致知出版社公式アメーバブログ
創刊48年の月刊誌『致知』がお届けする、「心に響く言葉」















月刊誌『致知(ちち)』は、有名無名を問わず、様々な分野でご活躍されている方々の人生観や仕事観をご紹介し、日々真摯に仕事に、そして人生に向き合われている方々の心の糧となることを願って編集している定期購読誌です。









創刊48年、購読者11万人。



このブログでは、これまでの膨大な記事の中から、人間学のエッセンスをお届けします。









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最新刊

月刊誌『致知』8月号

 
 
かくして日本発の新薬は誕生した
【アトピー性皮膚炎治療薬の研究開発に懸けた執念と創意】

日本発の2種類の画期的な新薬がアトピー性皮膚炎に苦しむ世界中の人々を救っている――。

 

従来のステロイド性治療薬には副作用があり、数多くの研究者たちが創薬を試みるも、

悉く失敗する冬の時代が長く続いたという。そんな困難な研究開発に並々ならぬ執念と

創意を注いできたのが、京都大学大学院医学研究科皮膚科学教授・椛島健治氏、56歳

 

世界に先駆けて金字塔を打ち立てることができたのはなぜか。

これまでの道のりを辿りつつ、その原点や転機、思考と行動の習慣、

独創的なアイデアを生み出す秘訣、自身を突き動かす使命感に迫った。

 

 

 

 

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『致知』8月号のテーマは、
「事務を識る者は俊傑に在り」です。


いま、この時に、ここで
何をすべきかを識っている人こそ
優れた人物だという意味です。

 

 

 

 

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~組織を甦らせる極意~

 


 

 

 

困難な研究開発に並々ならぬ執念と
創意を注いできた
京都大学大学院医学研究科皮膚科学
教授・椛島健治さんは、
日本発の2種類の画期的な
アトピー性皮膚炎の新薬を
創薬しました。


本日は、困難に挑み続ける
椛島さんの原点となった
京都大学大学院時代のエピソードを
ご紹介します。


 

 

 


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(椛島) 
……その後、全米のほぼすべての大学病院に
願書を提出し、三週間ほどかけて
アメリカを横断する面接旅行に出かけました。
縁あってシアトルにあるワシントン大学の
内科と皮膚科で臨床研修を受け、
帰国後は京大の大学院に入ったんです。



ここで4年間指導を受けた
成宮周(なるみや・しゅう)教授の研究室に
所属したことも、大きな転機でしたね。
成宮先生には研究者としての厳しさを
叩き込まれました。




文字通り、1年365日ラボでの研究に
どっぷり浸かりましてね。
お盆や正月の休みなんかありません。
「君が寝ている間に
世の中の研究が進んでいくんや」
とよく言われました。



また、生化学の先駆者として
知られる古武弥(こたけや)四郎先生が
遺された文章を引用しながら、
努力の重要性を説き
諭されたことも忘れられません




「本も読まなくてはならぬ/
考えてもみねばならぬ/
しかし凡人は働かなくてはならぬ/
働くとは天然に親しむことである/
天然を見つめることである/
かくして天然が見えるようになる」




この教えはいろいろな解釈の
仕方があるんですけど、
成宮先生の教えはとにかく働いて、
自分で考えて、行動に移す


それがうまくいくこともあれば、
失敗することもあって、
失敗からも学ぶことはある。


ずっと繰り返さないと
自然の本質は見えない。

だから、評論家になって
ああだこうだ言っているだけでは
話にならない
んだと。


9時から5時まで仕事をして、
あとはのんびり過ごす。
そういう生活を否定する
わけではありませんが、
研究の世界はナンバーワンに
ならないとあまり意味がない。
世界で初めてのことしか
論文にはならないですし、
特許も取れません
し、
二番目になった時点で
プロジェクトは打ち切り
になります。


もちろん健康や家庭を犠牲にする
働き方を勧めるわけではありません。
ただ、世界で初めてのことに挑む研究には、
強い集中力と粘ねばり強い努力が
必要になる場面がある
ということです。







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本記事の内容 ~全7ページ(約10,000字)~
◇皮膚医学の謎をすべて解明したい一心で
◇臨床と研究の二刀流を可能にする時間管理術
◇医師を志した原点と両親から受けた影響
◇留学が転機となり米国の病院で腕を磨く
◇「働かなくてはならぬ」恩師・成宮先生の教え
◇1000回以上の失敗を経て辿り着いた日本発の新薬
◇教科書の常識を覆すことで画期的な発見に至った
◇置かれた場所で花を咲かせ どんな逆境も楽しむ
◇人生で一番大事なもの「運 鈍 根」の三条件



 

 

 

 

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