『麦酒の家の冒険』 西澤保彦
『彼女が死んだ夜』 に引き続きタック&タカチ&ボアン&ウサコシリーズ
(これ以降もずっと4人?)ですが、正直、イマイチ楽しめませんでした。
ドライブの途中、様々な事情で疲れ果てて迷い込んだ別荘には、
シングルベッドと冷蔵庫以外何も無かった。
冷蔵庫の中には、大量のエビスビールと凍ったビールジョッキ。
一体、誰がどうして?
という謎を、主人公達がああでもないこうでもないと推理しながら
真相らしきものへ近付いていくストーリー。
この話に対する感想は一言です。
くどい。
推論の反復にしても、タカチの意外な一面に対するタックの観察
にしても、会話の内容にしても、とにかくくどい。
丁寧で誠実なのだろうとは思うのですが、私にはしつこすぎました。
時系列としてはシリーズ2作目のようですが、むしろ何作か先に
読んで、このキャラクター達に思い入れが出来てからの方が
楽しめるかもしれません。
『彼女が死んだ夜』 西澤保彦
事の起こりの部分が納得出来なかったが為に、
最後までもやもやした気分で読んでしまった小説です。
非常識に厳格な家庭に育った浜口美緒が、両親の留守の隙をつき
飲み会に行って家に帰ると、そこに見ず知らずの女性の死体が
転がっていた。やっとのことで両親を説得して手に入れたアメリカ
旅行を明日に控えた彼女は死体を隠匿すべく、自分に思いを寄せる
岩田雅文を呼び出して…
というのが物語の発端。
作者は言を尽くして、いかに美緒が異常な家庭環境で育ったか等を
説明してくれますが、どんな理由があっても見ず知らずの死体を
遺棄するか?そしてどんなに好きな女の子の頼みだったとしても、
「これを始末してくれたら一晩一緒にすごしてあ・げ・る」なんて
みえすいた条件で見ず知らずの死体を遺棄するか?
更にその後呼び出された連中が、どんなに修羅場になったから
といって「じゃあ俺たちは何も見なかったことにするから…」と
その場を立ち去るか?
この冒頭での躓きが尾を引き、この後何が起こっても「自業自得」
という気持ちが拭い去れませんでした。
無茶なトリックなどは案外気にせず読み飛ばしてしまうタチなのですが、
感情的な部分が釈然としないのは駄目ですね。
とは言うものの、会話の連続で構築されていく人物像は魅力的だし、
私は納得できませんでしたが、事件に至るまでの背景の説明は丁寧で
好感が持てます。文章もノリが良くて読みやすい。
今後彼らが、どのような謎と関わっていくのか。
シリーズもののようなので、この先に期待したいです。
J1リーグ第19節 ジュビロ磐田対ジェフユナイテッド市原・千葉
「ジェフ相手に1人少ない状態で45分間1点を守り倒す」という
誰が聞いても「それはちょっと…」という作戦で、案の定1点は
守り切れませんでしたが、どうした訳か勝ってます。
とんだ災難で前半22分に交代の憂き目にあったカレンが凹んで
いなければいいけれど…と思っていたら、太田がPKを決めた時、
ベンチで船谷と一緒に「抱きつかれ待ち」をしていたりして、
何やら楽しそうでした。よかった!(のか?)
FWに上がってからの福西は、ほとんど水本と見つめ合うような
状態だったにも係わらず、きっちり得点してしまうあたり、
まさに天性のFW!
あと山岸選手の頭に櫛を通したいです。嫌がらせか。

