それに真井√っぽいんだけど、なんとなーく最初の頃、彼と柘榴って似てるような気がしたんだよね。
それに柘榴と同じ懐中時計を持ってたし…ただの偶然かなーと最初は思ってました!
知己だけが味方になってくれて、『ここから出る方法を探そう!』とみんなに話に行ったけど、武尊に言われたことにより、『スイートクラウンになる』と決めてしまった柘榴。
知己は最初から諦めてたわけじゃないけど、城から出る方法を探すにしろ、彼女の欲を伸ばしてスイクラ様にするにしろ、光明が見えてなかったです。
『もう、駄目だな』と思っていたんです。
それでも、『ここから出る方法を探そう!』と言い続けるつもりだった。
そうしたら、誰も彼も彼女を『スイートクラウンにしよう』と言わなくなると思ったから。
少しでもいいから、みんなに希望を持って欲しかったんです。
だから本音を伝えてくれた知己に柘榴は『スイートクラウンになるのを手伝って欲しい』と頼みます。
そうして一緒に過ごすうちに、柘榴は彼の雰囲気が『居なくなった弟』に似ていると感じます。
そうして寂しがった彼女の頭を撫でたことにより、ピンブローチは赤く光るけど、クランや蒼馬達が彼女に触れても赤く光らなかった。
知己が触れて赤くなるのは、彼女の中で少しずつ感情が変化していってるからかな?とも思ったけど、たぶんそれは知己を彼女の弟『知也』と重ねているから!
知己は記憶を失っていて、5年前森で倒れていたところを今の両親に助けられたんです。
手には大切な懐中時計を持っていて。
そこで柘榴は『真井さんが私の弟なのでは?』と思い始まることに。
そうして彼女は彼が弟であることを確証するために、懐中時計を貸してほしいと頼みます。
お揃いの懐中時計は同じものだから、間違えないように知也は自分の懐中時計の蓋の内側に『知』という字を入れていて、彼の持っていた懐中時計には、その字が入っていた。
その事を知己に伝えるが、本当にそうだと言う証拠がなかった。
だからこそ、その話を聞いた知己は彼女が安心するなら『擬似的にでも弟になろうか?』と提案することに。
もしかしたら本当に姉弟で、そうして接することで自分の記憶が戻るのではないかと、考えたのです。
真井Sideで、知己自身は柘榴に対して『好き』という気持ちを抱いていて。
しかし、柘榴自身は知己を『知也であってほしい』と願っているんです。
だからもし、彼が"知也"だった場合、この気持ちを抱き続けることは許されないし、"知己"だった場合でも彼女は失望し、"知己"自身に必要性をなくしてしまうかもしれない。
つまり、知己が"知也"であってもなくても、彼女に受け入れてもらえない存在だと。
彼のこの葛藤がすごい苦しい…:( ;´꒳`;):
好きなのにそれすら受け入れてもらえない気持ちは想像しただけでも苦しいよね。
知己が自分の記憶を思い出してくれないと思った柘榴はこの時たぶん無意識に《自喰》したんですよね。
『思い出して欲しい』と。
そして知己は昔の記憶を夢で見ることに。
どうして今更?と思う半面、彼はこの記憶を彼女に伝えるべきか迷います。
しかし、もう一人の自分が囁く『彼女が好きなら昔の夢を見たことを隠し通してしまえばいい』と。
知己は彼女を守ろうと思っただけなのに、そんなことを思う自分に嫌悪し、自分は彼女に必要な"知也"なんだと、"知己"は必要ないんだと。
そう思い込むことにしたんです。
なんか彼女を守れるなら、どんなこともやる!って気持ちが伝わってきて、ほんと切ないし苦しい…|ω`)
それに、もうこの時の真井sideの彼の気持ちが痛いほど伝わってくる…。
それから夢で知也に関する夢を断片的に見るようになり、そうして彼を知る度、彼を怖くなっていったんです。
何故なら、"彼"の"彼女"に向ける感情はどこか"歪んでいた"から。
"知也"自身も彼女のことが好きだったんですよね。
そう彼の感情を知るたび、彼になってはいけないのでは?と思い始めるんです。
しかし、知也と姉として接していくうちに、彼女もだんだん精神をすり減らしてるんですよね。
そして、知己が何者かに乗っ取らそうになり、『知也』の名前を呼ぶが反応はなかったのに、
『真井さん!』の呼び声では元に戻り、彼女はそこで彼に『知也』として過ごして欲しいということを強制していたのでは?と気付きます。
5年前、知也は城を探しに柘榴を連れて夜の白樫の森をさまよい、そこで出会ったのがかつてスイートクラウン城に迷い込んだ《スイートクラウン》だった。
彼はとある期間《スイートクラウン》の中で過ごしていたのは、5年前彼に願いを叶えてもらい、一度は菓子にされていたから。
しかし、彼は森に放置されることになるが、無傷で返されたのではなかった。
菓子になった際に一部齧られており、その部分が『知也に関する記憶』だったのだ。
だから、知也の精神世界で、『僕は知也であり、スイートクラウン』というのはそういうことなんだろうね( ¯꒳¯ )ᐝ
彼がもし、午前三時のお茶会に招待されなかったら、今頃は普通に幸せに暮らしていたのだろうに、招待され、出逢っては行けない彼女に出逢ってしまった。
そうして忘れたままでも彼女に惹かれてしまうのは、知也としての気持ちがあったからなんだろうな…|ω`)
そして、知己は知也になり、スイートクラウンになってしまう。
それは不完全ながら《現スイートクラウン》が作ってしまった《スイートクラウンの心臓》を食べてしまったから。
彼女と2人だけの世界に住もうという彼の願いを叶えられない柘榴は『かくれんぼ』というゲームをします。
しかし、ゲームに負けたことにより《オフレンダ》達はお菓子にされてしまいます。
その狂気具合といったら、やばい!!
