OTPLUS*a |作業療法士・アロマセラピストのブログ| -36ページ目
先日の日経新聞の記事です。
お年寄り対象 東大など調査
笑いの効用強調
そういう視点もあるんだなと
思いました。
以前から「笑い」の効果については
免疫をつかさどる
NK(ナチュラルキラー)細胞が活性化され
ガン細胞の抑制作用が
あると言われていました。
今回の記事は
興味深い視点が2つ。
1つ目は
「笑い」と「不健康感」の関係。
1週間のうちに日常生活で
声を出して笑う頻度
「ほぼ毎日」男性38% 女性49%
「ほとんどない」男性10% 女性5%
その上で、自身の健康状態についての
「自己評価」を聞いてみると
「よくない」「あまりよくない」
と答えた人の割合は
笑うことが「ほとんどない」と
答えた人の方が
「ほぼ毎日」笑う人に比べて
男性1.54倍、女性1.78倍高い
という結果だったそう。
すなわち、笑うことが少ない人は
「不健康感」が強い傾向があるということ。
不健康感というのは
実際の症状の軽重や
病気の有無とは関係なく
あくまで、自身がどう捉えているか
でしかないのですが
不健康感が強い人は
将来的に寝たきりになる割合や
死亡率が高いという研究結果もあります。
作業療法士的に少し
考えてみたいと思います。
この記事の研究では
お年寄りに限定されていますが
働き盛りや若い人にも同じことが
言えるのではないでしょうか。
これまで笑いと健康については
免疫系やホルモンとの関連で
語られることが多かったのですが
今回の結果は
ストレスや痛みなどの
捉え方や受け止め方
病気やケガへの向き合い方
健康づくり、健康維持に対する
意識の違いが「笑いの頻度」に
反映されているような気がしています。
例えば、こういう人。
痛みや病気、治療や健康づくりについて
「なんで自分だけが?」
「どうせ歳だから」
「何をやっても変わらない」
という風に考えがち。
自分の症状や病気のこと
以外の物事に興味が湧かない。
一方、こういう人。
痛みや病気、治療や健康づくりについて
「もっとひどくなる前に治療できて
よかったな」
「神様が休息をくれたのかな」
「いつまでも元気で◯◯したい」
と捉えることができる。
ストレスや痛みを他のことで
うまく紛らすことができる。
どちらが日頃から
「声を出して笑って」いそうですか?
おそらく後者ですよね。
また、不健康感には
家族間の関係性や
他者とのコミュニケーション
といった問題も背景にあるのだと
思われます。
「一緒に腹を抱えて笑える関係」
それはきっと、具合が悪いとか
辛さや苦しさを素直に吐き出せる
関係でもあるのかもしれません。
自分の状況や気持ちを
理解してくれる人がいるといないでは
辛さや苦しさとの向き合い方は
大きく変わるはずです。
「健康づくり」についても
1人よりも仲間がいることが
継続や結果を出すためには
重要な要素だといわれています。
もう1つは
「笑い」と「呼吸」の関係。
笑いとは呼吸筋の運動であり
「はっはっは」「ほっほっほ」と
声を出して笑うことは
イコール「呼吸筋のトレーニング」
でもあるという考え方です。
確かに、笑いすぎると
お腹痛くなりますよね?
それだけ腹筋群が働いている証拠。
腹筋群も呼吸筋のひとつです。
面白いことがあってもなくても
「はっはっは」「ほっほっほ」
と毎日笑うことが大切なのだそう。
ちなみに「面白味」は筋肉の運動には
関係はないとのことですよ。
記事では、笑いと運動の要素を組み合わせた
やはり、心身ともに健康であることと
呼吸は切り離せない関係のようです。
ちなみに呼吸と心身の不調の関係
についてはこのブログでも書いています。
こちらの記事もぜひ↓↓
ココロとカラダに効く呼吸筋ストレッチ
呼吸と心身の不調
どんなときも毎日
声を出して笑いましょう!
