マティス√ 感想
人を赦す運命を拒絶した男
マティス・クロード(CV:天崎滉平)
「ボクはそんな優しいあなたに、改めて恋をしたんですから」
絶望END後日談はめちゃくちゃ辛いんだけど…救済ENDのその後もまさか絶望が待ってるなんて誰も思わないだろう( ´•̥ω•̥`)
絶望END後は記憶に行き違いが感じて何度もエラーを起こすマティスを助けるために何度も何度もカミーユとしての記憶を入れ続けていくという何ともセレスにとっては辛い展開でやばかった…( ´•̥ω•̥`)
救済END後はリライバーになったマティスが待っていたのは強烈な恋愛感情によるメモリー・クラッシュでの死。
本来なら23歳を迎えて死ぬはずの寿命がたったの1年という寿命に。
そうしてお互い愛に死ぬか、愛に生きるかの選択をするために、カミーユとロザリーについて足取りを追うことにしたんですよね。
愛に死んでいった彼らの想いを知ったマティスたちは彼らのお墓を作るシーンは本当に感動しました。
この愛はエラーではなく
愛に死ぬことを選んだ2人ですが、死ぬ前に小説を完成させたいと残りの時間を過ごしていくんですよね。
だけど、その時間は唐突に終わりを迎えることになるんです。
死ぬ時はリコリスの花畑で…と。
エラーで死んでいくマティスを見ていられなくて、一人生きていくのも辛くて。
セレスはお互いの胸を刺して死んでいくことに。
もうこのシーン、泣いちゃって泣いちゃって…!
切なくて苦しかった!!
永遠エンド
1年という短い寿命でもお互いが愛に生きることを決意した2人。
最後のセリフが前作の救済ENDのセリフと同じで重みが全く違うのだけれど、それでも愛し続けることを選んだ2人が尊い(。・ω・)ノ
今も過去も未来も心臓が砕けるほどの恋をし続ける彼らの想いはきっと誰よりも強くて優しい…世界一の愛なんだろうなと思いました!
『容易く恋を忘れてしまうリライバーの身ではありますが、私と恋をしてくれますか?』というセリフはどんな言葉より重く、そして切なく、美しいなと思いました\(^▽^)/
リュカ√ 感想
人を導く運命を切望する男
リュカ・プルースト(CV:平川大輔)
「君が傍に居てくれるなら、私はいくらでも【悪い子】になれそうです」
リュカ√の救済のその後ってどんな感じ!?って思ったんですが、リュカやセレスにとって絶望を感じるほどの永遠でも、お互いが傍にいればどんな罰も怖くないと乗り越えようとする姿が誇らしかったです!
絶望ENDのその後は、寿命で死ぬ最後の最後にセレスを自分で殺してしまったと知った時のリュカがめちゃくちゃ切なかった!
その怒号がほんとに苦しかったです!
救済ENDその後はリュカと共に冥界へと落ち、死刑執行人に切り裂かれようと、肺が犯されるほど血を吐こうとナディアに『兄でなれけば、姉でなければ』と罵倒され、何度殺されようとも。
罰を受け入れ、命という重さを知っていくシーンはほんとに辛かったし、切なかった。
一度はナディアが見せてくれた幸せな夢も見た。
永遠に続く夢
その幸せな夢を見続けることを夢見た2人は犯した罪も忘れ、ナディアと共に幸せに暮らしていくんですよね。
きっとリュカは心の中で『これは夢なんだ』と気付いていたんだと思う。
それでもナディアとセレスと共に幸せになりたいというワガママな思いが勝ってしまったんだろう。
それと同じセレスも罪から目を背けて幸せで甘い夢を見続けたかったんだろうなって思いました。
愛と時は何度も巡る
これは夢だと思ったリュカは冥界へと戻ることを決意。
その果てに罰が待とうとも。
苦しくて辛いのにそれでもセレスは彼の傍で罰を受け入れることを決めたシーンは泣けそうになりました( ´•̥ω•̥`)
来世でもナディアの家族になりたいと願ったシーンも切なくなるほど嬉しくて!!
その後にセレスの指にキスを落とすシーンはもう泣いちゃったし『生まれ変わったら結婚して家族になって欲しい』とプロポーズするところは胸がジーンと熱くなったよね…!!
