Xperia Z2のレビューは一旦中断。最近さぁ~、スタダDD名乗ってるヤツいるじゃぁん? スタダDD:ヲタ用語。DD(誰でも大好き)の中でも特に 芸能事務所スターダストプロモーションに所属する人物を推すこと。 主にももクロ、エビ中、しゃちほこなどのアイドルを複数好きだと公言すること。 スタダDD名乗るなら、やっぱウシジマくん見なくちゃダメッショォォ!!! ということで、製作・配給にSDP(スターダストピクチャーズ)、 山田孝之、柳楽優弥、窪田正孝、本仮屋ユイカを始め 隅から隅まで星屑散りばめられた渾身のスタダDD映画を見てきました。 ちなみに、愛沢の引き連れてた子供のうちの1人は、EBiDANの板垣瑞生くん。【闇金ウシジマくん Part2】
監督: 山口雅俊 原作: 真鍋昌平 脚本: 福間正浩 、山口雅俊 2014年 133分 出演: 山田孝之(丑嶋馨)、 綾野剛 (戌亥)、 菅田将暉 (加賀マサル) 木南晴夏 (愛沢の妻・明美)、 門脇麦 (藤枝彩香)、 高橋メアリージュン (犀原茜) 中尾明慶 (愛沢浩司)、 窪田正孝 (神咲麗(レイ))、柳楽優弥 (蝦沼) 崎本大海 (高田)、 やべきょうすけ (柄崎)ほか
◆ストーリー◆ バイクを壊した復讐にマモルは、愛沢にボコられたことをきっかけに、 闇金カウカウファイナンスの社長ウシジマの元へ転がり込む。 しかし、ほどなく逃げ出し、愛沢と共にウシジマの金を狙うことになる。 一方、ウシジマの周りには、母親が自殺したホストの麗、麗に恋する彩香、 彩香を付け狙うストーカー蝦沼、ウシジマを敵視する女闇金・犀原など 危険なにおいをさせる人物が現れる。 原作は未読。Part1も見ていない。ドラマも見ていない。 言わせていただこう。す、すんばらしいぃぃぃっっっ!!!! 映画館出て速攻でTUTAYA行ってPart1借りた。 どうしよう、これPart1も超おもしろかったらドラマも見なきゃいけないじゃん……。 と、思ったらそっちはたいしたことなかったので安心しています。 むしろ同じ監督なのに1と2の間に何があったのかすごく気になるので 間に関わってる【ひみつのアッコちゃん】を見なきゃいけないんじゃないかと思ってる。 今回は特に素晴らしいと思った ◆演技◆イケメンいっぱい◆フード演出について語りたい。 まずはシリーズものとはいえ、この出演者の多さ。 ウシジマ一行を中心として、マモルと愛沢、麗と彩香、犀原を含めたヤクザ、 彩香を狙う蝦沼とストーリーだけで4つが同時進行している。 しかし、初見の私でもすぐに入り込めたのは、 この多くの登場人物たちのキャラの見せ方と演技力によるものだろう。 ◆演技 特筆すべきは、柳楽優弥と高橋メアリージュン。 頭おかしい労働者では【苦役列車】の森山未來に衝撃を受けたが、 柳楽優弥の演じた蝦沼の気持ち悪さとそれっぽさは、森山未來を超えてる。 声もさることながら、体毛というか皮膚の色が濃いのが気持ち悪さを倍増させている。 スタダの最初はイケメンで提示しておいて、だんだん壊してくこの戦法はなんだ。 (山田孝之、林遣都など) 高橋メアリージュンは女闇金の犀原を演じているが、これが素晴らしい。 ローテンションでしゃべっていたと思ったらハイパーヒステリックに怒鳴り散らす。 怒鳴ってる時は何言ってるかわかんないのが最高。 彼女、【るろうに剣心】で駒形由美役をやるそうなのでとても楽しみ。 手下のマキタスポーツとの絡みもいい。 映画【キス我慢選手権】でもチンピラ役で出てきたけど、マキタさんこうゆうのもいい! 今作ではせっかく共演してる窪田正孝くんとの絡みがあまりなかったので残念。 今やってるNHK朝ドラ【花子とアン】も【キス我慢選手権】も以外と共演してる2人。 ◆イケメンいっぱい そりゃあーた、スタダ映画ですからとにかくイケメンのオンパレード。 これまでに名前の出た役者以外にも、ホストクラブには相葉裕樹、井出卓也、落合トモキなど。 2014年の芸能界の階層別イケメン日本代表です。 ちなみにPart1に出てたゴレンジャイがダンスがうまくて誰だろうと思ったら プリズマックスの清水大樹くんと森崎ウィンくんだった。 どこにイケメンが出てきてるかわからないので本当に気が抜けない。 そしてエンドロールの答え合わせが楽しい。 ◆フード演出 もう始まってから終わるまで、ずーっとフード演出。 始めに登場人物が多いのに、しっかりキャラが見せられていると言いました。 これはひとえに、フード演出がしっかりなされているからという理由に尽きる。
まずは主人公ウシジマ。 彼がものを食べるシーンは数え切れない。画面に登場して3回に1回は 何か口にしているんじゃないかと思うほどフードシーンの出血大サービスだ。 その中で注目したいのが、喫茶店のパンケーキ、定食屋のオムライス、最後の焼き鳥。 もしかしたら他にもあるかもしれないけど、この3つのシーンにはあることが共通している。かけすぎているのだ。 ダクダクのシロップ、食べている途中で足されるケチャップ、振りかけられる七味。 最初は、甘党だということを見せる意外性かと思った。 パンケーキのシーンでは、柄崎も同じ動作をするので慕って従っている象徴かと思ったけど 甘党なのか辛党なのかわからないので、もっと別の意味があるはずだ。 一体、これは何を意味するんだろう、と思って約24時間考えた結果。 過剰なものを飲み込むことの象徴なのかなって。 ウシジマに金を借りに来るのは、借金がやめられない多重債務者ばかり。 登場人物のほとんどがクズと言っていい。 そんな人たちにウシジマは10日で5割というバカ高い利子で金を貸す。 取り立ては容赦しない。 しかし、ウシジマなりに正義があって守るべきものが見えている。 どうしようもない債務者たちを、どこか愛しているようにすら思える。 少なくとも嫌いではない。 そんなウシジマの清濁併せ呑んだうえでの行動規範にそそられる。 その象徴が、かけすぎる、なのかな。 他にも、恐怖を笑いに変えるハバネロ一気飲み、アホのツールとしてのラーメン、 ウシジマと戌亥の親しさを表す駄菓子、蝦沼の歪んだ性欲を象徴するソーセージ、 偏った性格が一発で伝わる犀原のお菓子とそれを選別する村井……。 ヤクザの熊倉と食事をするシーンはフード演出が連発する。 熊倉の酒を断るウシジマもそうだし、 食べ方の汚い犀原が「ガキの頃からこうなんで」と言うだけで、 どんな人生を歩んできたのか想像がついてしまう。素晴らしい! あと犀原が熊倉が怒ってぶちまけた酒を「怒られちゃったじゃん」と言って ウシジマの服で手を拭うシーンも、フードを粗末にする&体に触れることで 関係性が伝わるようになっている。 フードに始まり、フードに終わるといっても過言ではないこの映画。 ところが、1作目には全くといっていいほどフード演出が出てこない。 それどころか何かを意味があって食べているシーンがほぼない。 これは……かなり意識してやっているとしか思えない! 全く期待してなかったところから、今年ベスト10に入ってしまいそうな傑作に出会ってしまった。
■2014 RECORD■
ライブ……16 舞台……6 映画……18 LV……2