先日のワークショップ
実は裏メニューがありました。
カレンデュラオイルとミツロウの
リップクリーム作り。
作り方はいたって簡単。
両者を湯煎してから容器に流し入れ
固まるのを待つだけ。
どうしても口に入るものなので
精油は使いません。
カレンデュラとは
マリーゴールドのこと。
キンセンカともいわれる
ガーデニングでは定番の花です。
花はハーブとして食用にも。
カレンデュラの花を
オリーブ油などの植物油に漬けこみ
親油性の成分をたっぷり含んだ
「カレンデュラオイル」は
ビタミンAが豊富で
皮膚を保護、修復する
効果が高いことが知られています。
どうも顔まわりは
皮膚が敏感なようで
オイルトリートメントをすると
「皮むけ」してしまいます。
リップクリームもいろいろ試しましたが
塗ったそばからペリペリ、ガサガサ。
このリップクリームは
大丈夫でした。
唇だけでなく、粉ふき、皮むけしやすい
口の周りにもちょこっとひと塗り。
指先のささくれにも。
「万能バーム」としても
使えそうです。
冬の定番になりそうな予感。
このブログでもいくつか
アロマ活用法を紹介していますが
「肝心の精油がうまく選べない」
「家族や知り合いにすすめたいけれど
香りの好みが分からなくて選べない」
という方、おられると思います。
●アロマセラピー初心者が
最初に揃えたらいい精油を教えて!
●種類が多すぎて選べない!
●みんなはどんな香りが好きなのか
知りたい!
という方にも
参考にして頂きたいのが
AEAJ(日本アロマ環境協会)が
2014年に行った
40代を中心に10~70代の
男女1000人に聞いた
好きな精油ランキング。
(女性)
1位 ラベンダー
2位 ネロリ
3位 ベルガモット
4位 ゼラニウム
5位 オレンジスイート
(男性)
1位 ベルガモット
2位 ラベンダー
3位 オレンジスイート
4位 ジャスミン
5位 ペパーミント
男女ともだいたい似ている感じですね。
以下、フランキンセンス、ローズなどが
ランキングされています。
アロマセラピストからみても
使用回数が多く
幅広いココロとカラダの悩みに
対応してくれる万能選手
ブレンドする際も
合わせやすい精油ばかりで
納得の結果だと思います。
迷ったら上記の精油の中から
選んでみるのもひとつの方法です。
3本選べば、かなり幅広く使えます。
●それぞれを単品で
●精油2種類のブレンド
●精油3種類のブレンド
●同じブレンドでも精油の割合を変える
(香りの印象が大きく変わります)
そのさいに、まずはとことん
「いいな、好きだなこの香り」
というところに
こだわって選んでみることを
おすすめします。
アロマセラピーは
「嗅覚」いうヒトにとって
最も本能的な部分にはたらきかける
ところに深い意味があります。
本能というのはいたってシンプルに
「快・不快」
「好き・嫌い」の感情です。
いくら「○○作用がある」からと言っても
その精油が嫌いな香りなのに
効果がありそうだからと
我慢したり無理に使うことは
そもそも本末転倒なのです。
いくら「鎮静効果が高い」
と言われても
苦手な香りに包まれて
リラックスなんてできませんよね?
また、香りの好みはかなり変動します。
女性ならば、ひと月の中でも
好き、嫌いが大きく変わります。
「いつもは大好きな香りが
今日はどうしても受けつけない」
なんてこともありますよ。
「今日好きだなと感じる香りは
今の自分のココロとカラダが
求めている香り」です。
「本能」に従って選んでみてください。
精油の効果、効能はそれから
少しずつ知識として加えていっても
決して遅くはありません。
更に、実践的な選び方としては
これは!という1本を決めてから
それとは系統の異なる香りを
選ぶという方法があります。
具体的には、
1本目の精油が花の香りならば
次は柑橘系や樹木系の精油を選ぶ
というように選んでいきます。
あと、精油を選ぶ際に
よく聞かれるのは
「お年寄りが使いやすい精油は?」
でしょうか。
「どこで買えばいいの?」
こちらも意外に多かったりします。
これらについてはまた次回
書いてみようと思います。
お気に入りの精油に出逢えますように。
精油の選び方について書いています。
こちらも併せてぜひ↓↓
精油を選ぶ際のヒントとなる本たち
私のお気に入りの1本
精油メーカーの嗅ぎくらべ
