医療の分野をめざすみなさんに その2 仕事の内容 | 母親ひとり親の医療の学校の受験・修学手助けします

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数年前に仕事の必要で書いた文です。最新とは言えませんが医療受験全体の理解にちょうどよいので公開します。

 

このように、医療の専門職につくには資格が要ります。資格がなければ仕事はできません。医療を目指す皆さんにとってはまずは進学。学校の入学試験が第一関門になりますが、有資格が絶対条件になるこの分野での進路では国家試験こそが最大の関門といえます。

 

医療の進学について

 医療についてはさまざまな資格がありますが、医療の主要な資格としては(医師)、(歯科医師)、(看護師)、(保健師)、(助産師)、(理学療法士)(作業療法士)(臨床工学技士)(救急救命士)(はり師)(柔道整復師)などがあります。これらの資格を取るためにはそれぞれ「四年制大学」「短期大学」「専門学校」などの卒業が必要となります。

 特に(看護師)、(保健師)、(助産師)、(理学療法士)(作業療法士)(臨床工学技士)(救急救命士)(はり師)の分野では「四年制大学」「短期大学」「専門学校」のいずれでも資格が取れるようになっており学校選択でどうすればいいのか困る人もいます。学校選択は次の点を参考に考えることができます。

 

 ①修業年限(何年で卒業できるか。)

 ②学費(医療・介護の分野ではお得な奨学金がある職種もあるので、それも条件に入る。)

 ③学歴を重視するか。

 ④通学の便(資格によっては四年制大学の数が少ない)

 ⑤就職先・関連施設がどうなっているか。

 

看護の仕事と進学について

◎看護の仕事

 看護の仕事というと病院での勤務や訪問看護などが頭に浮かぶと思いますが、実際にはそれだけではなく介護施設の職員から保育園の職員までと非常に幅広い現場で働いています。看護師の勤務の実際から考えると看護職(看護師の資格でできる仕事)として考えた方が実態を表しています。今回は看護師免許が基本資格になっている仕事について考えてみましょう。

 

●「保健師」「助産師」・・・看護協会では「保健師」「助産師」を含めて看護師の仕事として扱っています。「保健師」「助産師」は看護師の資格を持ったものが、受験資格を認定する学校に通い国家試験を経て資格を得るものです。

 

●専門看護師・認定看護師

医療の高度化・複雑化に加え、看護サービスに関するニーズの多様化、家庭や地域への職域の拡大などにともない、看護師の専門性向上を図るために設けられました。

専門看護士は『複雑で解決困難な看護問題を持つ個人・家庭や集団に対して、水準の高い看護ケアを効率よく提供するために特定の専門看護分野(がん看護、老人看護などの8分野)の知識・技術を深めた看護師』のことです。

 認定看護師とは『ある特定の認定看護分野(救急看護、ホズピスケア、認知症高齢者看護など17分野)において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる看護師』のことです。

 尚、専門看護師は大学院に、認定看護師は日本看護協会や看護大学、看護系学部をもつ医科大、県立大学に教育課程が設置されています。

 

●養護教諭

 「保健室の先生」です。生徒たちのケガや病気への対応、健康管理、健康指導、校内の衛生管理などを担当しますが、最近では、その職務内容も広がり、保健にかかわる授業も行うようになりました。養護教諭になるには、免許状(1種・2種)の取得が必要です。

 

では、具体的に看護師になる方法を確認してみましょう。

◎看護師になる方法

 具体的には別表をみてください。みなさんの場合は「四年制大学」、「短期大学」、「専門学校」のいずれかを選ぶことになると思います。どの場合でも共通するのは入学試験を受けないといけないことです。

その3に続く