オトナのための数学キソ39 「掛け算順序」で能力が向上? できていない「演算順序」 | 母親ひとり親の医療の学校の受験・修学手助けします

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「掛け算順序」問題については何度も取り上げてきましたので繰り返しません。
どの立場をとっても誰かから攻撃されるのでうんざりします。
 
わたしは賛成するところもあり
反対するところもある
ただし
無知のために子どもたちに変な強制をする教員がいることに呆れているだけです。
 
わたしの教員時代あまり入試成績のいい学校に勤めた経験がないので
数学で点数が取れても
数学ができる子にあったことはほとんどないのですが。
 
気づいたのは彼らが数学を解くときに
式の計算をする順序(演算順序)がよく分かっていないことです。
例えば分配法則(和・積や積・累乗)の演算順序がぐだぐだです。
整式の割り算なんかすぐに混乱してしまいます。
 
基本すぎて普通はあまり目立ちせんが
わたしはトレーニングの始めに基本ができているか確認しますのではっきり分かってしまいます。
 
この子たちはすでに「掛け順」や「くもわ」の世代だったので
結局、「掛け順」を身につけることは数学の能力向上につながらなかったということでしょうか?
 
算数をそれだけで完結したものとすれば
算数の問題が解けていれば
別にそれはそれでかまわないのでしょうが。
 
もともと算数も解けていなかったのであれば言うまでもありません。
算数もできなかった子たちが数学で不都合があっても教員の責任ではないのでしょうから。
 
でも
計算するときにどちらが大事かは考えるまでもありません。
義務教育であっても数学は必修なので
「演算順序」に「掛け順」の理解がかかわりないとすれば
なんとも効率が悪いことですね。