キャストごとの感想の箱学篇。
前回までの記事はこちら。
■舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The WINNER【観劇レビュー】~①主に概要の話。
■舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The WINNER【観劇レビュー】~②演出の話。
■舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The WINNER【観劇レビュー】~③俳優の話・総北篇
◆箱根学園◆
◆福富寿一:滝川英治
福富の見せ場は、2日目と野獣覚醒でほぼ終わっているので、
今作では揺るぎない箱学の柱としてドッシリ漕がれておられました。
モブの田浦がすごい光ってた。
危険ではあるかもしれないが、滝川兄さんがモブで天真爛漫になるところが見たい。
福富役で残念だなと思ったのは、1つの山場が終わったあとに
「はてさて、総北はどうするのかな?」的なセリフを入れて仕切り直してくるのが
常に福富なのがなー……。他に方法ないのかなー……とか思ったり。
ところで荒北が「褒めてくれよ、福ちゃん……」と言いながら落ちていった時、
前だけを向いて新開に引いてもらう福富が無情で。
でも心の中では荒北への感謝でいっぱいなの!? そうなの!?
大好き!! と、福富への愛を深めました。
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◆荒北靖友:鈴木拡樹
野獣覚醒からこの3日目が、荒北の見せ場。
拡樹くんも鳥ちゃん同様、初演からの皆勤賞キャストです。
まずすごかったのは待宮とのバトル。
体をぶつける演技は今まで他のシーンでもあったけど、
初めてハンドル同士がぶつかる音をハッキリ聞きました。
かなり本気でぶつかっていてビックリしました。
その後、荒北がタンクトップで登場した時に、すかさずオペラグラスを覗きましたが、
二の腕のあたりにケガまでいかないけど、傷というか痕がついている回がありました。
泣き女大爆発の荒北が落ちていくシーン。
みんなで走っているときに「うぐ……」って1回なるのヤバイでしょ……!!
3回見たうち、1回は完全にオペラグラスを覗き続けて見ていたんですが、
汗だけでなく涎も2~3本太いのが垂れていて、なんかもう
荒北の汁という汁がほとばしっていました。すごかった。
これが自転車競技じゃなかったら荒北死んでたと思う。
ありがたいものを見せていただきました。
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◆東堂尽八:北村諒
2日目から、玉城裕規くんから東堂を引き継いだ、きたむー。
東堂の見せ場は1日目なので、2日目はそんなにきたむーの出番はなかった。
そこから野獣覚醒を経て、きたむーはむーぱちを完成させた感じがしますね。
どんどんペダリングがキレイになっていって、これは誰の目にも間違いなく、
音もなく加速しているでしょう。
「自由に走れ!」と真波にエールを送るむーぱちは、途中参加のきたむーじゃない。
頼れる3年でした。うぅ……。思い出し泣き。
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◆新開隼人:宮﨑秋人
新開という男も秋人くん本人も、どこかひょうひょうとした印象があるんだけど
やっぱり内に熱いものを潜めている男だな、と思いました。
荒北が落ちていき、それを掴みかけて掴まなかった新開。
一度捌けて、上手から出てきた時のジャンプの高さよ。
70センチくらいは飛んでたんではないか。
もともと身体能力の高い役者さんではあるけれども、あの高さはちょっとすごいぞ。
私はそれが、荒北への新開の思い。
「助けれてやれなくてごめんな」は違うと思うんだけど、悔しさと感謝が高まったのが
あのスーパージャンプだと思うと、熱い、熱いぜ新開秋人!!
他に印象深いのは、鳴子劇場でのモブ。弾ける笑顔ですね。
心の底から楽しそうな笑顔でした。鳥ちゃんを肩車したり、観客を煽ったり。
あれは「最高の笑顔(モブ)」として次のトレカにしてください。
鳴子のポイントが上がる的なカードにしてください。
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◆泉田塔一郎:河原田巧也
銀色のハンドルの件はすでに語ったので良しとして。
やっぱり彼も力を使い果たして落ちていくシーンは涙なしでは見られなかったですね。
肉体の限界を超えた泉田が独白するシーン。
スポットライトから一歩外れたところで語る姿が、ああ、もう肉体から魂が離れてる……と
感じさせるに充分な演出だったと思います。
これが自転車競技でなかったら、舞台でなかったら……
泉田は死んでいたんではないでしょうか。
もしペダルにこの先があるのなら、私は合宿篇とかやりつつ
最初からやってほしい派ですが、叶うならば河原田巧也くんの2年泉田が見たい。
主将として大きく成長した泉田が銀を金に変えるべく挑戦する姿を、
たーの肉体で見たいです。
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◆黒田雪成:秋元龍太朗
正直、なぜ黒田だけ出演させているのか、いまだよくわからない。
野獣覚醒に続いて、そんなに出番がない。なぜだ。
しかしながら、パズルライダーが呉南と兼任みたいなところはあったので
裏方を頑張ってくれてたのかな。
いや、それにしても、カッコイイカラダだが、やはりなぜ黒田だけ出てくるのだ。
この件に関して、こうだったら納得するし萌えるし泣くと思う解決策を考えました。
この先、ペダルが大幅にキャストを入れ替えて続いていくとします。
その時に秋元龍太朗くんが2代目荒北をやる。
どうでしょう、拡樹くんが荒北じゃなくなっちゃうのは寂しいですし、
演技もペダリングもまだまだな気がしますがけれども、それを乗り越えて
2代目荒北として彼が輝く日が来たとしたら、私は気持ちよく泣かせていただきます。
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◆真波山岳:植田圭輔
3日目のもう1人の主役。植田圭輔くん。
植ちゃんは2作目の最初の箱学篇から真波を演じ続けています。
物語上、真波の見せ場は3日目までないものの、植ちゃんはずっと
存在感を示し続けてきました。
具体的にはペダリング。
真波にしか見えないペダリングもそうですが、植ちゃんほどピタッとハンドルを
静止させられるキャストは他にいないのではないでしょうか。
かわいい系の外見であるのに、とっても男っぽい植ちゃん。
その基礎的な筋力がしっかりした感じが、そのまま植ちゃんの真波になってる気がします。
植ちゃんは、毎回千秋楽が終わると数日置いて、とても長いブログを書く。
そのブログを読みながら、芯の熱い男の中の男だな、と思っていたわけですが、
そんな植ちゃんが、どんな思いで3日目の公演を迎えたのだろうと思って。
きっと真波が登場した時からずっと、植ちゃんはこの日が来ることを想定して
走り続けてきたんじゃないかと思うんですね。
どうやって羽根を表現しよう、豹変する真波をどうやって表現しようって、
ずっとずっと、考えながら1日目も2日目も走ってきたと思うんです。
そういった思い込みをナシにしても、植ちゃん真波はカッコよかった。
グローブをバッと脱ぎ捨てるシーン、あれよかったですね。
最後、負けてテントに戻ってきた真波が「いっぱい涙が出たので~」と言うシーン。
少なくとも私が見た3公演では全て、本物の涙を大量に流していました。
植田圭輔という男の熱さが、真波山岳と一体になっていました。
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今日はここまで。あと1回の予定です。
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