退院出来ました～
赤ちゃんの心音も元気で
私のお腹の張りも起きず。無事にお家(実家)へ辿り着けました
お家についた途端…。
どっと疲れが…
自分の病気や赤ちゃんの事、入院中は心配する事がいっぱいで、気が張っていたみたいです。
赤ちゃんもまた違う環境にびっくりしたのか、意外と静かで
ようやく調子を取り戻し、元気に動き始めました
病院ではシャワーしかダメだったので、久しぶりのお風呂に感動
一気に疲れが取れた～
今日からお家でのんびりと残りの妊娠生活を送ろうと思います
題名の『もうひとつのミラクル☆』ですが。
昨日の夕方、自分の体(病状)の事を専門外の産科では詳しく教えてもらえないので
膠原病内科の担当医にどうしてもお会いしたくて、調整してもらい会って病状を聞いてきました
心膜炎という致命的な悪化をした私の体
膠原病の抗体だって、まだ活動的なはずだし
経過は今後の私の闘病生活にも必要な情報なので…。聞かないと安心できなくて
担当医に会うと、入院着を着て、念の為車椅子でやってきた私を見て、『何で入院してるの(・・?』な顔。
驚いたのが…
私の入院＆病状悪化を、病棟医から知らされていないではないですか
すかさず私の詳細説明と、カルテと、パソコンでの血液データやレントゲン、エコーの結果を見て。
担当医、驚愕
一応、私を診てくれた内科病棟医がカルテに記録してくれてたみたいで。結果を見ながら。
「この結果はゆっこさんの言う通り、心膜炎になってましたね…お辛かったでしょう
」ってほら～やっぱそうじゃん
眠れないくらい肺が痛かったし、４０度近い熱は膠原病しかないし、ハンパない呼吸困難だったし
担当医に伝わってなかった事、私はショックでした…
なぜ、みんなわからなかったのか聞いたら。
ここからは専門的なお話しになりますが
膠原病のＳＬＥ(全身エリテマトーデス)による血液データと感染症は良く似ていて判断を付けにくい事と。
心膜炎は、一般的になかなかならない事だから、背中の痛みも感染症の筋肉痛や、気管支炎とかと間違われたり様子見される事が多いんだそう
血液検査結果コピーを産科ではもらえなかったので。内科でもらったら。
バッチリと膠原病の悪化数値でした
間違いなく膠原病なんだけど、何でスルーされたのか…先生いわく。
感染症と間違われたか、私が劇的に回復を始めたから、経過見じゃ判断出来なかったってお話で…。
専門医や私の病状を知ってる人にしか、わからない事で仕方ない…みたいなオチ
通常、心膜炎を起こすと“ステロイド”という強い薬でないと治らず、鎮痛剤で治るのは稀なんだそうで。
稀な鎮痛剤での回復が過去５回、しかも今回は驚異的スピードで回復したというのは、とても不思議な事だと内科に感心されました。
そして陣痛並みで入院した朝の血液検査では、全部正常値だったのに。
夕方に熱が出始めた時に、もう一度血液検査をしたのですが。
経過を見ると、一気に炎症値が上がり悪化し始めているんです
担当医が。
「赤ちゃんが悪化する前に教えてくれたかのような結果だね
」って。私もそれは感じていました
そして、驚異的なスピードで回復したのは
『私の子を守りたい気持ちと、子供の生きようとする気持ちが治癒力を高めてくれたのかもね
』って。そうなのかな
一生懸命だった事は確かだけど…。良く耐えましたって誉められた(？)
妊娠前から『いざとなったら、ステロイド治療したり連携取りましょう
』と言っていただけに、この結果に先生は申し訳なさそうでしたが…
私の病気も
ミラクルで終わったので良しとしました担当医から今の状態を聞く事が出来て、もう大丈夫と言われ。
安心して出産へ迎えられます
最近悪化したばかりだから、産後悪化の確率も高い
と言われたけど。今は早産の事だけ考えて…産後は産後で
ミラクルを信じていきたいと思います
あ～
長かった２週間でした
明日からは。
心配なく生きて過ごせそうです
お家でも、順調に過ごせますよーに