最後アンクゥがセレスが『幸せになった瞬間』を見届けるために生き、その瞬間が訪れた時は『ア、アンクゥ〜( ´•̥ω•̥`)よかったね!よかったね!』ってなりました\(^▽^)/
シアン√ 感想
人を生かす運命に熱狂した男
シアン・ブロフィワーズ(CV:細谷佳正)
「見えない未来に怯えたところで、何になる?」
絶望ENDのその後はセレスを求めるあまりに愛に狂うシアンだけども、スチルがめちゃくちゃやばいっ!!
てか、ちょっと泣いてるシアンとか珍しすぎて\(^▽^)/
切ないんだけど、こーいうシアンも新鮮で好きかも(*´艸`)
救済ENDのその後は、幸せのその先って感じで…!!
めちゃくちゃ心温かくなりましたっ!!
マジでセレス、幸せになってよかったね!と思いました!
得る必要のない犠牲、アドルフや施設の子供達が亡くなったことは悲しいけれど、それでも乗り越えようとするセレスは強い!
アンクゥがシアンに抗体作りで協力してて白衣着てるんだけど…(*´艸`)
似合いすぎてやばいっ笑
支援者のあぶり出しでダハトが支援者だと知った時、シアンはセレスに『どうしたい?』と聞くんですよね。
託された思い
アドルフたちを殺したのは王族だけど、それを唆したのはダハトなわけで。
だから、許すことは出来ないと。
その意志を汲み取ってくれたのはシアンなので、あくまで『自分の意思』でダハトを殺します。
そのダハトとの因縁から数年が経ち、呪いのない国へと生まれ変わったアルペシェール。
だけど、そこには愛しいセレスはいなく、彼女が残したのは双子の子ども。
確かに前のシアンだったら、子供を犠牲にしてまでセレスを生き返らせようとしてたのかもしれない。
だけど、彼女に託された思いを胸に子どもも大切に育てる姿を見ると、神様であり、1人の父親だなと思いました\(^▽^)/
永遠エンド
ダハトとの因縁を付け、呪いへと打倒するところは見ててほんとに感慨深い…(*´艸`)
その幸せそうな日々がずっと続けばいいなと思いました\(^▽^)/
アルペシェールは一人の男と王族によって倫理観が曲がってしまい、変わった世界を受け入れてくれるのか?と不安になったシアン。
だけどセレスと愛を尊ぶシアンの様子を見て、国民たちも『こんなふうに誰かを愛したい』と思うようになるんですよね。
ほんと愛って偉大だなって思いました\(^▽^)/
特効薬が完成し、最後にシアンが跪いてセレスにプロポーズするシーンは最高でした\(^▽^)/
幸せになってくれ!!セレス!!
というか堂々と惚気けるシアン、まじで誰?!ってなる時があったんだけども、神様であり、一人の男として幸せそうなところを見ると、嬉しくなりました!!
イヴ√ 感想
人を愛する運命を享受する男
イヴ(CV:斉藤壮馬)
「俺は間違っても─君を置いて、独りで死んだりしない」
絶望ENDその後はめちゃくちゃえぐかった…\(^▽^)/
小冊子でも読んでたから結末は何となくわかってはいたんだけど…それを改めてゲームでプレイするとえぐさが違うね!!
イヴのこんな形でセレスを生かしたくなかったという思いが伝わってきて、辛かった!!
救済ENDのその後はめちゃくちゃ辛かったし、切なかった…!!
