会いに行けるドラゴン
ヴィリオ(CV:内田雄馬)
「オレはヴィリオ。よろしくな!お察しの通り幻獣で、種族は─。聞いて驚け、ドラゴンだ!!」
恋愛テーマ:『普通』と『特別』
いつも全力疾走で周囲を明るく照らすドラゴンの青年。
大陸から隔絶された島から出てきたばかりなので、一般常識をあまり知らず、突拍子のない言動で周囲を困惑させている。
非常に珍しい【ドラゴン】で、【CIRCUS】の目玉、······のはずだが張り切りすぎて暴走気味。
ヴィリオ√は、とにかく苦しくて切なくて泣きたくなるくらい壮絶な悲しい物語でした!!
その分、仲間たちの強い絆がすっごい温かくて胸がほわーっとなりました!!
ヴィリオ√は共通から個別に入ってたんですが、各章でヴィリオ以外の他キャラの思いとかも触れててヴィリオが彼らを支えようとしてる所がほんとに仲間思いだなって伝わってきました!
そんなヴィリオなんですが、実はドラゴンの中でも唯一魔物を喰らい体内で浄化させることができる【マスタードラゴン】だったんです。
世界を守るため、魔物を喰らっては浄化し続けるヴィリオなんですが、とにかくその時の彼の様子がいつもと違ってすっごい怖いんですよ!
ほんと【捕食者】って感じでね!
実はそれは1000年前、初代国王アーテイルの友人であり、四大精霊と共に世界を救ったラグレスと同じ宿命を持つものなんですよね。
ヴィリオは生まれた時からラグレスと同じ使命を持っていて、ドラゴンの島【パシオ】を出ることすら許されなかったんです。
しかし、王命であるCIRCUSにドラゴンを一人同行させて欲しいと言われ、使命を果たすために、自分の守る世界を知りたいと願ったことでCIRCUS同行に加わったんです。
その事を偶然知ってしまったティファリア。
たとえ体内で浄化できると知っても魔物の影響はあるわけなので苦しそうにするヴィリオを見て心配するんですよね。
その様子が痛いほど伝わってきました!!
CIRCUSへの旅が終わったと思いきや、コリヴスの成長のため、また世界中の魔物を喰らうために旅をすることにしたヴィリオ。
そして、ヴィリオの浄化機能は限界を超え掛けていたんです。
そのため、心配したCIRCUSメンバーは世界中のコアアイテムを回収しつつ、コリヴスの成長のための旅を一緒に行くことに。
初代マスタードラゴンは魔物を喰らい尽くした後、魔物ごと封印され、死んでいったんです。
その封印がめちゃくちゃ辛いんですよ!
かつての大精霊たちが【後悔の証】というほど。
そんな残酷な使命を知ったティファリアは、ヴィリオを必死で止めるんですよね。
けど、ヴィリオは『世界を救うため』『これは俺の使命だから』と無理をしてでも、魔物を喰らい、その影響で苦しみ続けるんですよね。
その影響でヴィリオの髪や鱗が黒く染っていくのをただ見てることしか出来ないティファリアの苦しさや辛さが痛いほど伝わってきました…。
浄化が追いきれてないことを知った仲間たちは一刻も早くヴィリオを救うため、二手に分かれ、コアアイテムを回収しに行きます。
ティファリアもそのどちらについて行こうとしますが、ジーニアに止められ、カリダに留まることに。
苦しげなヴィリオを見るたび、ティファリアはそんな彼に恋し始めるんですよね。
ですが、ジーニアに止められてしまいます。
ティファリアはヴィリオからラグレスの最後を聞いたことで、彼女はライジェルから聞いた【竜の花嫁】の話をします。
私もヴィリオと同じ力があったのなら…と遠回しに想いを伝えますが、受け入れてもらえず。
そんな矢先に学術塔で研究中の魔物が逃げ出し、ティファリアは子供を守るために魔物に立ち向かいます。
ですが、叶わずティファリアは魔物に取り憑かれてしまいました。
もうほんとこのシーン、見てて辛かった!!
