不運な冥府の神
ハデス・アイドネウス(CV:小野大輔)
「幸せという光を望むなど、俺には過ぎた願いだ。」
死を司る冥府の王。ゼウスの兄であり、アポロンの伯父にあたる。
他者と関わる事を拒絶する傾向があり、孤独を愛する。
性格は思慮深く、何事にも我慢強い。
ハデス√は重いよね…。
その分幸せにしてあげたい感満載なんだよ!
それにハデスはゼウスの兄であり、アポロの伯父でもある。
過去の因縁でゼウスを嫌悪していて、最初の頃は『俺に近づくと不幸になるぞ』と。
孤独を愛する人で、他人を傷つけたくないあまり拒絶するんですが、面倒見も良く、優しい一面もあって。
そんなハデスは天文部に熱心に取り組んでるのにも関わらず、他の神と比べて卒業が危ういと言う。
何度も『不幸になるぞ』って他の人たちの入部を拒否するハデスだけど、それを半ば強制的に入部しちゃう結衣、強すぎ\(^▽^)/
そして春の観測会をしようということで、アポロンも天文部に見学に。
その当日にハデスを慕っている尊も来て、観測会をするんですが、土砂降り。
これ以上みんなを不幸にしないために一人離れるハデスを追いかける結衣ですが、増水した川にハデスと共に落ち、無事彼に助けられます。
彼が言っていた『不幸』とは他人をも巻き込んでしまうんですよね。
結衣はハデスと一緒に居たいけど、彼はそれを頑なに拒否します。
彼なりにみんなが大切だから、巻き込みたくないからという思いが伝わってきます。
今回の観測会はハデスを傷つけただけ、心配してしまいましたが。
それでもハデスを慕ってきたアポロンや尊、そしてディオニュソスまでもが天文部に入部してきます。
それを心なしか嬉しそうにしてるハデスを見てると、心が温かくなりますね\(^▽^)/
彼が冥府の王になったのは、くじで負けたからだけど、ほんとにその頃から不運だったんだなと。
だからこそ、天空を治める器のない自分勝手なゼウスに羨ましさと許せない思いを抱いているんです。
でもそのおかげで地下から見える星の輝きに魅了され、星を好きになったんです。
そして、秋頃に不幸を想定して観測会を開くことに。
結果雨だったけど、アポロンと尊が神の力を用いて晴れにしちゃうところとか、すごすぎて\(^▽^)/
それほどハデスを慕っているのが伝わってきます。
そんなハデスから『大切な話があるから、2人で会えないか?』と言われます。
ハデスは結衣にガーネットスターを見せたかったと言います。
あまりの2人の雰囲気が恋人同士っぽくて。
ですが、突然『一緒にいるのはこれで終わりにする』と言います。
ハデスは幸せを感じているからこそ、これから先起こる不幸に誰も巻き込みたくなかったんです。
彼の胸には死者への怨念が込められていて、それを結衣に見せるんですが、痛々しくて苦しい。
そうして天文部にも来なくなるんですが、結衣やアポロンたちは諦めず、『また来たくなる部活をしよう!』とハデスの為にプラレタリウム作りをします。
そんなハデスに天文部はどうだ?と尋ねられます。
宿命ルート
プラレタリウム作りをしていることを伝えることにした結衣。
ハデス的にはどうしてそんなことを?って思うかもしれないけど。
ハデスともっと一緒に居たい、彼は自分が思っている以上にみんなに愛されているんだと、ディオニュソスが言うんですが、深すぎて…!
もうまさにその通りなんですが、そんな中、アポロンがプラレタリウムを壊しているところを目撃してしまいます。
それもどこか様子がおかしいようで…。
でもこれをきっかけに短期間だけ天文部に戻ってきたハデス。
天文部みんなが作った『ハデス座』に心なしか嬉しそうにする彼を見てるとホワッと心が温かくなる思いです。
ハデスが幸せを感じた瞬間にアポロンが『幸せになるのは許せない』と豹変。
その手の甲には紋章が。
アポロンの中に怨念たちが乗り移ってしまい、それもハデスが幸せを感じるならアポロンを不幸にすると。
幸せを知ってしまったハデスは、他人を犠牲にして幸せになる道か、自分一人だけが不幸と苦痛を背負う道かを強いられるんですが、とにかくここが辛い…。
そんな時にゼウスから『息子を助けて欲しい』と頼まれてしまいます。
ゼウスも少なからずアポロンを思ってるんだなと、親だなと感じてしまいました。
宿命エンド1
アポロンの気持ちやハデスの気持ちがより一層伝わってきてめちゃくちゃ辛い。
けど、アポロンの優しさに涙しそうになりました。
呪いを2人で分け合い、その不幸を明るく受け止めてくれます。
仲間って素晴らしい…\(^▽^)/
宿命エンド2
ハデスは誰かを犠牲にするくらいなら自分だけが犠牲になるという道を選びます。
その選択は辛いもんだし、幸せを知ってしまった手前、その幸せすらも手放すと。
そしてそんなハデスは冥府に帰るという。
最後に結衣が見送りに行くんですが、その切なさが伝わってきてめちゃくちゃ泣けそうになりました…!
