あなたの人生がうまくいく! 直感力を鍛える5つのコツ:浅見帆帆子 | 致知出版社公式アメーバブログ

 

 

 

 

 

著書『あなたは絶対!運がいい』『あなたの運はもっとよくなる!』などが累計250

万部を超えるベストセラー作家・浅見帆帆子さん。「直感とは物事や人生がうまくい

く方向に導いてくれる情報」だという浅見さんが実践してきた、「直感力を鍛える5

つのコツ」とは――?

 

 

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■直感はどこからくるのか

なぜ「直感」をテーマにしようとしたかというと、ここ数年、私が思っている以上に

人間というのは直感、つまり自分の意識していないところからくる情報によ

って動かされているんだなというのを痛感しているからです。

 

皆さんご存じのように、人間の脳というのは全体のほんの数パーセントしか使われ

ていないといわれていますよね。では、残りの90何パーセントっていうのは何も使わ

れずにただそこにあるだけなのかっていうと、そうではなくて、今の科学のレベルで

は発見できずにいるだけで、必ず働いていると思うんです。ただ、直感がくる時って

ほんの一瞬なので、脳のこの部分が反応する時に直感がひらめきますっていう瞬

間を科学的に証明することはかなり難しいでしょうね。

 

脳でいえば使われていないと思われている部分であり、意識といういい方をすれば、

人間がいま普通に目を覚ましている時のことを顕在意識といい、そうではない部分

を潜在意識と呼びますが、直感っていうのは潜在意識からきているものだと思って

います。 

 

ほかにもスピリチュアルな観点で、宇宙から直感がくるなんてこともいわれますが、

私は直感がどこからくるかというのは、大した問題ではないと思うんですね。大事な

のは、直感というものがあるんだなということを否定の心を持たずに受け止めるこ

と。そして、直感とは物事や人生がうまくいく方向に導いてくれる情報である

ということを信じることです。

 

今日はこの直感を受け取る方法と、直感を受け取りやすくするコツについて具

体的にお話ししていきたいと思います。

 

■わくわく感をいかす

まず、直感を受け取る方法について、大まかに分けると次の4つになります。

 

1番、理由もなくふと感じること。

 

2番、本音の感じ方。

 

3番がシンクロニシティ。

 

そして4番目が夢です。

 

この中でこれだけできればいいって思うくらい大事なのは、2番目の「本音の感じ

方」です。これはあるものを見たり聞いたりした時に、そこから自分がパッと感じる

感覚のこと。例えば、誰かに仕事の依頼を受けたとします。その時に「それいい

ね、乗った」と思うか、「どうも気が乗らない」と思うか。先入観や条件などの前

情報がまったくない状態でどう感じたのか。それが直感なんです。

 

私は仕事のお話については、全部この直感で決めています。

 

直感で決めているというと、自由気ままですごく偉そうに聞こえますけど、私は

自分の本音の感情が、一番最初にどう動いたかを大切にします。

 

この時、条件などに目をやって頭であれこれ考えては駄目なんです。ある企画

を前にして心がわくわくしないのに、条件を見てやったほうが得かもしれないとか、

あの人の紹介だから断れないとか、断ったら印象が悪く見られるとか、これらはあと

から頭で考えてひねり出した理由であって、自分の本音を覆い隠してしまうことにな

るんですね。

 

逆に、わくわくしている自分がいるのに、前に同じようなパターンで失敗したから今回

も失敗するんじゃないかとか、こんなおいしい話は世の中にはないだろうとか、頭で

考えているうちに一番最初にやるぞって思った感情が、だんだんと萎んでしまう

せっかく未来からのわくわくする提案がきているのに、世間の常識や自分の

思い込みの枠でブロックしてしまう──。

 

実際、私も初めは随分迷いました。自分の気持ちがわくわくしないとか、気持ちが

乗らないという理由だけでお断りするのって、すごくわがままなことに感じますよね。

 

