京都市電ロマン 1 | レールは、こころをつなぐ道。

とあるご縁で知り合った窪田和弘さんから、2011年に「イラストによる想い出の京都市電展」に展示されたイラストなど多数の作品を預かりましたので順次紹介して行きます。 

 (画像は当時のポスター)

 

京都市電は、1895(明治28)年に開業した日本最初の電気鉄道「京都電気鉄道」 に遅れること17年、1912(明治45)年に市営電車として開業し、1918(大正 7)年に京都電気鉄道を買収して事業拡大し、今から40年前の1978(昭和53)年全線廃止まで通算83年間庶民の足として親しまれていました。  京都市電ギャラリー ⇒ こちら


 

窪田さんのイラストは市電が走っていた当時の風景ではなく、昔市電が走っていた場所のイラスト制作時の風景に市電を描き入れています。

 

それでは京都電気鉄道が営業していた伏見線沿線から出発進行!

 

伏見線は京都電気鉄道開業から19年後の1914(大正4)年に発祥の地の碑がある下油掛(京橋) から中書島まで延伸された

中書島駅は京阪電車の駅舎横まで乗り入れて折り返していた

 

現在のストリートビュー 線路跡は駐輪場への通路となっている

 

中書島駅前には説明看板が設置されている

 

つづく

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