黄疸の初発症状 | 消化器内科ゴロ寝お勉強日記

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病棟スタッフの皆さんに、日常業務の役に立つ情報を提供しようと思います。ゴロ寝しながらでもサクサク読めて、必要な知識だけ頭に入るような内容にしようと思いますので、是非暇なときに一読して下さいね!

またまた間がかなり空いてしまいました。スイマセン😓

これまでのブログ、なるべく簡潔に書いているつもりだったのですが、とある方から「それでも長いよ〜」とご指摘をいただきました。

今後はもっとサクッとお勉強していただけるようにがんばってみますね😉


さて、

短く書こうと考えていて、パッと思いついた豆知識を今日は書こうと思います。

みなさんは黄疸の初発症状は何かと聞かれてわかりますか?

「てゆうか黄疸ってカラダが黄色くなることだから、初発症状も何もそれ以外の症状なんてないんじゃない🤔?」と思った方は是非今日の知識を覚えておいて下さい!

ズバリ、、

黄疸の初発症状は、褐色尿です

カラダとか眼球結膜とかが黄色く見えるのは総ビリルビン(T-bil)が3になってからであるのに対して、褐色尿はT-bilが2になった時点で出現します。

病棟で黄疸がある患者さんを受け持ったときは、是非おしっこが茶色くなったのにいつから気付きましたか?と、聞いてみて下さい☝🏻


肝炎にせよ閉塞性黄疸にせよ、褐色尿がいつからあったかを知ることで、黄疸がいつ頃からあったのかを推定することができますよ😉


黄疸と聞いたか褐色尿の時期をチェック!
習慣にしてみて下さい。