OTPLUS*a |作業療法士・アロマセラピストのブログ| -38ページ目
今朝のニュース。
リハビリ専門職である
作業療法士的に
読み解いてみたいと思います。
「脳出血まひ、回復の道判明」
詳しくはこちら↓↓
これだけ読んで一般の方が
理解するのはかなり
難しい内容かと思います。
まず前提として
●麻痺がなぜ回復するのかは
判明していない部分が多い。
●リハビリの効果は科学的根拠が
はっきりしていないものが多い。
えっ、そうなの?
驚きですよね。
今は脳卒中と言えば
早期からのリハビリが
常識になりましたが
その具体的手技、理論的根拠
効果については
「経験則」に基づくものが多く
いくつかある治療体系の中から
どれを選択するかは
個々のセラピストの裁量に
委ねられているのが現状です。
では、基本的な知識を整理します。
脳の血管が破れる脳出血や
脳の血管が詰まってしまう脳梗塞により
血流が途絶えてしまうと
その部位の脳細胞は壊死します。
壊死した部位によって
その部位の脳細胞が担っていた
機能が障害されてしまいます。
それが運動麻痺や失語症
などの「後遺症」です。
そして一度壊死した脳細胞は
再生されることはありません。
でも、実際には脳卒中発症後に
程度はさまざまですが
麻痺の改善は見られますし
失語症も改善します。
なぜなのか?
リハビリの効果か?
さらに、基本的知識として
私たちの脳は本来のポテンシャルの
3割程度しか使っていないという事実。
残りの7割は何物にもなり得る
無限の可能性を秘めているのです。
「脳の可塑性」と言います。
本来、運動を司る部分の脳細胞は
再生されないけれど
もともと使われていない
新たな神経回路を形成することで
再び運動ができるようになる
これが麻痺の回復の正体です。
リハビリはまさに
脳の可塑性に働きかけて
新たな神経回路を形成するための
トレーニングとも言えます。
ここまで語ってやっと
今朝のニュースにたどり着きます。
運動麻痺の回復過程で
脳のどの部分が
本来、運動を司っている部位の
代替をするのか
その部位が「赤核」であることが
判明したということ。
リハビリによって麻痺した
手や足を強制的に使わせることにより
「赤核」への神経回路が
多数できていたことから
リハビリの効果が科学的に証明
と結論づけられています。
赤核への「電気的刺激」
「ロボットスーツ」に代表される
麻痺した手足の強制的運動
「薬物治療」など
可能性は広がります。
一方、私たちセラピストが
行うリハビリは不要になる時が
そこまで来ているのでしょうか。
ロボットスーツによる強制的運動と
私たちが提供する運動療法は
何が違うのでしょう。
セラピストは何をすべきなのか
何ができるのか
大きな意識改革が
求められることになりそうです。
同じ精油でもメーカーによって
ずいぶん香りが異なりますよね。
苦手だなと思う精油も
いくつかのメーカーで試してみると
好みの香りに出会えたりします。
それこそラベンダーとか
よく使う精油はいろんなメーカーで
何本も集めてしまったり…。
だいぶ「この精油はこのメーカー」
という自分のお気に入りが
できてきました。
例えば、
真正ラベンダー。
トリートメントでもよく使うので
品質にこだわったものを。
香りに広がりや奥行きを
感じますよ。
オーガニックを。
メーカーによって
好き嫌いが分かれる精油です。
生のローズマリーに近い香りが
するので気に入っています。
ゼラニウムブルボン。
グリーンな印象は少なくて
ローズっぽい香りです。
香りを満喫できるよう
デコルテのセルフトリートメントに
使うのが定番になりました。
サイプレスとスプルースブラックは
木々の瑞々しさを感じる
すきっとした香りです。
今回のワークショップでは
お好みの香りでミツロウクリームを
作っていただくのですが
会場となっております
東京 日本橋の
デザイン事務所&アロマテラピースペース
flavourさんにて
ジャスミンアロマティーク
マテリアアロマティカ
の精油が購入できるんです!
