見た順にまずはこの作品から。
すでに見た映画好き仲間からは結構評判の良い作品でしたが、
もっとおもしろくできたのに途中で飽きたのかな……と思ってしまうような
物足りなさと物悲しさが残る映画でした。
【龍三と七人の子分たち】
2015年 日本 上映時間 111分
◆ストーリー◆
引退したヤクザ・龍三は、オレオレ詐欺に引っかかりそうになったことから
昔の子分を集めて再び仁義を通すべく立ち上がる。
しかし、現代の狡猾な詐欺集団に老人ばかりの元ヤクザたちは空回りするばかりで……。
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枯れ専バンザイ!! な渋い俳優を集め、任侠映画をメタっぽくコメディにする。
それを北野武監督が撮る。
おもしろそうじゃないか!!
たぶん、アイディアが出たときに、こりゃおもしろくなるに決まってる!
と思ったんじゃないかな。
結果的にモノ足りないと感じたのは、狙ってると思うんだけど
結局、高齢ヤクザのカッコいいところがほとんどないんですよ。
「義理も人情もあったもんじゃねえ」と龍三はぼやきますが、
こちらが龍三たちを見ていても、古き良きヤクザ像というのがちっとも見えてこない。
大概、我の強い老人というのは扱いが面倒なものだが、それに輪をかけているように
感じて、あーやだやだ、年寄りって。っていう、一般的な年寄りへの嫌悪感と
同じような気持ちを抱いてしまう。
仲間感も含めて、あまりいいなあ、とは思えない。
龍三がところかまわずプップップップッと屁をこくのだけれど、
老人てホントに屁出てんの気づいてるよね!? 出ちゃってるのはしょうがないけど
知らんぷりしてるとこあるじゃないですか!
少し前にリアルにそれで「やだなあ~」と思った記憶が蘇って、高まる嫌悪感。
お金があるのかないのか、結局よくわからなかったけど
登場人物たちのお金の使い方や、貧乏ったりする様子も、やだなあ~と思いました。
カーチェイスは果物屋を跳ね飛ばすなどフード理論たっぷりでした。
びっくりするほどバスが走るのが遅くて、ベンツまるっと潰したのはおもしろかったけど
あまりにものんびりした速度のカーチェイスで、笑っていられたのは少しの間。
いや、狙ってやってんのわかってるけど、おもしろくないよ……。
これに尽きる。
■2015 RECORD■
ライブ……20 舞台……7 映画……22 その他イベント……3




