ただこれは実験をしてみるとすぐ分かるんです。もやもやして気持ちが乗らないのに、

条件がすごくよくて、時間的にも余裕があるからっていうことでそのままお引き受け

すると途中で必ずおかしなトラブルが起こるんです。結局、最初に感じていたすっき

りしない感覚のままに進んでいくことがほとんどですね。

 

■直感はすべての人に訪れる

次に直感を受け取りやすくするコツ、つまりどうすれば直感がさえてくるかについて。

 

1、否定ブロックをつくらない。

 

2、質問を投げ掛ける。

 

3、即行動する。

 

4、ぼーっとした時間をつくる。

 

5、思い込みの枠を外す。

 

この五つです。2番目、これがこの中で一番のポイントです。

 

日常生活の中で直感を働きやすくさせるために、いつも自分の潜在意識に質問を

投げ掛けてみてください。脳というのは、膨大な情報量を持っているコンピュータと

まったく同じだと思っています。ですから質問した時とパッと答えがひらめく瞬間との

間にタイムラグはありますが、答えは必ずやってきます。

 

質問する時に一番大事なのは、とにかく具体的にわかりやすく質問しておくこと

です。例えば、人間関係でトラブルが起こっている時に、みんなが納得して解決する

方法は何ですかとか、AかBかで迷っている時は、AかBか明確に答えがほしいとか。

ただどういうふうにおもいつかせてくれるか分からなかったら意味がないので、私に

も分かるように教えてくださいって付け加えるといいですね。

 

もう一つ大事なのは、間違った質問をしないということです。どうしてこんな悪いこ

とが起こったんだろうとか、原因を探るような質問のことです。例えば、自分のお姑

さんとの関係がうまくいかないという悩みを抱えている人が、どうしてうまくいかない

んだろう、私の何が悪いのかしらというような質問をしてしまうことですね。

 

考えてみてください。仮にその原因が分かったとしても、そもそもその人にはそれ

が簡単に直せないからうまくいかないんですよね。まして原因を探り始めると、自分

のマイナス面や相手のいやなところばかり目についてしまうんです。パソコンの検

索に「どうしてうまくいかないんだろう」って入れると、それに関連して悪いことばかり

ヒットするのと同じことですね。

 

でも本当に知りたいことっていうのは、問題を解決して気持ちが明るくなることです

から、その答えがヒットするような質問を投げ掛けるべきなんです。

 

最初、この質問を分かりやすく明確にっていうのを再確認する出来事がありました。

京都に講演に行った際に貴船神社に立ち寄ったのですが、そこは絵馬の発祥の

地で、お願い事をちゃんと神様に聞いてもらうにはどういうふうにすればいいかに

ついて、巫女さんに時間をかけて教えていただいたんです。

 

特に強調されていたのは、神様は一番分かりやすい人、はっきり手を挙げている人

を指してくれるということでした。つまり、絵馬に私はこれをやりたいということをはっ

きりと具体的に書いている人の望みを叶えてくれると。

 

望みが叶うというのは、神様からくる見えない情報によって導かれるわけですから、

絵馬に掲げた願い(質問)に対する答え、つまり直感を受け取るということと同じなん

ですね。 

 

直感というのは特別な人だけにくるものではないし、そのすべてが必ずしも

大きなひらめきに繋がるものではありません。日々の生活の中でふと感じる

ところに、次なる発展へのきっかけが紛れ込んでいるはずですから、そのこ

とを信じて、素直に流れに乗ってみていただきたいなと思っています。

 

 

 


(本記事は月刊『致知』2010年12月号 特集「発心、決心、持続心」から

一部抜粋・編集したものです)

 

 

 

◇浅見帆帆子(あさみ・ほほこ)
青山学院大学卒業後、ロンドンに留学、インテリアデザインを学ぶ。帰国後、

執筆活動に入り、『あなたは絶対!運がいい』(廣済堂出版)『あなたの運は

もっとよくなる!』(三笠書房)『宇宙につながると夢はかなう』(フォレスト出

版)などが累計250万部のベストセラーとなる。そのほか著書多数。人材

教育に用いる企業、学校などが多く、海外でも翻訳されるなど幅広い読者

の支持を受けている。

 

 

 

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