イヴは染色体を毒素に犯されているから数ヶ月もしないうちに死ぬことが確定してるわけだけど。
それでも最後の瞬間まで生き続けようとしてるところを見てると切ない…。
最後になるかもしれない触れ合いがほんとに切ない。
一方アンクゥたちは特効薬作りをしてるわけで。
アンクゥの想いも切ない。
その薬もきっと彼にとってはイヴへの贖罪なのかな?って思いました。
運命の愛の証
その日死ぬことが確定してしまったイヴ。
セレスは泣いたらイヴが冥界へ行けないと泣きたい気持ちを我慢して笑顔で『愛してる』と。
イヴも最後の最後にセレスが誰かのために泣けたことを見届けてから冥界へと旅立ちます。
セレスもその後を追うとしますが、自分のお腹に命が宿っていることを知り、後を追えない絶望にかられます。
しかし、お腹に宿る命はイヴが生きていた証だから、子どもが無事に育つまでは生きていくことを決意。
最後の最後にセレスはイヴの生きてきた証を大切にしていたことを知ってほんとに切ないけど幸せを感じました\(^▽^)/
永遠エンド
一度は冥界へと旅立ったイヴですが、ヒューゴとアドルフに『死ぬのはまだ早い』と背中を押され、現世に戻されてしまいます。
アンクゥとシアンは彼を助けるために特効薬を作っており、それのおかげで命を吹き返すことが出来たんです。
戦闘向きの服装をシアンから受け取ったことで何かあると悟ったイヴたちですが、それまでは穏やかに過ごしていたんですよね。
イヴたちは『じゃあこっちから問い質してみよう』とシアンを訪ねることに。
イヴたちに支援者のあぶり出しをして欲しいと頼み、イヴとアンクゥは地下水路の調査をしていくんですよね。
そんな調査もあと少しで終わり、本拠地に突入する頃かと思いきや、支援者によってセレスが攫われてしまいます。
イヴとアンクゥはセレスを助けるため、地下水路へと向かいます。
その時のさ、アンクゥがイヴを送り出すシーンがめちゃくちゃよかった!!
支援者はイヴに負けて腑抜けたシアンの代わって国を救う神になり、かつて行おうとしていた実験を行おうとした。
でも、手駒を失ってしまったから悪あがきにしかならず、セレスを奪われたら負けを認めると。
だからセレスはカプセルの中で結末を見届けろと。
彼女は自分の命はイブだけのものだから誰にも預けない、苦しみながら生きていこうと彼との約束を違えないと。
彼と生きるために、諦めないと。
カプセルの中を一生懸命に叩くシーンに感動したよ…!
セレス強くなったね…(*´艸`)
そこに助けに来てくれたのはリュカで、イヴも彼女を来てくれて…。
ここのスチルめっちゃ綺麗なんだが!?
支援者、ダハトの目論見を打破したイヴなわけで、そんな彼から殺してどうぞと敗北を認めます。
ダハトは彼にとっては憎しみも恨みもあり、ヒューゴの仇ではあるけれど、彼の唯一の友達でもあるナディアを悲しませることになるから『殺さない』と。
その代わり彼女たちが生きやすい、呪いのない国を作ることを贖罪としてくれと。
イヴにとっては複雑な思いでも、彼女と幸せに生きて欲しいって思いました\(^▽^)/
最後、紅いリコリスが彼らの幸せを祝福するシーンは最高でした…!
てか、めちゃくちゃドレス綺麗で幸せそうで、誓いの言葉も感動的で泣くんだが…( ´•̥ω•̥`)
イヴの服装がちょくちょく変わるだけど…髪型がちょっと漂流者に似てて、立ち方も変わると『ひょ、漂流者だぁ!!』ってなった笑
アドルフ√ 感想
人を求める運命と共鳴する男
アドルフ(CV:八代拓)
「俺はお前と一緒に未来を切り拓きたい」
絶望ENDのその後、めっちゃきついっ!!
結局繰り返したところで彼女が救われることもなく、何度も何度も時を超えてまで彼女を救おうとしてきたんですよね。
だけども今失ったセレスは自分がいた軸のセレスではないことを知ったアドルフは今のアドルフに銃を託して死んでいきます。
いつか、誰かがセレスを救う時が来るまでと。
ほんとめっちゃきつい…。
アドルフとアンクゥがセレスを幸福な笑顔で包まれるその時までずっと繰り返し時を超えていくんだから、キッツ!ってなりました笑
救済ENDのその後は呪いのない国となったアルペシェールにたくさんの観光客も訪れて、セレスは5年も生死の境を彷徨うも無事回復。
めちゃくちゃセレスが綺麗になってるし、アドルフは男らしくなってるしで最初からやばいんだが!?
