終遠のヴィルシューEpiC:lycorisー☆Encore アドルフ√ 感想 | 乙女的恋日記☆

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ども(。・ω・)ノ こんばんは!
まかろんですっ( ̄^ ̄ゞ

本日も終ヴィルFDをプレイさせていただきました!
今回はEncore最後のキャラであるアドルフ√を攻略!!

前作よりもどちらもめちゃくちゃ辛く、しんどい!
涙止まらんかった…( ´•̥ω•̥`)

今回アンクゥが出てこなかったからアドルフとしての話なのかな?
でも、辛いのは変わりない( ´•̥ω•̥`)
涙が止まらなかったわ…。

※この先ネタバレを含む内容となっております。未プレイの方はご注意ください。














人を求める運命と共鳴する男

アドルフ(CV:八代拓)

「俺はお前と一緒に未来を切り拓きたい」


物語はアドルフが第2の漂流者であることが判明したところで始まったわけで。

ここから先の絶望がほんとに苦しい…。


アドルフが第2の漂流者であることが判明したことで、カプシーヌに『セレスが受けるはずだった実験を自分に回せ』と頼み、実験動物にされてしまうアドルフ。

それはセレスを守るためでもあった。


しかし、何も出来ずにただ守られるだけの自分に嫌気が指したセレスの元にカプシーヌが『リコリスの君も兄のために実験に協力しろ』と、セレス自身も結局は実験に協力することに。


そうして2日、セレスに会えないままのアドルフが再会した彼女は体中にリコリスの花が咲き誇っていた。


セレスはその身に宿るリコリスの化身として更なる新たなリコリスとして身に宿し、クローン体を作って生き埋めにされることが目的でした。


そんなセレスが更なる実験をされそうになった時、助けてくれたのがリュカとイヴだった。

逃げ出した先で、研究室の一部を掌握したシアンにより、イヴと共に逃げ出します。


しかし、一緒に囚われていたアンクゥの安否も気になったセレスはアンクゥを助けるためにイヴとは一度離れてしまいます。


地下水路を渡り、マティスと合流したセレスたちは彼女の症状を見ることに。

地上の毒素を吸収しているから痛みで苦しみ出すセレス。

彼女の命は看病をしなければもっても1日。


そしてダハト、のちのリアムが腐った国民を殺すために地上に爆弾を仕掛け、止めるためには24時までに 『リコリスの聖女』つまりセレスを明け渡せということだった。


アドルフはリアムと相対することを決め、セレスにはマティスと共に地上で待つよう言いますが、『私も行く』と一緒にリアムの元へ向かうことに。


地下水路は毒素で犯されているから、セレスは苦しみながらもアドルフと共にリアムの元へ向かいます。


途中でリュカの遺伝子人形にも会いますが、リュカが助けたことで彼らは無事リアムの元へ。

しかし、そこで見たものは親友、イヴの死でした。


イヴはリュカの父の遺伝子人形によって殺され、死んでしまいます。

悲しみにくれるアドルフでしたが、リアムを倒すために立ち上がります。


アドルフはアンクゥの細胞を入れられたことで半不死状態でしたが、そのおかげで遺伝子人形にも勝てることが出来ました。


セレスを救うためのデータを明け渡せというアドルフに『その人形に勝てたはアドルフ自身の力ではない』というリアム。


結局はリアムも自死し、セレスを救うための元データを削除されたことで自分が『無力』であることを呪います。


本当に強い男だったのなら良かったのにと、自分の無力さに嘆くアドルフを見ているのはほんとに辛かった。


それを見ていたアンクゥの言葉にも苦しくて辛くて…見ていられなかった。


結局セレスのことを何一つ救えないと絶望していたところにマムが手を差し伸べてくれたことで彼女を懸命に看病し続けていきます。


セレス自身も『アドルフが好き』だと自覚し、気持ちを伝えるつもりはなくとも、彼と共にいるために、そしてアンクゥやアドルフの想いを無駄にしないために『生きる』ことを諦めなかった。