『ティ、ティファリアが魔物に…あぁぁぁ!!』と夜中なのに叫びそうになりました笑
ヴィリオの力になりたいのになれない不甲斐なさとなんで大切な彼が世界のために犠牲にならないといけないのかと。
そんな負の感情という名の本音をぶつけるティファリア。
魔物化が進み、もう戻らないと自分でも悟ったティファリアでしたが、ヴィリオはそんな彼女を失いたくなく、口付けと共に彼女を【竜の花嫁】にします。
ここのシーン、多分何回見ても泣いちゃうんじゃないかなと思います。
恋をしたことで得た感情は幸せなことだけじゃなく、こんな醜い感情も私のものなんだと、本音をぶつけるティファリアの想いが痛いほど伝わってきました( ˇωˇ )
目覚めた彼女は自分が竜の花嫁になり、ドラゴンと同様の力と長寿を手にしたことに衝撃を受けます。
そして、大切な人と同じ時を生きていけないことを改めて感じますが、変わらず魔物を喰らい続けるヴィリオのことを知ります。
そして彼を救うために、かつて封印されたラグレスの結晶で魔物を浄化する方法をとる事に。
そこでティファリアとコリヴスは、結晶が眠る洞窟へと向かい、四大精霊やアーテイル、ラグレスの試練に立ち向かうことでラグレスの結晶を手にすることに成功します。
この時、どのルートでも大人にならなかったコリヴスが成長するんですが、すっごいイケメンになってて!!
かなり驚いてしまいました…。
顔が…顔が…良すぎる…( ^ω^)
CIRCUSメンバーと合流し、ヴィリオを説得します。
とにかくこのヴィリオがすっごい頑ななのよ。
でも、最後にヴィリオが、本当はもっと旅がしたいことや使命を放棄したいこと、ティファリアと離れたくないこと…と本音をぶつけたシーンがとても良かったです!!
泣きそうになりました…!!
しかし、体内に取り込みすぎたことや彼女に力を分け与えたことでヴィリオ自身が魔物化しようとしてしまいます。
そして各地のコアアイテムとコリヴスの光の魔力で作った剣でその魔物を断ち切ります。
ラグレスの結晶を使ってヴィリオが体内に溜め込んだ負の感情を人間の心に戻すことで分散され、浄化。
ヴィリオは残酷な使命から解き放たれ、ティファリアへの想いも伝えることで2人は幸せになりました!
もうこの時のスチルもめっちゃ綺麗だと思うのね!!
幸せ満載!!ありがとう!!
最後のセリフが最高に好きです…今でも思い出して泣きそうです…( ̄^ ̄゜)
ザフォラはクルトラで迷宮守、パスハリアはラクリマイヤリングの守り人、イーオンはフェルスで治安維持隊として活動。
ラリーダやヴィリオたちはみんなに笑顔を届けるため、CIRCUSとして新メンバーを加えて活動。
最後は王都アーテイルでショー&結婚式を行う、ラディアンテイルらしい終わり方でした\(^▽^)/
ヴィリオ√、めちゃくちゃ重かったけど、さすがメインヒーローなだけであって、この世界の隠された秘密や真実、彼の使命とか…。
色々重く暗く辛く壮絶な展開でしたが、それをひっくるめてヴィリオの最後の思いを聞いた時、泣きそうになりました!!
確かに幸せや嬉しい感情も私たちの大切な感情ではあるけれど、苦しいや憎いといった感情も私たちの捨ててはいけない感情なんです。
心の中に大切に取っておかなくちゃいけない感情なんだなと思いました。
忘れてはいけない感情なんですよね。
ヴィリオ√プレイしてると、そんな思いがいつまでも巡ってて、自分の気持ちを大切にしようって気持ちになりました\(^▽^)/
それにヴィリオがドラゴンの中でも特別で世界を守るため、笑顔を守るため多勢を犠牲にするより、自分を犠牲にしようとする彼の中に少しでもティファリアへの想いが芽生えたんだと知った時、ほんとに胸が苦しくなりました。
好きなのに伝えられない、伝えてはいけない、叶わない恋ってほんとに辛いけど、ティファリアがその恋を叶えるためにヴィリオに想いを伝えるところに優しさと温かさを感じました!
さて、これにてラディアンテイルすべてのキャラの攻略が終わりました\(^▽^)/
次回はそんなラディアンテイルの全体感想を更新したいと思います!!
今回もここまでご閲覧していただき、ありがとうございました(*・ω・)*_ _)