プリティマスコット
ラディ(CV:岡本信彦)
「······ったく。あの頃からずっと、お前は俺様がいねえとダメだな」
恋愛テーマ:家族から、恋人へ
少々適当だったり、酒臭かったりすることはあるが、ここぞという時は必ず助けてくれる、ティファリアにとって頼れる相棒であり、信頼できる家族。
ティファリアが【CIRCUS】に加入するとき、一緒についてきた。
喋るとあまり可愛くないが、子供には人気でマスコットとして活躍する。
ティファリアを混乱させないため、10年間人型になれないと言い獣型のままで過ごしていたが、旅の途中で事実がバレてしまう。
共通2章でラディが人型になれるって知ったティファリア。
ラディは元々人型になれないと彼女に言っていたんですが、本当は『3年前人型になれるようになった』と本当のことを明かします。
その頃から昔の記憶が掠めるんです。
共通5章でスピリアに『ティファリアはもう大人になったから昔のことを話してもいいんじゃないか?』と言われ、渋々ながらも語り始めます。
ティファリアにとってラディは家族だけど両親を亡くして突然現れた幻獣だと思っていたが、本当はそれより前からティファリアのそばにいたんです。
ラディは親代わりがいなくなってからずっと1人で旅をしてきました。
そして10年前、カリダでティファリアたちの家に居候することに。
しばらく彼女たちと暮らしてた頃、ライジェルさんとメリアさんはまだ小さかった彼女を残して調査のために遠出するのが心配でした。
ですがラディは『俺が面倒見てるから行ってこい』と2人の背中を押します。
しかし、戻るはずの日になっても戻って来ず、彼女が『お母さんとお父さんを探しに行く!』と騒ぎ出した時、意識のないメリアさんを抱えたライジェルさんが帰ってくるが、家に着いた途端、力尽きてしまい、ティファリアは倒れた両親にショックを受けてしまいます。
ラディは2人を助けようとしますが力を使いすぎてしまい、人型に戻れなくなってしまったんです。
しかし、人型になるまで魔力が回復しますが、彼女の辛い記憶を呼び起こすことが怖く、人型にはなれないと嘘をつき続けていたんです。
小さい頃から傍で見続けてきたからこそ、彼女がとても大切なんだということが伝わってきました!
そして、ラディの本当の名前は…ラリーダ。
ここから先はラリーダ表記にさせていただきます。
ティファリアの辛い記憶を思い出させないために人型になれることも本当の名前も隠していたんですよね。
苦しませるくらいなら、思い出させない方がいいと、そう思って。
ティファリアが笑顔でいられることが何よりも大切だったんです。
ティファリアの両親を救えなかったことでラリーダはせめて親代わりになろうとしたんです。
でも、ティファリア的には彼にそう言われたとき、胸が痛み、ラリーダが『親代わり』で自分の傍にいてくれたことがとても複雑に感じたんです。
個別√ではコリヴスの成長のために旅に出たいというティファリア。
ですが、ラリーダは『今回の旅は王子もいるから危険が伴う』『ライジェルとメリアに面倒を見ると約束してるからティファリアに何かあったらただじゃすまない』とだから諦めようと言います。
ティファリアはラリーダに『公演前に私の味方だって言ったことは嘘だったの?』と聞き、ラリーダは『嘘じゃないが、子供が危険な場所に足を踏み入れそうになったら止めるのも親の務め』といいます。
彼がまだ親代わりになってるつもりだと知った彼女は『私は親代わりになって欲しいわけじゃない』とリーベルを飛び出していきました。
そうしてリアンに相談乗ってもらったことでラリーダが好きなんだと自覚するティファリア。
そこにラリーダが現れるんだけどティファリアに迫るリアンを見て殴りかかろうとするんですよ。
リアンに『君は彼女の親代わりだから彼女が誰と恋してもいいでしょ?』みたいなことをいわれるんだけど、ラリーダは『誰も認めない!』って言うんですよね。
なんか共通3章でもそんな話をしてて、CIRCUSメンバーすごい全否定されてたのめっちゃ笑ったよね( ˇωˇ )
ティファリアはラリーダに少しでもいいから気持ちを分かって欲しいと思い、告白します。
そんなラリーダは『冗談だろ』と言いますが、ティファリアはそんな彼に抱きつき、『【家族】としてじゃなくて【子供】としてじゃなくて一人の女の子として見てほしい』と言います。
しかし、ラリーダは『それは錯覚だ』と。
環境が変わったことやラリーダが人型になれることを知ったこと、ラリーダの距離感が近いことなど、色んな原因があって、誤解しただけだと。
『それは恋じゃない』と。
なんだろ!!
