1.MURDER THA SUMMER OF LOVE
2.YOUNG DRUNKS & OLD ALCOHOLICS
3.DERELICT PALACE
4.ALL FIGHTER
5.EVERYBODY'S NOBODY
6.ANTISOCIALITE
7.CAN'T STOP FALLING APART
8.PAGAN PRAYER
9.NO GUILT
10.I LIVE TOO FAST TO DIE YOUNG
11.DEARLY DEPARTED
この人は変わらない。
そりゃ、今年で還暦ってんだから、顔見れば老けたなぁとは感じる。でも、声も、歌っている姿も、昔とちっとも変わらないじゃないか。凄い!!
とはいえ、やっているのが相変わらずのご機嫌なロックンロールだからそう感じるのであるが、やはり昔と違いはあると思う。
この人の場合、「この人が歌えばどんな曲も自分のものにしてしまう」という強みがあるから余計に「変わらないなぁ」と感じてしまうのだが、曲作りにそれほど関与せず、言ってみれば「ヴォーカル」「パフォーマー」に徹しているところがあるので、何をうたっても『マイケル・モンロー』というところはあっても、アルバムを通して聴けば以前にはなかったような新しい感じの曲があったりして、それがまた良い。このアルバムの殆どの曲が、バンドのギタリスト”リッチ・ジョーンズ”によるものだが、彼の書く曲がマイケルを光らせているように思う。
2度目のハノイロックス解散の後、今は"MICHAEL MONROE"と彼の名前で活動しているが、これはソロではなくて、バンド。ギタリストが2度ほど入れ替わったものの、今のメンバー編成になってから既に9年近く経っているそうだ。
高校生の時、部活を引退して、なんとなく生き甲斐がなくなってしまって、これからどうしようかなぁ~なんて考えていた時(受験勉強に集中すべきなんだが)に、レンタル屋で彼のソロアルバムを借りて聴いて一発で気に入って、そこからハードロックやらヘヴィーメタルやらを聴くようになった。マイケルはメタルではないが、そういう音楽にハマるきっかけとなったのが、オレにとっては彼なのである。それが30年も前の話なのに、まだ現役バリバリでいるマイケル。凄い、格好良い!!
評価:88点 ハードなロックンロールがお好みなら、文句なしなのでは。
還暦迎えたオジサンとは思えん。格好良い!!
楽しそうだな~