手術前の検査をするために、息子をとある大病院へ連れていきました。

病院だけで一つの町ができるほど、沢山の職員さんが働いていますが、どうも受付の事務の方には、疲れているといいますか、愛想があまり良くない方が多い傾向にありました。

もちろん素敵な笑顔で対応される方もいるんですよ。

愛想のいい方とそうでない方との違いは、恐らく仕事の捉え方にあると予測します。

無愛想な事務員にとっては、「患者に正確な検査場所教えて、手続きをすること」が仕事。

愛想の良い事務員にとっては、「患者が安心して、落ち着いて検査ができるように支援する」ことが仕事。

同じことをしていても、目的意識や職場理念に対する認識の深さが、働き方に現れてくるのでしょう。


理念を知っているレベルと理解しているレベルの違いを実感した出来事でした。


スタッフ教育は、「教える」ことから「理解し、行動をおこす」こと、つまりアクティブラーニングに転換していく必要がありますね。




実習指導指針の改定を目前に、今年から各養成校より実習時間や課題内容について、要望がよせられています。

実習中に尊い命が途絶えてしまった事件をきっかけに、ようやく業界が重い腰を上げて動きだしたといえます。

私自身、実習中に容姿や声や存在についてまで、痛烈な人格否定まで受けた経験を振り返り、学生さんに安心できるような配慮をしてきたつもりです。

しかし、個人の感情や経験に基づく、価値観の押し付けになっていた可能性は否定できません。施設としての基準が明確とならない中で、指導者まかせになっていたことも否めません。

そういう施設が多いのが現状ではないでしょうか。

思えば、これまで療法士の仕事は、「職人さん」だったのかもしれません。師匠の言うとおりに考え行動するスタイル。

人は教えてもらったように教える傾向にあります。

職人さんの社会は、師匠の技を見様見真似で、修行のごとくコピーして、そこから学ぶ世界。
だから我々も教え方を教えられていませんし、教える仕組みの作り方も教えられていません。




今回、当施設で実習指導について勉強会を開いていただき、現代の教育にマッチした、当施設なりの基準づくりがいかに重要なのかを学ぶ機会となりました。

教えているつもりにならないように…

個人情報の管理、ハラスメント、指導方針と基準の提示や説明などなど、課題が溢れんばかりですが、学生とともに成長する療法士集団として、スキルアップしていきます!
訪問リハビリで体操中の利用者さんの話。

突然、「あ、すいません、ちょっとここに座って待ってて下さい」といって、その場を離れようとしました。

どうしました?調子悪いですか?と尋ねると、「いや、急にもよおした。大きい方」と、やや小走りに去っていきました。

3分ほどで帰って来ると、第一声が、
「いくら薬飲んでも通じがなかったのに、リハビリしたら一発やな!こまっさんは便通療法士やで」と笑って言われました。

『便通療法士』
なかなか素敵な称号を頂きました!

下半身の筋トレと、一部の筋膜アプローチをしただけですが。

やはり身体は適度に動かした方が健康になりますね。


苦手なこと、苦手なひと、苦手な環境ってありますよね。克服しようとしてもなかなか出来ない。だから苦手。それゆえ遠ざけようとしてしまいます。

その改善方法は、スバリ、
「苦手なことは克服しなくてもいい」

本当に苦手なことにわざわざ取り組まなくてもいいんです。ただし、プライベートな場合に限ってです。

お金をいただいている仕事では、そうはいきません。改善してコストダウンさせ、法人に貢献することが求められるからです。

では、どうすれば仕事上の苦手は克服できるのか?

苦手の克服方法は、苦手に向き合うことです。

禅問答みたいに思えますが、これ本当です。

苦手意識をもっているから、後回しにしたり、遠ざけたり、気付かなかったりします。

だから冷静に分析できない。

しっかり向き合って「なぜ遠ざけようとすのか?どうしてその行動をとろうとするとうまくいかないのか?何を不安に感じているのか?行動の結果として得られる出来事や感情は、自分にとってどんな不利益があるのか?」などなど、掘り下げていくことで、苦手の輪郭が見えてきます。

具体的になってくると解決策が立てられます。

そうなんです。向き合ってなかったから、解決へ向けた具体策がわからなかっただけなんです。理由が解ればなんとかなります(^_^;)
少なくとも毛嫌いしたくなる感情から解放されて、冷静に対処しやすくなります。

苦手の克服は向き合うことです。

向き合うまでが大変なんだけどね。
苦手だって気づきもしないから…


ちなみに、私は伝えることが苦手です。
人への伝達や指導、苦情など、伝わらなかったらどうしようと思いがち。

伝わらないことや、本意でないように伝わることで、迷惑をかけたくないと思っていますし、嫌われたくないとも思っています。(こうして表現することも苦手克服のひとつと思ってます照れ

でも仕事上求められるていることは、私の感情ではなく、チームの生産性が上がることなのて、しっかりと求められる役割を演じて遂行することに専念します!

「幽霊が見えるんです」

利用者からこの手の話を聞くと、興味津々になる悪い癖(^_^;)

家族や他の利用者にも同じ話を、一から十まで話続けるので、やや周囲はお疲れです。

そのため昨日は脳の画像診断にもいったそうですが、診断はもう少し先になる様子。

「毎日窓の外からこっちを見てるの。見てるだけなんだけど、私が話してることはわかってるみたい」
「小さな女の子が部屋の椅子に座ってるの。声をかけてもウンともスンとも。お水をあげて、お帰りと優しく言ってもじっとしたまま。仏壇でお経をあげたらスッと消えたのよ。でもまた出てきてね。」
「向こうのマンションの上にもうろうろしてるのが見えるの。家族は見えなくて相手にしてないけど」

こんな感じでエンドレスにお話され、リハビリ時間もとれず。

この方、話すことが目的で、お話しされる内容~体調や幽霊のことは、あまりどうでもいいことなのかな?と解釈してみました。

そこで、「幽霊が見えても、何も悪さしないんでしょ?だったらテレビの映像が流れてるとおもったらいいんじゃない?」と笑って返しました(^o^;)

ちょっとその返しが意外だったみたいで、一旦話がとまり笑いが起こりました。

「お経を聞きに来てるということは、きっとファンなんですよ!観客が来てると思ったら素敵ですよね。一緒に般若心経を唱えましょう!」

そんなやりとりで、ご本人と周りの利用者も笑顔でお経をとなえるという、なんだかおもしろい時間が流れました。

結果的に喜んで頂きましたが、その後のフォローも重要ですね。

(個人的には幽霊は何らかの「情報」だと思ってますけどね)