幻獣と恋して、結婚した人だっているのにラリーダは無理だというんですよ!?
普通じゃないってどういうこと?
ラリーダが何かを抱えてることは事実だよね?
それにコリヴスがラリーダから幻獣じゃない変な気配を感じるとか言ってて…何それ?!ってなってる笑
コリヴスの初公演を終え、ラリーダはCIRCUSを抜けるとみんなの前から去って行ってしまいます。
いや、あまりの突然のことにえええ!?が止まりません!!何故!!
ジーニアとアレストさんからラリーダの事情を聞くことに。
事の発端は【フローラの種】でした。
世界の発展のために、量産すべきフローラの種を作るには膨大な土の魔力が必要になり、研究が難航していました。
そしてそのフローラの種を量産するためにカリダにあるコアアイテム【カリタスワンド】を使うことになったが、そのワンドは他のコアアイテムと比べ半分程度の魔力しか持っていなかったんです。
なんでワンドが半分の魔力しかないのか原因が分かってないため、ラリーダはワンドの調査とフローラの種の量産に向けた研究のため、協力することに。
カリダに来た頃、ラリーダは乗り気じゃなかったのに協力するようになったのは、ヴィリオとラリーダが学術塔でワンドを見に行った時からなんです。
ラリーダがその時『離れた方がいいと思うこともあるけど、結局のところ俺が離れたくないだよな』って言ってて。
あれ?!ラリーダさん?!え?!どういう意味ですか?!となりました笑
『ラリーダはアイツのことが大好きだもんな!』に否定しなかったのは少なからず彼女を想ってるからなのかな?
そこでヴィリオはドラゴンの気配を感じ、そして研究室最奥でティファリアに深く関わるものを見つけてしまいました。
口止めされてるからそれがなんなのか言えないってことは、それほど深く関わるものなんですよね?
ヴィリオが前に彼女の両親の研究について聞いていた事と関係してるのかな?
ラリーダはティファリアを大切に想うからこそ、全て上手くいくまで黙っているつもりでしたが、ヴィリオはティファリアが知りたいというなら、自分が見たものを教えるといい、ティファリアも『私に関係してるなら知りたい』と言います。
ラリーダの気持ちも分かるんですよね。
ティファリアを思ってるからこそ、彼女の笑顔を守るために行動してるんだと。
ティファリア自身も気持ちをわかってる分、もう守られるのは嫌だと。子供じゃないんだと。
少しずつ大人になっていくティファリアに感動してしまいます。
そして、秘密を知るため、学術塔に向かうCIRCUSたち。
学術塔最奥の部屋に居たのはティファリアの両親でした。
ティファリアの両親は医学の発展のため、学術塔に遺体を提供すると生前に決めていました。
亡くなったというのは表向きで2人が学術塔に運ばれた時、生きていることが判明しました。
しかし、ティファリアの両親はドラゴンの呪いにかかっており、生きてるが目覚めることはない状態にありました。
当時の2人は仕事中の事故により、亡くなったと聞かされていたが、本当はヴィリオが生まれ育ったドラゴンの島【パシオ】に向かっていたんです。
パシオは外界から隔離されており、連絡を取れるのも王家のみ。
なので、パシオの周辺には許可された者以外立ち入れないよう、強力な魔法がかけられていたんです。
ティファリアの両親はパシオに入ったことで死に至るほどの強力の呪いをかけられてしまったんです。
しかし、両親が死なずに生きてるのは呪いを何かで防いでいるからだったです。
呪いだけなら、ヴィリオでも解けるが、呪いの他に別の魔力が絡んでいることにより、呪いを解いてもその魔力のせいで身体が耐えきれなくなってしまうかもしれないと。
しかし、その絡んだ魔力はラリーダが彼女の両親を助けようと使った魔力だったんですよね。
ヴィリオが呪いを解くと、ラリーダもワンドを使って彼女の両親を目覚めさせます。
ここからカリダの歴史になります。
人と交流した幻獣が、人の姿と言葉を欲し、それを与えたことで今の幻獣が生まれたんですよね。
そして、そんなセリウスの姿を見て、アーテイルは協力して欲しいと頼みます。
