雨が多い10月でしたね。
記録的な寒さにみまわれた日もありました。
これからの季節やはり心配なのが
【インフルエンザ】
多くの医療機関では11月から
予防接種が開始になります。
今年は9月に学級閉鎖になったとか
ワクチンの供給量が例年になく少ないとか
既にいろいろな情報が出されています。
皆さんはどうされていますか。
医療機関を受診するのも面倒だし
副反応が出るのか心配だし…
迷った挙句、受けないまま
という方も多いのではないでしょうか。
確かに賛否両論がありますし
人によって副反応があるのも事実。
私は毎年接種して「いました」。
急性期病院に勤務していた頃は
不特定多数の外来患者さんに
接する機会が多かったですし
最近はたくさんのお年寄りに
関わっているからです。
そう、私自身が感染源となってしまう
リスクをできるだけ減らすため。
臨床に出るようになって
2年目くらいだったでしょうか
インフルエンザに罹りました。
発症したのは休日だったのですが
その前日は普通に仕事をして
脳外科のICUやリカバリールームの
患者さんのリハビリもしていました。
もしも全身状態の安定しない
術後の患者さんに感染したら…
いま考えても恐ろしいことだと思います。
とても極端な例を挙げましたが
自分が罹患しないことだけでなく
『自分が感染源とならないために』
という発想は必要だと思います。
赤ちゃんや受験生、お年寄りなどが
身近におられる方は特にです。
さて本題はここからです。
【副反応】
なかなか難しい問題ですよね。
●注射した部位の発赤
●全身の倦怠感
●関節痛
●頭痛
●発熱
などが頻度が高い症状かと思います。
確かに例年、接種後2日くらいは
全身のだるさや腕の痛みなどがあるので
休前日に接種するなど工夫をしていました。
先ほど、毎年接種して「いました」と
書きましたが、その理由は
こんなことがあったからです。
昨年は接種した翌日から
全身の倦怠感と悪寒にはじまり
38度台の熱が出ました。
関節痛も腕の腫れも強烈なものでした。
更にまずいことに「激しい咳」が。
ほぼ治りかけていた【咳喘息】の症状です。
結局この咳が治るのに1ヶ月ほど
かかってしまったのです。
問診票には確かに書いてあります。
接種にあたっての要注意事項。
「気管支喘息の人」
「卵アレルギーの人」
「症状が重篤化する恐れがあります」
インフルエンザの予防接種は
「当日熱がなければ大丈夫」
そんなふうに思っていませんか?
そもそも「受ける」前提で受診しますから
問診票もあまり読み込まずに
同意していまいがちです。
要注意なのは気管支喘息を含む
アレルギー性の症状、疾患です。
『私、気管支喘息じゃないので』
という方でも同じように注意が必要ですよ。
●秋の花粉症(ブタクサなど)
●朝晩の気温差が大きい今の時期に
特に出やすい寒暖差アレルギー
●風邪の後に咳だけが続いている
というような場合には、日を改めて
症状が収まってから接種した方が安心です。
あとは「なんとなく体調が良くない」と
少しでも感じたら、その日は
やめておくことが賢明です。
特にアレルギーのような免疫反応は
精神面も大きく影響するからです。
かくいう私も昨年は「気が進まないなぁ」と
思いながら接種したのでした…。
言わずもがなですが
問診票はよく読みましょう!
疑問に思うことがあったら医師へ相談を。