恋愛ルート
プラレタリウムのことを話さないことにした結衣は、別の話題として人間についてハデスと話したいと彼にお願いします。
ハデスの好物が大福なんですが、大福食べてる時、ほんと幸せそうで。
それにいちごも家庭菜園してるくらい大好きで。
いちご大福を渡したら、めちゃくちゃ幸せそうな笑顔でめっちゃ可愛かったです\(^▽^)/
ただ彼が食べた大福だけ賞味期限が切れてたとか、不運すぎて可哀想になってくる…。
お互いの距離が近付いていってどこから見てもいい雰囲気満載なんですよ。
結衣もハデスを幸せにしたい、そばにいたいと彼を想う様子も伝ってきて胸が熱くなってきます。
ハデスも許されるなら、彼女と共に喜びも悲しいも分かち合いたいと願います。
結衣はこのままハデスが何もなく過ごして欲しいと願いますが、その願いは叶わず。
彼は卒業を待たず、冥府へ帰ってしまいます。
ゼウスはハデスに負い目を感じていたんですよね。
だからこそ引き止めることなんて出来なかった。
結衣は彼を連れ戻すために冥府に行きたいとゼウスに頼み、彼の加護の元、冥府へ向かいます。
冥府につくと、『死ね』だの『殺す』だの怨念たちの声が響きますが、それでも前へと進み続ける結衣がかっこよすぎてやばい!
そんな彼女の目の前に神の姿をしたハデスが現れます。
彼は『守りたい人が出来たけど、自分がそばにいては出来ない』と言います。
それってきっと結衣のことですよね?
ハデスも結衣を想ってたのを知って嬉しく思う半面、複雑な気持ちもある。
ここでプラレタリウムの話をする結衣なんですが、ハデスに戻ってきて欲しいのはほかのメンバーも同じで彼を慕ってる人はたくさんいるんです。
ハデスの大切だからこそ、守りたいからこそ、傍を離れるという選択をするのは辛いし切ない。
けど、それでもそばにい続けたいという結衣の強情さに負け、ハデスは学園に戻ることを決意。
冥府から帰る時に絶対後ろを振り返ってはならないという約束をして、ハデスを連れ戻すことにした結衣ですが。
恋愛エンド1
冥府への入口が近付いたことで、結衣は後ろにいるのは本当に彼なのか?と疑い出すんですよね。
振り返りたい気持ちが伝わってくるんですが、彼との約束を思い出し、振り返らないことに。
出口までたどり着くと、ハデスは愛の言葉を囁きながら、結衣を抱きしめます。
しかし、彼女を押し、彼女だけ冥府へと出してしまいます。
慌てて振り返っても冥府への門は閉ざされ、残ったのは壊れたハデスの枷だけ。
あれが別れになるなんて辛いしかいえない。
そして卒業して元の世界へ帰る結衣ですが、その記憶は一切消えてて。
そんな結衣を蝕んだのは、腕に出来た呪いの紋章。
しかしそこに現れたのがハデスなんですが、離れていても守ってくれてるんだと思うと、切なく思うけど嬉しいよね。
恋愛エンド2
ハデスとの約束を破り、後ろを振り返ってしまった結衣。
そんなハデスの目には涙を浮かべていました。
もう自分の力では結衣を元の世界へ返すことが出来ないと。
しかし、結衣はそれでも構わないと。
そんな彼女を抱き締め、愛を誓うハデスが幸せそうなのが良かった…。
めちゃくちゃキスシーン長かったんですが、こんなもんだっけ?と思ってしまった笑
まぁ大人だから仕方ない!!
でもそれだけ結衣を想ってるんだなと伝わってきました。
ハデス√はどちらも辛いよね。
幸せを感じるルートなんて恋愛エンド2ぐらいしかないよ?
彼の人生そのものが災厄なものだけど、幸せにしてあげたいと思ってしまいました。
さて、次回はアポロン√をプレイさせていただきます!
今回もここまでご閲覧していただき、ありがとうございました(*・ω・)*_ _)