しかし、『人間と契約しない、研究に没頭したい』というセリウスは初めは断りますが、アーテイルの執念に負け、『契約したいならに僕のために高い高い塔を作れ』といい、最終的にはセリウスやみんなの力で学術塔が出来上がりました。
そして、そんなセリウスは人間と幻獣が協力し合う姿を見て、不可解な【心】を作るために研究し始めることに。
心は体に宿るもの、セリウスは心を作るために幻獣に人の姿を与えた応用で魔力を含む土でラリーダを生み出しました。
ラリーダは幻獣じゃなく、土の魔法で作られた自律型ゴーレムでした。
ラリーダはカリダの街で人間と交流しながら少しずつ感情を学んでいきましたが彼はゴーレムなので歳を取りません。
いよいよセリウスが消えるという時、彼はラリーダの額にワンドの半分の土の魔力【カリタス】を埋め込め、彼がいなくても動けるようにしたんです。
ラリーダはワンドの片割れみたいな存在なので、国にこの力を捧げるためにCIRCUSを抜けると言います。
いざ、抜けるってなったその日の夜、ティファリアの額にキスを落とすラリーダがとても切なかったです。
しかし、ラリーダは自分の持ってる魔力をワンドに移し、記憶と心を喪失してしまいました。
ラリーダが別人になったことに取り乱すティファリアでしたが、スピリアと話すことでラリーダを元に戻すことを決意します。
しかし、ワンドに力を移して消滅するはずのラリーダがまだ生きているのは昔のラリーダの残った感情を魔力にして補っているんです。
なので感情を魔力として補填することでラリーダは元の状態に戻るだろうと。
コリヴスが土の魔力をラリーダに注ぐが、それでも膨大な魔力が必要なのでティファリアは『フローラをラリーダに与えるのはどうか?』と提案します。
こうしてフローラを咲かせるための旅に出ることに。
ザフォラが『そもそも心ってなんだ?』って言ってたけど確かにそうなんだよね!
昔のラリーダ自身もそれが分かってなかったから無謀なことが出来たわけだけど。
人の心ってほんとに難しいんだよね。
ティファリアが両親たちとCIRCUSでの旅の話をするんだけど、ラリーダの話ばかりで笑
ライジェルさんがティファリアがラリーダを異性としてて見てたことにショックを受けてたんだけど。
告白を断られてるって知ったら、『ありえないぞ!この子の何が不満なんだ!』って言ってて思わず笑ってしまった笑
にしてもフィロとコリヴスの絡み、めちゃくちゃ可愛くないか!?可愛すぎる!!
クルトラ、オリエンス、フェルスで公演をフローラを咲かせることでラリーダの記憶は徐々に取り戻しつつありました。
しかし、記憶が戻っても、ラリーダ自身が望まないと心を取り戻すことはできない。
ラリーダは『もし【今の俺】が拒絶したらどうするんだ?』とティファリアに問いかけます。
ティファリアはその問いに『ラリーダを元に戻すのは諦めてここから改めて、今のラリーダと新しい関係を築く』と言います。
どれだけ時間がかかろうと、ラリーダとまた【家族】みたいになれるようにと。
ラリーダはティファリアの問いに対して何も思ってないし、気にしてないと、だから好きなようにすればいいんじゃないか?と言います。
なんかさ、言葉は冷たく感じるけど確かにエールのように感じるんだよね。
それに少しだけ意思を感じるというか!!
ラリーダ視点で思い出した記憶を振り返るシーンがあるんだけどそこに昔のラリーダの思いとかあったりして。
で、ザフォラとヴィリオたちに『何をもって心の研究は終了なんだ?』って問いかけられるんだけど。
多分そこはラリーダにしか分からないんだよね。
ティファリアの笑顔のためにしたことなのに、そのラリーダがティファリアから笑顔を無くしてるから切ないというか。
だからザフォラとヴィリオに『目的を達成したいなら、まずは自分自身と向き合ってみろ』と言われるんです。
アーテイルに着いてリーベルで談笑するジーニアスを除くCIRCUSたちなんですが、そこに酔っ払ったお客様が来るんですよね。
止めなきゃって思ったみんなよりも早かったのがラリーダで、その彼が怒ったんですよ!
