虫歯とインド人 | 野口整体と体癖の研究『音和塾』のブログ

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以前、知り合いのインド人が生まれてから一度も虫歯になったことが無いと言っていた。

 

曰く「食事の後に毎回、口をゆすいでいたから」とのこと。

 

実際の現実と本人の脳内のストーリーは大抵食い違うものですが、どうでしょうか?

 

その方は私の観る限り、前後型。5種の方でした。

5種は呼吸器と肝臓に特徴があります。

 

肝臓と歯は関係が深いのですが、肝臓が頑丈なだけで、虫歯にならないとも思えません。

 

日本人の成人男性で産まれてから一度も虫歯になったことが無い人は稀でしょう。

 

考えられる要素は二つで、食事の内容と、口内や体内の細菌叢。

 

もしかしたら、スパイスは歯に良いかもしれない。

辛いと唾液が出るし、肝臓にも作用するしで。

その人は南インドの方だったけど、その地の特定のスパイスが歯に良いのかも。

 

もう一つは口内や腸内の細菌叢。

常在菌が作用しているのかもしれないですね。

 

日本人の過剰な衛生観念は私は健康にマイナスに作用していると思っています。

消毒し過ぎ、抗菌し過ぎ、洗い過ぎ。

 

さらにもう一つは、インドの歯磨き粉の成分が良いのではないでしょうか。

日本のものより粗末な印象ですが、多分非常にシンプルな成分の歯磨き粉なのでしょう。

歯磨き粉は余分なものが入ってない方が良いと思います。

 

とにかく、ここで私が言いたいのは、健康になりたかったら、常識を一度捨てましょうということ。

 

そして、よく人の話を聞くこと。

意外な人の意外な部分が異様に健康だったりします。

 

その人の生活習慣を根掘り葉掘り聞くべきです。

そして、動作観察をして、背骨を調べて、思考の枠組みを探るのです。

 

因みに、そのインド人の方はプログラマーでかつ運転免許証を持っていない人でした。

今から考えると何だか変わった人だったな。

 

自分の接してきた範囲ですが、日本に来て日本語がペラペラに喋れる位のインド人はなんだか凄く日本的で謙虚な人が多い印象です。

中身が日本人みたいだった。

 

 

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