!

現役探偵・梅木 栄二(50代)の日々考えている事を事務所に帰った時まとめてみるつもりだったのが・・・。
いつしか勝手に小説化!へタレでド素人な小説読んでやって下さいぃ~。

いつも読んで頂きありがとうございます♪


突然ですが・・・明日から、とある場所への出張が決まってしまいました汗


更新がコンスタントに行なわれない可能性があります・・・(今でもそうですが)


どうぞご理解の程、宜しくお願い致します考える人


又、今回のお話から・・・・


当社で使用している「探偵グッズ」を・・・


「あいざわ調査室」さんのご協力により一部公開させて頂く事も決定致しました・・・。


あくまで・・・調査に支障を来たさない程度にはなりますが・・・


そちらもどうぞお楽しみに・・・ハート



・・・・・・・・・・・・本編・・・・・・・・・・・・・・


「はぁ~・・・・・草臥れた・・・・・↓


私とY君は・・・・事務所に帰りついた・・・・


「とりあえず・・・・Y君・・・コーヒー買ってきて・・・・」


「はぁ!!?何すかそれ!!今、帰りがけに買ってくりゃ良かったっしょ!!怒る


・・・・変態君の言う事も・・・ごもっともである・・・。


「いや~・・・・そこまで・・・疲れちゃって考えつかなかったんだよね・・・。」


「僕は嫌っすよ!!」


「そう言わないでさぁ・・・俺が奢るし~・・・」


「嫌なモンは嫌っす!」


普段から・・・・社内で「YES」 「NO」だけはハッキリ言う様に・・・皆で取り決めしている事が裏目に出た・・・。


「よし!!分かった!!俺も男だ!!!」


「やっと諦めてくれたっすか顔


「ジャンケンしよう!!パーーーンチ!ピースパー


「・・・・・・・・・・」


結果・・・・


「僕はスタバのカップコーヒーがいいっすはーと・・・社長の奢りで・・・悪魔


「なんで俺が買ってこなきゃなんないうえに!!は?オメェに奢りなんだよカスパー27


「だって・・・・さっき奢るって言ってたじゃないスカ!!」


・・・・・・・・・・惨敗である。


私は・・・・何でもない事で怒りながら・・・・事務所の外に出た・・・。


「くそ・・・うんこ・・・・・変態のくせして・・・」


そんな私に・・・・晩秋の北風は冷たく吹き付け、着ていたジャケットの奥まで・・・寒さが沁み込んでいた・・・。


「しかし・・・・どうやって裏付けを取ろうか・・・」


恐らくは・・・Y君も同じ事を考えているであろう・・・。


現場は袋小路のアパート・・・・居住しているのは4世帯中3部屋・・・


どう考えてもあの部屋に違いない・・・


いつもの調査であれば・・・対象者が帰宅する時間に待ち構えていればいいだけである。


しかし・・・あの「警戒心」は異常である・・・


恐らくこちら側の動きを察知されれば・・・対象者が帰宅しなくなる可能性も捨てきれない・・・。


勿論、ご依頼者のご予算から考えれば調査員1名・5時間・単独による尾行調査なのだから・・・


「ここまでが結果です!」と言ってしまえばそれまでだろう。


しかし・・・ご依頼者の心情を考えれば・・・とてもそんな「ドライ」に仕事を終える気分にはなれなかった・・・。


「どうしよう・・・・どうしよう・・・・」


私はそんな事をぼんやり考えながら・・・・近くのコンビ二で買い物を終え、帰社した・・・。


「いや~・・・・社長!お疲れした!!!」


ニコニコ顔のHK家Y君の顔を見た瞬間!!


「・・・・・・・・・・・サーーッッ・・・


「???・・・何すか??」


「悪い・・・・おめぇの分買ってくんのを忘れた・・・ガクブル


再び・・・・私がコンビ二に駆けていった事は言うまでも無い・・・・夕陽に向かって走れ


(続く) ※明日から出張頑張ってきま~す!!



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