そんなみんな前を向き、ひたむきに生きる中セレスは過去を思う時や寝ている時など…5年も苦しんできた痛みが幻痛として襲う時がありました。
そうして迎えたイヴが帰還したお祝いごとにヒューゴに『セレスちょっと…』って深刻そうな顔で呼ばれたから何事!?って思ったら…。
イヴの危険料理から避けるためで、そこからはマジで笑った笑
そんな中で近況報告の手紙を送ってくれたナディアからダハトの遺品を探して欲しいと頼まれた2人。
ナディアも乗り越えたように見えて、実はダハトという大切な友達を失くした喪失感に駆られていたんだよね。
ダハトのやったことは許せないけれど、ダハトが生きていた証、そして死んだ証を見つけてほしいというナディアの思いも伝わってきて切ない…。
ナディアはきっと心の中では許してあげたいんだろうけど、彼が死んだという実感が湧かないんだろうな…。
だから死んだという証を得て、納得したかったのかもしれないよね( ´•̥ω•̥`)
セレスも一緒に行きたいと言うが、アドルフに断られてしまうんですよね。
だから一度は諦めるセレスですが…。
アドルフ視点でジャンに相談するんですが…
『誰かの一番になった時点で。そいつはとっくに【特別】であり、全然普通じゃないと思う』
というセリフに『お前、殺人鬼だったのにめっちゃいいこと言うな!?』って思いました笑
アドルフはただ普通になったセレスを守りたいだけだった。
だけどそれは前と同じになるだけで。
ダハトの遺した恐怖を乗り越え、一緒に未来を切り拓くためについてきて欲しいと頼みます。
一緒に先の未来へと切り拓くために歩く2人はとても強い気がします\(^▽^)/
その過程でリライバー狂信者が『不老不死は幸福』だなんて言うからめちゃくちゃムカついた!
アドルフが彼らをぶちのめしてくれたからスッキリしたけど。
アンクゥはただ一人、セレスの笑顔が見たいがために苦しみにも痛みにも耐えて耐え続けてきたのに、それが幸福だなんてありえない!
アンクゥのことを思うと切ないんだけど、彼の旅路は決して無駄なことではなかったんだと思うよ( ´•̥ω•̥`)
ダハトの研究所にて遺品を探す2人ですが、見つけたのは枯れない花。
ダハトのしたことは許されることではないけど、友達を思う心は本物なんだなと思いました。
上手くいかない恋の日々
ダハトとの因縁もようやくつき、いざアドルフが何か話そうとする度に邪魔ばかり入る日々。
いや、ここまで来たらね?
私もプロポーズだろうな…って思うんだけど。
アルペシェールってせっまい国だから、どこ行っても知り合うに会う。
だからそのたびに言えなくて打ちひしがれるところを見ると、不憫だなって思う笑
しかもセレスがそれにも気付かないから更にそう思う笑
でもちゃんと船でプロポーズできた時は『おめでとう\(^▽^)/』って心から思ったよ!
その前の紆余曲折には笑っちゃったけど笑
相変わらず間の悪い男だね\(^▽^)/
永遠エンド
ダハトとの因縁も超えた2人。
しかし、様子がおかしいアドルフにセレスは同じ味のシチューじゃ飽きちゃった!?って可愛いかよっ\(^▽^)/
だけど結局はどうやって求婚しようか悩んでいたアドルフなわけで。
それをアンクゥに相談するアドルフもお前も可愛いかよっ\(^▽^)/ってなったよね笑
聞いちゃいけない!?と思って、逃げようとするもアンクゥに背中を押され、嬉しいって思ったことを伝えて、幸せそうなセレスを見るとほんとに幸せな気分になったよね!
アンクゥも幸せを願い、そして幸せそうな2人を見ると、感動の涙が止まらない( ´•̥ω•̥`)
まじで幸せになってくれてありがとう、セレス\(^▽^)/
というわけでアンクゥ以外の絶望END、救済ENDの後日談をめちゃくちゃ幸せ噛み締めながらプレイしてきました!!
生きるって素晴らしい!生きるって尊い!って思いました\(^▽^)/
終ヴィルはほんとに命の重さ、大切さを知らしめてくる。
救済END後でも、問題があって幸せとは限らなかったりするかもしれないけど…それでも乗り越えようと、幸せを掴もうと足掻く彼らが素敵だなと思いました\(^▽^)/
絶望END後はとにかくめっちゃ辛い。
これに限る笑
てか、救済END後日談は、どれも泣いて泣いて泣き尽くしたんじゃないか?レベルでめちゃくちゃ泣いた( ´•̥ω•̥`)
そしてめちゃくちゃアンクゥを幸せにしてあげたい気持ちにかられました…!
さて、アンクゥを救う前に次回は『Tradition-Drifter-』漂流者の話をプレイしたいと思います!!
今回もここまでご閲覧していただき、ありがとうございました(*・ω・)*_ _)