そんなセレスの決意に『どんな結末になっても最後の瞬間までそばにいる』と。

『だから一緒にあがいてくれるか』と。


めちゃくちゃ苦しいだろうに、辛いだろうに。

それでも好きになった男の傍にいるために生きようとするセレスがほんとにかっこいい\(^▽^)/


そうして看病し続けて半年。

とうとうセレスの心と体が限界を迎えていました。

このまま延命を続ければ、染色体が完全に崩壊し、意識を保つことも出来なくなると。


セレスの意志を聞くため、アドルフは彼女とリコリスの花畑で『どうしたい?』と生きたいか、死にたいかを聞きます。


​別離の章

『死んでも平気』と苦しいながらも死ぬことを決意したセレス。

それでもアドルフは『生きて欲しい』と願った。


だけどセレスの願いを叶えるためにも彼女をその手で殺すことを決意する。


死ぬ直前に彼女はアドルフに『好き』と告白をする。

その告白を聞いたアドルフは殺すことを躊躇うほど『彼女とまだ生きたい』と。

それでも彼は彼女の想いを、願いを叶えるために殺すことを決意。


大切な人を殺したい人なんて誰一人としていない。

そんな苦しさを押し付けてるのは自分自身だから、本当は『ごめんなさい』と謝るべきだとい思ったセレス。


だけど、彼女はアドルフと出会い、アンクゥと過ごしてきた人生はきっと誰よりも幸せだったと。

そうして彼女は幸せを抱いたまま、アドルフを好きになってよかったと抱いたまま、死んでいきます。


そうしてアドルフも彼女の後を追うようにして、告白の返事をするために冥界へと旅立ちます。


幸せだけども切ない。

この章のBADはアンクゥも一緒に旅立ってくれるから、切ないんだけど幸せを少し感じられました\(^▽^)/


​辛苦の章

苦しくても『生きたい』と願ったセレス。

人としての尊厳があるのなら『死にたい』と願って欲しかったと。

彼女が苦しむ姿は見たくなかったと。


だけども自分が惚れた女を殺せるはずもなく、セレスの願いを叶えようとする。


寿命は飽きるほどあるから、彼女が生きたいと願うなら、例え彼女がどんな姿になったとしても命尽きるまでそばに居ることを約束します。


そうしてアドルフたちは姿をくらませ、セレスと共に空き家で自給自足の生活を過ごすことに。


今でも痛みに耐え、苦しむ彼女を支えるアドルフ。

それでも生きたいか?と問えば、『アドルフと共に生きたい』と願うセレス。


今日も生きていて偉いと優しいアドルフが彼女が死する最後の瞬間まで今度は自分が死神として看取ろうと。


セレスの苦しみ、痛みはどうしたって伝わってくるんだけど、それでも生きたいと願うのはアドルフと共にいたいから。


『生きる』ということがどんなに辛く、苦しくても『好き』や『愛してる』の気持ちで懸命に生きる姿がとても切なく、でも美しく思いました\(^▽^)/


フォロワーさんに『アドルフ√やるよ』って伝えたら『生きて』と言われた意味がわかった気がしました!


いや、これは辛いし、しんどい。

私も死にそうになりました( ´•̥ω•̥`)


他のルートと比べるとボリューム数は少なめ?とも思ったけど、このボリュームでこの絶望感、しんどさ、苦しさ、切なさ…全て兼ね備えている\(^▽^)/


上げて落とすのがお得意。

やっぱり終ヴィル、そういうところだよ!


さて、次回からは『Virche de La coda-Èmotion-』をプレイしていきたいと思います!

前作の救済ENDと絶望ENDのその後の話!


絶望ENDは特装版小冊子で読んでたから、何となくわかる気もするけど…どんな絶望になってるのか、楽しみですね\(^▽^)/


ちなみに最初はマティス√から攻略しようかなと思います!


今回もここまでご閲覧していただき、ありがとうございました(*・ω・)*_ _)