「京都の市電 昭和を歩く」「京都市電が走った街 今昔」の著者、福田静二さんの協力を頂き、四季折々の京都の街と市電の風景の「京都市電ロマン カレンダー」をお届けします。
「九条近鉄前」電停の市電と高架を行く近鉄京都線
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近鉄京都線は九条通の北側に「東寺駅」があり、市電の電停名は「九条近鉄前」だった。
「東寺駅」は1928(昭和3)年に奈良電気鉄道の駅として開業し、1939(昭和14)年に全通した市電九条線に「九条奈良電前」電停が誕生した。
「奈良電」として親しまれていた奈良電気鉄道は1963(昭和38)年に会社合併により近畿日本鉄道京都線の駅となり、電停名も「九条近鉄前」となった。
東寺(教王護国寺)~東寺駅は450m
東寺(教王護国寺)と羅城門 訪問記事↓
高架に近鉄電車が写っているストリートビュー
九条線は1978(昭和58)年の京都市電全線廃止まで残った外周線の南側路線として運転された。
京都市電全線廃止 1978(昭和58)年9月30日
京都市電 停留場間距離と廃止時期
*** 福田静二さんの著書 ***