一番の理由 |  お転婆山姥今日もゆく

 お転婆山姥今日もゆく

 人間未満の山姥です。
 早く人間になりたい。

22の時だったか、友人二人と大曲の花火大会に行くのに昼前に出て、田沢湖前で渋滞にはまり、田沢湖駅で車を停めてぎゅうぎゅう詰めの臨時列車に乗り、会場まで汗をふきふき歩き(友人と色違いのお揃いで買ったワンピースを着ていたのに、汗で化粧も髪も残念になった)、帰りはまた臨時列車ですし詰め(それでもとにかく乗れる、乗せられたのがありがたい。留め置かれたらどうにもならない)。

 

日付が変わる前にやっと田沢湖駅で再び車に乗って盛岡に戻り、あまりにヘトヘト空腹で、深夜一時に焼き肉屋に入って・・・

「若かったよねぇ」

という思い出がある。

 

先週末、某所に行った折、あちこちに

「8月5日.6日、港まつり・花火大会」

というポスターが貼られていた。

 

夫婦の会話

 

「来週お祭りだよ」

「花火大会だよ」

 

・・・だったら混むから家にいよう。

 

昨夜は長岡の花火大会をライブでPCで見ていた夫。

「終わった後の寂寥感が嫌なんだよ」

 

私は

「体力無いと現地に行くまでも大変なんだよ」

 

一番近い夏の思い出は、昨年の集中豪雨の中、夫の実家往復所要時間8時間、滞在時間15分、という残念なもので未だ更新されておりませんの・・・・。

 

そもそも猫を置いて出かけるのが嫌。

猫たちは手がかからず、留守の時はそれぞれ寝てたり、起きて食べたり、きちんと排泄したり、おもちゃで遊んだり、二匹で癒し合ったりしているので心配は無いのだが、それでも一番の理由がやっぱりそれ、そういう夫婦なので、思い出が増えません(笑)。