京都市電ロマン 2 | レールは、こころをつなぐ道。

京都市電は40年前の1978(昭和53)年全線廃止まで、1895(明治28)年に開業した京都電気鉄道から通算83年間庶民の足として親しまれていました。  京都市電ギャラリー ⇒ こちら

 

窪田和弘さんの作品紹介 その2

 

紹介する作品は市電が走っていた当時の風景ではなく、昔市電が走っていた場所のイラスト制作時の風景に市電を描き入れています。

 

京橋を渡る中書島行市電


1895(明治28)年 京都電気鉄道開業時の起点で 電気鉄道発祥の地の碑がある下油掛 から南に寺田屋近くに京橋はあり、京都電気鉄道開業時の電車の前後にはヘッドライトはなく大きな行先板がぶら下げられ「けうば志(=し)ゆき(=京橋行き) DOWN TO KYOBASHI」「七條停車場ゆき UP TO SHICHIJO STA.」と掲げられていた。

 

 

京橋は記事で龍馬とお龍が見つめている

 

 

大手筋は伏見一の商店街で市電は西端を通っていて、約500m東には京阪伏見桃山駅、近鉄桃山御陵駅があり、更に東にはJR桃山駅がある

 



伏見線の聚楽橋付近と丹波橋~棒鼻間は専用軌道となっていた



丹波橋 京阪と近鉄の丹波橋駅は東へ約700m




つづく

 

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