ターミナル期の方への
アロマセラピーの導入について
書いてきました。
実際に私自身が経験したケース
について書いています。
詳しくはこちら↓↓
緩和ケアとアロマセラピー 1
緩和ケアとアロマセラピー 2
うまく導入できたとは言えない
短い関わりでしたが
そこから考えられることが
たくさんあると思うのです。
何かしてあげたいという思い
アロマセラピーは例えば
治療や看護、介護のように
「どうしても欠かせないもの」
ではないと思っています。
では「必要ない」ものでしょうか。
精油の作用やタッチケアで
痛みが緩和されたり
不安が和らいだり
深い眠りにつくことできたり
それはアロマセラピーの
素晴らしい効能ですが
薬やカウンセリング
リハビリテーションにだって
できること。
アロマセラピーがあるから
不安や恐怖心、痛みや苦しみ
これらに向きあう
「気持ちの持ちよう」が変わるとか
アロマセラピーを使って
「何かしてあげられる」ことがあれば
ご家族の気持ちが少し、楽になるなど
これらはアロマセラピーをはじめ
代替医療にしかできないもの
だろうと思うのです。
特に、ターミナル期の方は
痛みを緩和する以外の
治療をすることが減っていき
看護や介護の量は増えますが
人と人としての関わりは
少なくなりがちです。
看護や介護などスタッフも
「もっと何かできるのではないか」と
常に自問自答し続けます。
ご家族ならば、更にその思いを
強くされているはずです。
裏を返せば
「何もしてあげられない」
という無力感と言った方が
正しいのかもしれません。
闘っているのは
ご本人とスタッフだけで
「家族はかやの外」という
思いを抱いておられることも。
そんな時、ご家族に対して
あるいはスタッフ自身にとっても
「こういう関わり方もできるんだ」
と言えるものを持っている、ということ。
これこそアロマセラピーに
求められているものではないでしょうか。
結果的に看護や介護
リハビリテーションに
プラスαの相乗効果を生み
ご本人だけでなく
関わる人たちも救うことが
できるかもしれない、ことなのです。
私自身も作業療法士として
病気やケガや障害に
関わる仕事をしていますが
アロマセラピーと出逢って
ひとの「見かた」とか
ひととの関わりかたを
もう1つ、身につけたように
感じられます。
プラスαの相乗効果をもたらす
とても心強いものです。
ここのところ、本当に寒いですね。
指先が冷たくなっていたりします。
冬のアロマ活用術
今回は「手浴」についてです。
●身体の冷え
●肩こりがひどい
●頭痛がする
●だるさが抜けない
などの症状があったり
●仕事の合間に気分転換
●気持ちを落ち着けたい
●深い眠りにつきたい
●不穏状態のお年寄り
などなど
手浴が活躍する場面は多いと思います。
そもそも、手浴や足浴などの
温浴法というのは
「物理療法」の中に含まれる
立派な治療法のひとつ。
病院でも日常的に使われています。
渦流浴(バブルバス)で
行うことが多いです。
ちなみに、物理療法には
電気とか超音波、牽引などが含まれます。
いかにも「治療っぽい」ですよね。
温浴法はこれらと同格のポジションです。
その効果のほどは
血流を促進
鎮痛
むくみの軽減
筋肉の緊張を緩和
関節の動きをスムーズにする
などなど。
局所的な作用だけでなく
精神的な鎮静
新陳代謝を促進
といった全身への効果があると
考えられています。
自分で行う時は
特別な道具や場所は一切不要。
強いて言えば、洗面器のみです。
やらない手はないですよね。
なにせ手を浸すだけなのに
上半身~全身に
働きかけてくれるのですから。
更に、精油をプラスすれば
香りの作用との
相乗効果が期待できます。
自宅のみならず職場や旅行先でも
よくやります。
洗面所の洗面ボウルに
手首まで浸るくらいまで
直接湯を張ります。
洗面器だったら居室でもできますね。
そこへ精油を1滴。
ちょっと熱いかな、くらいが適温。
精油とお湯がなじむよう
お湯を軽くかき混ぜたら
深呼吸しながら1~2分つかります。
オレンジスイート
スイートマジョラム
ラベンダー
ゼラニウム
ティートリー
などをよく使っています。
簡単な方法ながら
身体全体が温まって
とにかく、ほっとしますよ。
冬のアロマ活用法 1 ~ながら足浴~
こちらもぜひ。↓↓

