不得意なオトナのための英語キソ4 伝わる発音とは 日本人が学ぶ必要がある英語とは | 母親ひとり親の医療の学校の受験・修学手助けします

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ここで話がしたいのは

専門にEnglishを学ぶことができない人が何を目標に学べばいいのかということです。

(わたしはたいてい、英語は「学校英語」、実用で使われているものをEnglishと呼びます)

 

学校の教師や専門家は勝手に暴走するものです。

自分の教科・専門以外を考えずに、分からずに

自分の専門のレベルだけをどうのこうの言う人が多いのです。

 

現在、学校英語ではレベルの高い4技能(読む・書く・話す・聞く)を目標にすることになっています。

でも

考えてみてください。

すべての人が高いレベルの英語を学ぶなんて正気の沙汰ではありません。

個人個人の能力がどうかという前に

必要以上の高いレベルを学ぶ前に

その子その子がやらなければならないことがあります。

世の中すべてが英語の専門家になるわけでもないのです。

数学、化学、スポーツ、職業訓練・・・ いろいろあります。

 

すべての人がレベルの高い英語を身につけることができるわけでなないし

身につける必要はありません。

 

でも、できるならやっぱりできたほうがいいものです。

確かに今の時代必要なだけはできた方がいいでしょう。

大事なのはそのために労力・資源・能力をどう活かすかということです。

 

労力と資源の使い方を大学の入学試験を例に考えてみましょう。

 

100点満点の試験で

20点から50点までに点数を上げる労力と

50点を70点までに上げる労力

70点から80点までの労力

(80点以上を取るためには才能が必要です)

はほぼ等しいのです。

 

つまり

ほぼ完全である80点まで能力を上げるためには

普通(50点)のレベルまで上げるための3倍の労力がかかります。

 

ですから

このことを頭に入れて考えると

学ぶ必要を感じていても十分な時間がない・努力ができない人は

目標の設定の工夫、労力・資源の配分で

目的に必要なレベルを手に入れることができます。

英語で80点を目指すよりも

もっと、点数が取れていない教科に力を入れればいいのです。

(ただし、点数が取れていないのですから、これにはコーチ・トレーナーの力を借りる必要があるでしょう)

 

最初の話題に戻りましょう。

外国語を学ぶとことは単純に言い切ってしまえば

習慣を身につけることです。

 

だから

「努力×才能×経験」になります。

外国語学習はどこにいても「努力×才能」は使えますが

経験はその言葉を使っている所で積むしかありません。

(特に「正しい」言葉を目指すとすればなおさらです)

 

じゃ、日本で普通に学ぶとすればどうすればいいのか。

わたしの元同僚の英語教師に

高校生の時米国のハイスクールで学び

日本で大学を卒業した人がいます。

 

わたしは彼のEnglishの発音に感心していました。

ものすごくきれいでペラペラなのかって

いや、全く逆なのです。

 

発音もあまり外国語らしくなく

どちらかと言えば日本語の発音なのです。

しかし

リズム・イントネーションがEnglishなのです。

 

そして

非常に聞き取りやすいのです。

 

きっと

Native speakerが聞いてもよく分かると思います。

実際、以前それで生活していたわけです。

わたしはこのあたりに外国語を学ぶときの核心があると考えます。

 

これは外国語を身につけるのには

特に第二言語であれば

完全なコピーを目指さなくても

伝えるために必要なポイントを目指せばよいということです。

 

学び方の研究をする人

学ぶための道筋をつける者の能力とは

よりレベルの高い訓練方法を目指すとともに

その余裕がない者のために

不完全であっても通用するために最も大事な部分を見つけ出すことです。

 

多くの人は専門家になるために学ぶわけではありませんから

基礎になる部分こそきちんと訓練するのです。

 

わたしは英語教育が専門でもないし

はっきり言えば外国語は不得意です。

 

それでも

初心者、できない人が必要な目標をクリアするための手助けはできます。

たしかな基礎になるもの

合理的で有効なトレーニング方法は

専門家であるよりも非専門家の方が見えることもあるのです。