咄嗟に身体が動いたって言ってたけどちゃんと感情があるんだって実感したよね!!
唐突に頭を撫で出して、何?!って思ったと思いきや、ティファリアにどうだった?って聞かれて『楽しくない』ってあんまりじゃない?
と思いきや、『記憶の中では、嬉しそうに笑ってたのに、今のお前の反応は驚くか、悲しそうな顔をするから』だから楽しくないって言ったんです!!
これは少なからず今のラリーダがティファリアを笑顔にしたいと思ったと解釈していいだろうか?!
ラリーダに楽しかった頃の感情を思い出してもらうために街を歩くティファリアたちなんですが、その時にティファリアがラリーダに対する想いとか伝わってきて切なくなるけど愛しくなってきました。
それにラリーダのためにパンケーキを作るティファリアですが、焦がしちゃって。
それでも止めようとするティファリアを無視して食べるラリーダですが、その時笑ったんですよ!!
なんかラリーダが心を凍らせたティファリアを笑わせた時ってこんな気持ちなんだ!ってなりましたね!
ラリーダも初めてティファリアの笑顔を見て、そして咲いたクロリスを見て、愛おしさを感じたんですよね。
そして、クロリスの魔力に取り込まれ、セリウスの最後の時の記憶を思い出します。
すべての感情の起点となりうるこの感情の名は --【愛】だよ、ラリーダ。
というセリウスの言葉、今も胸に響いています。
【昔のラリーダ】はティファリアを愛していた。
その感情を理解することが出来たし、【心】の研究はいつの間にか完成していたんです。
この時のクロリスに口付けるラリーダのスチル、めちゃくちゃ綺麗でした!!
そこだけでティファリアへの愛を感じる気がします!!
アーテイルでの公演の内容がラリーダに関する内容なんだけどなんか泣けてきちゃいました。
ラリーダ視点でもティファリアと一緒に生きたいと願っていても人間と永遠を生きる人形の寿命は違うからと諦めていて。
願うことも夢を見ることにも逃げ続けていたんです。
叶わないとわかった時、傷つきたくなかったんです。
だけどティファリアはそんなラリーダの心に真っ直ぐ向き合っていて、想いを伝えて。
【愛】を教えていたんです。
そして、今のラリーダも彼女と同じ時を生きたいと。
もう逃げないから、目を背けたりしないからと。
セリウスに願ったんです。
そしてセリウスの『研究が完成した』という声と共に光に包まれ、ラリーダは倒れてしまいます。
ティファリアの両親はワンドを調べているうちにワンドから微弱な魔力がラリーダのいた方向へ発せられていたのが明らかになりました。
眠ったままのラリーダは目を覚ますんだけど、ほんとにこのシーン泣いてしまいました!!
私もティファリアと一緒に泣くほど嬉しかったです!!
ティファリアとラリーダはCIRCUSの旅が終わったあと、幻獣の子供たちに都会での暮らし方について教えていて、いわゆる幻獣たちの先生ですね!!
まさかのラリーダが人間と同じスピードで生きられるという事実が発覚しました。
人間ではないが、幻獣として生きられるということを発覚して軽く驚きが隠せません。
最後はお互い想いを伝え合って晴れて恋人同士になりました!!
幸せになってくれ!!
ラディ√は心というのを題材にした物語でしたね!!
なんというか、ほんとに人の心って奥深いなって思いました。
それにめちゃくちゃ切ないんですよ!!
それに色んな事実発覚して驚き満載だったんだけど、誰もがハッピーになれる物語でした!!
さて、次回はヴィリオ√を攻略したいと思います!!
ヴィリオ√もすっごい気になってたんですよね!!
なんせ恋愛テーマが【特別】と【普通】なので。
それにザフォラ√でのヴィリオの役目が少し気になるところですね( ˇωˇ )
というわけで、今回もここまでご閲覧していただき、ありがとうございました(*・ω・)*_ _)