第131回レッスン  | 四十路テナライストのヴァイオリン練習部屋

四十路テナライストのヴァイオリン練習部屋

音楽や楽器とはおよそ縁のないまま四十路を迎えた中年男性がヴァイオリンを習い始めた。
このブログは、彼の練習部屋であり、リスニングルームであり、音楽を学ぶ勉強部屋。
整理の行き届いた部屋ではないが、望めば誰でも出入り自由。
どうぞ遠慮なくお入りください。

 日曜日のレッスンはアンサンブルとソロの二本立て。どちらも発表会に向けた最後のレッスンだ。そうなると先生もあまり細かいことは仰らず、気持ちをポジティヴに持っていく方に傾注される。
足らないのは自信だけですね
なんて、2年に一度しか聞かないようなことまで仰る。

 さてさて、ソロといっても先生とのデュオでピアノ伴奏も入る豪華ステージに向けたレッスン。今日はピアノの伴奏はないが、先生と一緒に通してみる。これが最後のレッスンだと思うだけで緊張する仁徳の薄さからか、途中いくどとなくミスってしまう。それでも先生は
あっ大丈夫ですよ
などと平然。緊張するのも練習のうちという訳だ。実際、失敗しても最後まで通しているのだからいいと言えばいいのだが、自分が弾いていないうちに伴奏だけでどんどんと曲が進んで最後まで行ってしまっては美味しいところがなくなってしまう。しかしまあ、その美味しいところに限って難しいのよ・・・

 今回のレッスンで、最初のlargoからAllegroにかわるところでテンポアップを、というご指導があったのだが、技術的にできないのと、考えている曲相とちがうので、そこでテンポを上げるのはやめてもらった。そのあとの上昇音型のところでグイグイとテンポを上げていく、という今までのテンポ感で。

 先生が心配されていたのは、後半のところで拍のカウントが甘いところがあること。本当なら、ここはもっとピアノと合わせて、和音の展開から音の変わり目を掴んでおくべきところなんだが・・・

ご参考までに、楽譜と完成予定図はこちら

実際の演奏はこれと異なる場合があります。