学校改革よりも子どもの生活の場を広げよう 学校が自分で変わることはむずかしい | 母親ひとり親の医療の学校の受験・修学手助けします

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今、学校で起こっていること・・・ 子どもにとってよくないことでも、いくら学校を変えようとしても解決しません。

今、問題になっている校則も学校に理由があるよりも「世間の目」が圧力となっていることが多いのです。

校則を変えるのは学校ではなく社会です 風評被害が強要する校則

 

学校の中で学校を変えようという議論自体に無理があるのです。

学校も一つの社会です。簡単に学校が変るくらいなら、きっと同じように世の中も簡単にみんなが住みよくなっているはずです。

 

現実としての学校は変えようとしても重すぎるのです。

学校というしくみは内側からは変えることは大変むずかしい

というよりも一つの学校は変っても、現実にすべての学校を変えることは無理なのです。

 

本当の問題点は学校が自分で変ることができるかどうかではなく

子どもの生活で学校の割合が大きすぎることです。

子どもの生活の場のほとんどが学校の中になっていることが問題なのです。

そこに困ったことを生み出す根があります。

世の中でいろいろな問題があってもまだ救いがあるのは、世の中では何でもありが当たり前だからです。

 

学校の問題を解決するための手っ取り早い方法は子どもの生活の中での学校の割合を少なくすることです。

今の学校を無理に変える必要もありません。

今の学校のよい働きはこのままやってもらえばいいのです。

 

学校というわくの外にたくさんの(クラブチーム、文化サークル、理科サークル・・・)子どもの居場所を作り

いい大人もいいかげんな大人もいろいろな大人がいることを受け入れるのが子どもの大事な経験になるのです。このような事業のためには工夫すればいま遊んでいる人・モノを使えば最低の費用で可能です。(私の事業もそれを手助けするためにやっています)

 

もともと学校だけに任せるには教育は重大すぎることなのです。

親だけでは難しくても社会が受け止めればいろいろなことができるようになります。

 

学校が占める割合を少なくすると授業時間が減ってしまうのではないか?

それは意味のない競争と行事を減らせば対応できます。

現実に多くの人たちがほめているフィンランドの普通教育のカリキュラム内容は日本よりもずっと少ないのですから。

そもそも教育内容を時間で計ろうということに無理があります。

国が違えば同じ時間が流れているわけではないのです。

 

これまで日本の学校はブラックホールのように学校の外のもの(課外活動・進路指導・生活指導・・・)を飲み込んで膨れ上がってきました

その反面肝心の生徒の学びに向き合うことをやめています。

たいていの国には補習塾というものがありません

当然、子どもの学習のレベルを守るのは学校・教師の仕事だからです。

(特別な国・・・日本の影響を受けた国にはあります)

 

子どもの生活の場が広がれば学校の中にも世の中の考え方が入ってきます。

よいこととよくないことを見分けるもの大きな学びではないでしょうか。