胃腸炎 | 野口整体と体癖の研究『音和塾』のブログ

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少し前に家族全員が胃腸炎になったのですが、一週間くらいで経過しました。

 

最初は「春の下痢かな」と思っていたのですが、どうもそれだけではないようで。

 

因みに、「春の下痢」というのは、頸を弛めて、神経を弛めるためにする春の下痢です。

 

冬の間は神経が張り詰めていて、思考するのに適した季節だとされています。

 

春は感覚するのに適した季節ですので、神経疲労を癒す時なんですね。

 

ですのでこの時期は、呼吸と眠りを深くする操法をすることが多いです。

 

「春眠暁を覚えず」なんて言いますけど、この時期は眠たくなるのが普通なんです。

 

西洋医学では、そういった季節の要因もなにもなく考慮に入れず、すべてひっくるめて胃腸炎と太鼓判を押して、薬を出してお終いです。

 

それはともかく、我々の場合は、春の下痢、というだけでなく、普段からの食べ過ぎが原因で強制的に飲食がシャットダウンされた感もありました。

 

指導者としては恥ずかしいのですが、それでも身体が勝手に反応して、飲食を止めたのだから、「君たち優秀だねえ」と胃腸を褒めたたえました。

 

病は自動的な身体の調整という側面もあるので、一概に悪いものとは言えないのです。

 

自分の身体を静かに観察するべきです。

 

 

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