にしてもさ、お菓子にした彼らを知也がぐっちゃぐちゃにしたり、マカロン(誠丞)を食べさせようとしたり…やることが狂気すぎて怖い…ww
あの穏やかな知己、どこ行った?!ってなりましたww
道化師が彼女を求めたのは、彼がお菓子にした知也を食べ、"彼の毒素"つまり柘榴に対して"肥大した愚かな恋愛感情"が躯の中に回ってしまったから。
しかし、彼がそんな感情を抱いのは、柘榴の『私には知也がいる、知也にも私がいる』と彼女が彼を求め続けた結果として、歪んだ恋心を抱いてしまったから。
しかし、5年前に告白し、彼女に拒否されてしまった。
スイクラ様に案内され、願いを言うよう誘導され、彼は叶えてもらった。
『姉をここから出して欲しい』と。
そうお願いしたのは、姉に拒まれてしまい、この世界にいる意味を無くしたから。
真相BADは、知也と一つになることを拒んだ柘榴。
拒否されたことにより、知也は《スイートクラウンの心臓》を壊し、死んでしまいます。
しかし、いざ失ってしまったことに嘆いた柘榴は《スイートクラウン》になってしまう。
そうして死んでしまった知也と共にスイクラ城で暮らす…という終わり方でした!
なんというか、失ってから『あ、私も知也の事が何より大切だったんだ』と気付いた感じでした。
モヤッとした、感じの終わり方…ww
逆に真相GOODは、これはGOODなのか?というくらい切ない終わり方でした。
ここでも一つになることを拒まれ、死にかける途中で『真井知己』になるんです。
知己自身も『柘榴が好きだった』と、最後の最後に告白してきて…泣かせるなよ!!
そうして柘榴は『真井さんに幸せになって欲しい』と自喰してしまうんです。
そうして彼女はスイクラ城に居た全ての人たちの記憶、そして自分自身すら忘れてしまった。
最後のさ、知己が友人2人と遊園地に遊びにいっててさ、すれ違うたびに出てくる武尊や誠丞、蒼馬。
そして、グラナダとロッサも。
《スイートクラウン》が存在しない、子供たちが幸せになる世界になったけど。
なんかな…めちゃくちゃ切ない終わり方で、泣きそうになりました。
柘榴は『なくし物』を探してて、そして傍らには双子のウサギ。
彼らの名前は『柘榴』と『知己』
なにこれ、続きがあったらプレイしたいくらいでした。
きっともう巡り合うことはないんだろうな…2人は。
そう思ったら、想いも交わることがないんだろうな…。
でも、そんな傍らには双子のウサギがいるから彼女は寂しくないんだろうな…。
もうもうとにかく切なかった…!!
結局知己としても、知也としても、想いを伝えても繋がることは無いんですよね…。
この2人が幸せになる未来が欲しいよ!!
にしても、双子のウサギの性格が幼い頃の2人に似てるような…そんな気がしました。
ここでもクランとラズが支えになってくれる心救われる…\(^▽^)/
さて、全てのキャラ、攻略し終わりました!!
次回はそんなスイクラの全体感想をしたいと思います!!
今回もここまでご閲覧していただき、ありがとうございました(*・ω・)*_ _)