漂流者(CV:中村光樹)
「人生という長い航海の果てに─君の幸いがあるといい」
およそ百年ほど前、リライバー技術が生まれていなかったアルペシェールに流れ着き《四冊の学問書》を持ち込んだ東洋の商人。
植物を慈しむ心を持っており、リコリスへの造詣も深い。
サブキャラの話って結構深いものが多かったりするけど、今回の漂流者の話は深すぎてほんとにやばかった!!
元々幼い頃から何にでも興味を持っては調べていた漂流者・笏木 環(以下:環表記)。
日本という国で育っていた彼は外の国にも興味を持ち、言葉を学びながら、外の国への憧れを抱いていました。
そんな彼が25歳の時、オランダへ商売をしにいくことになり、旅をすることに。
家族に見守られながら旅立っていく環ですが、死の海域に巻き込まれたことにより、アルペシェールに流れ着いてしまいます。
それまではアルペシェールも普通の国か?と思っていた環でしたが、若い子しか居ないことや鎖国的であったりと疑問を感じていたんです。
偶然助けてくれた夫婦の家にしばらく滞在していたある時に夫婦の夫が寿命を迎えてしまうことを目の当たりにします。
アルペシェールの国民が23年以上生きられないことを知った彼は国民に23年以上生きられることを伝えてしまったんですよね。
その時の国民の目よ!
めちゃくちゃ終わったんだけどぉ( ´•̥ω•̥`)
23年以上生きられることを知った国民は『死にたくない』と命の倫理観を曲げてしまったんですよね。
その騒動をきっかけに環は王族に捕まってしまい、23年以上生きられる未来を作ろうとブロフィワーズ家とに『遺伝子学』の書を渡し、研究していきます。
しかし、ブロフィワーズ家が人体実験に手を出し始めようとしたこと、その標的が環であることを知った彼は王族たちから逃げるようにして姿を消します。
残り3つの学問書のうち『翻訳書』はクロード家、『武術書』はプルースト家に。
そして『植物学』は自分の手元に置くことに。
そうして本土から離れた場所で過ごす環ですが、そのうちにリルという少女と恋に落ち、子供を授かることに。
しかし、リルは21歳で亡くなり、彼女との子供・ノエルを育てることに。
そしてその2年後に時を超えたアドルフに出会うんですよね。
料理好きはイヴの祖先だな…と思いながらなんだか穏やかな気持ちでした。
というかここから漂流者である環の名前と顔が判明したわけで。
顔はめちゃくちゃ若いのに声がおじいちゃんみたいな感じがめちゃくちゃ違和感…(›´-`‹ )
そうしてアドルフがセレスのために時を超えたことを知った環は彼のために『死の番人』を演じるための衣装を作ったり、設定したりと彼の手伝いをしていくんですよね。
その過程でノエルが『あどるふー』って呼んで環が嫉妬するところがクスッとしちゃった笑
『まだ父とも呼ばれてないのに…』って落胆する環、ちょっと可愛かった笑
そんな日々にも別れは来るもので。
別れに寂しさを感じながらも、衣装を完成させ、もう会わないと約束をして別れるのめちゃくちゃ辛かった…!!
アンクゥという名前も付けたのは環だし、彼と友達になれて幸せだったんだろうなって思った\(^▽^)/
てか、漂流者√のアドルフは顔と服装とかはちょっとアドルフだけど、声と髪の毛はアンクゥだからめちゃくちゃ違和感\(^▽^)/
でも口調とかはアドルフだから、『お、おう!アドルフだ!』ってたまになる笑
最後59歳という生を全うした環だけど、ノワージュ家として友のため、リコリスを咲き続けたし、最後まで生きられたの偉い!
アンクゥに会いたいだろうに、会わないって約束したから静かに死のうとしたけど、その場にアンクゥが現れてくれて。
死を看取るシーンも切なくて泣きそうになりました( ´•̥ω•̥`)
結局のところ、アルペシェールの倫理観を曲げてしまったのは環の言葉でしたが、『寿命だから』と命をぞんざいに扱うところはつらいな…。
生きたくても生きられない人だってこの世にはたくさんいるからね…。
さて、次会は待ちに待った!!
『Virche de La salut-Ankou-』をプレイしていきたいと思います!!
さすがにちょっと眠いのでアンクゥ√は起きたらプレイしようと思います!!
ここまで長かった…。
さて、今回もここまでご閲覧していただき、ありがとうございました(*・ω・)*_ _)