利尿剤の力価換算(内服⇄点滴) | 消化器内科ゴロ寝お勉強日記

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病棟スタッフの皆さんに、日常業務の役に立つ情報を提供しようと思います。ゴロ寝しながらでもサクサク読めて、必要な知識だけ頭に入るような内容にしようと思いますので、是非暇なときに一読して下さいね!

もうかなり長いこと更新してなくてすいません。
やっぱり長いのを気合い入れて書いてしまうから続かないんだな、と思い、今回からはピンポイントの知識のみサクッと載せるというスタイルにしていこうかと思います。その代わりがんばって更新頻度上げたいです😢

さて今回は利尿剤の力価換算。
普段消化器で1番よく使うラシックスとアルダクトンAについてです。

ラシックス20mg内服と同等の効果を期待するなら、点滴で使用するときはラシックス10mg点滴となります。

またアルダクトンA50mgと同等の効果を期待するなら点滴ではソルダクトン(うちの病院ではカンレノ酸ですね)200mg点滴となります。

ラシックス20mg内服=ラシックス10mg点滴
アルダクトンA50mg内服=カンレノ酸200mg点滴

基本的なことですが、覚えていない人も結構いるようですね。是非覚えて下さい。

内服と点滴で変わるときに、
「力価おんなじかな?」ってチェックする習慣をつけましょう。