詳しくはこちら↓↓
またとない嗅ぎくらべのチャンス
でもあります。
かく言う私も今から楽しみ
なのであります。
ワークショップについての詳細は
こちら↓↓
年明けからなかなか衝撃的でしたね。
宝島社の広告。
樹木希林さんの「オフィーリア」
画像はこちら↓↓
病院で亡くなること以外
選択の余地がなかった時代から
今は施設、在宅へと選択肢は増えています。
否応なしに「いかに最期の瞬間を迎えるか」
について考えることを迫られています。
アロマセラピーに
何ができるでしょうか。
アロマセラピストとして
どんな関わりができるでしょうか。
今でも時々思い出す
私自身の課題でもあります。
以前、作業療法士として
勤務していた高齢者施設で
アロマセラピーの導入に
関わらせて頂いていた時のことです。
こういう方にこそ
「香り」を楽しんだり
アロマトリートメントを受けて
少しでも安楽に過ごして頂けたら
いいと思うのだけれど、と
ナースから相談を受けました。
末期がんの高齢の女性でした。
歩くことはできませんが
全身状態は安定しており
意識もはっきりしています。
一日中ほぼベッド上で過ごしていました。
がんが脳へ転移していて
視覚に障害が出ていたのです。
ほぼ眼が見えない状態で
体操や創作活動などへの参加も
テレビを観ることも難しく
食事も全介助となっていました。
痛みを緩和する以外の治療はなく
時間で食事、排泄などを行う状態です。
介助量は多いものの
「人と人としての関わり」は
薄れてしまいがちになります。
このような状況下で
「どのように関わるか」
「1日をどのように過ごして頂くか」
大きな課題となっていました。
訪室すると、倦怠感が強いのか
少し辛そうにされていました。
居室内は「ユリの花」の
香りがしていました。
「娘が飾ってくれたの」
「いい香り」と
話して下さいました。
ここで香りは使えないな、と思って
手を取り、少しお話をしました。
リハビリがてら
手足を少し動かしてみると
緊張で身体を強張らせていました。
拒否していることが伝わります。
アロマセラピーについて話題を出すと
突然「そんなものでだまされないわよ」
「お金なんかないんだから」と
声を荒げて言うのです。
もともとは穏やかな性格で
上品な印象の方だったそう。
脳転移の影響で「性格変化」を
起こすことがあります。
(実際、その症状が出てきていると
診断されていました)
もちろん、誤解なのですが
このような状態になってもなお
「家族へ金銭的な迷惑をかけたくない」
という気づかいが根底にあるのかも
しれないと思い、心が痛みました。
この方がすぐに
オイルを使ったトリートメントを
受けてくれる
という気はしませんでした。
眼で確認することが難しいうえ
何をされるのかきちんと理解して
受け入れないと
トリートメントはハードルが高い
だろうと思ったからです。
何度かお話しがてら訪室しましたが
アロマセラピーに対して
拒否的なのは相変わらずでした。
居室の「ユリの香り」も。
アロマセラピーに
何ができるでしょうか?
この続きは次回に。
「最初に揃えるといい精油」
「はじめての1本」
って何の精油がいいですか?
私もよく受ける質問です。
とりあえず直感で
「好きな香りを選ぶといいよ」
というしかないのですが…
みなさんならどう答えますか。
ちなみに、私が最初に「精油」に
興味を持つきっかけとなった1本です。
ラベンダー精油「おかむらさき」。
当時、アロマセラピーについては
何の知識もなかったのですが
旅の思い出にと選んだものです。
使い方はよく分からなくても
なんとなく眺めていたり
時々ビンのフタを開けて
香りを楽しんだり…
それだけで
「あの景色に連れて行ってくれる」
そう思ったのです。
アロマセラピスト的に言うと
ラベンダーって野性味のある
草木っぽい香りを感じますが
「おかむらさき」は
甘さの強い、上品な香りがします。
でも不思議と華美な印象はありません。
「すごく濃いむらさき色」
そんなイメージです。
ラベンダーはいつでも私に
「自分らしい居場所」を
示してくれるような
安心感と信頼感がある香りです。
アロマセラピストになった今でも
やっぱり一番多く使う香りです。
いろいろなメーカーの精油を試す時も
香り比べとして
まずラベンダーを手に取ります。
誰かにおすすめする場合
効果、効能とか
ブレンドしやすいとか
いろいろ考えてしまいますが
「自分の経験を話してみること」
これもひとつの方法かもしれませんね。
みなさんにはどんな
「香りの経験」がありますか。
前回の続きです。
詳しくはこちらも併せてぜひ↓↓
「ストレッチのすすめ」
~より効果的に行うための方法論~
「ストレッチ」
ズバリ、やるからには
効果を実感したいですよね。
ちょっとした気づき
ちょっとした声かけ
ちょっとした工夫で
効果アップにつながります。
日々のセルフケアに
ホームケアの提案などに
取り入れてみてください。
①ゆっくりとした動きで
急激な動きによって反射的に筋肉が
収縮してしまいます(伸長反射)。
ゆっくりと、反動をつけずに行い
ましょう。
1・2・3…5と数えながら伸ばす
もしくは最大に伸ばした状態で
カウントするやり方があります。
秒針よりもゆっくり数えるイメージで。
②息を止めずに、ゆっくり息をはきながら
呼気時に筋肉は弛緩しやすくなります。
「息こらえ」によって急激に血圧が上昇
する場合がありますので要注意。
③強い痛みを出さない
強い痛みによって反射的に筋肉は
収縮し、かえって緊張を高めます。
強い痛みとは目安として
「 思わず息を止めてしまうほどの痛み」
と説明することが多いです。
回数を重ねるごとに痛みがなく
伸ばせる範囲を広げていくような
イメージで行うとよいでしょう。
④伸ばしている筋肉や動きに意識を向ける
痛みやつっぱり感(筋肉の緊張の度合い)
の変化を感じながら行いましょう。
前方に身体を伸ばす時は
「指先に意識を集中させて」とか
上方に伸ばす時は
「天井に手を届かせる気持ちで」
「空を見上げて雲をつかむ様に」
といった運動方向に意識を向けること
もいいでしょう。
案外、 集中力が必要です。
仕事などから一時的に別のことへ
意識を集中させること自体も
重要なことかもしれませんね。
⑤自己流になっていないかチェック
経験から言うと、ほとんどの人が
だんだん自己流に走ります。
正しくできているか定期的に確認
することを心がけてください。
⑥資料をつける
1度見聞きしただけでは忘れてしまう
ものです。再現性を高めるためには
資料(イラストや動画など)が
あるとよいでしょう。
⑦続けること
効果を実感できること、それが
継続につながります。
なるべく毎日続けるためには
ちょうどいいプログラム数・時間
という要素もあるでしょう。
次回は私も行っている
「アロマストレッチ」について
書いてみようと思っています。

