長年楽しませいただいたPC版ピグが12月2日をもって終了しました。

所詮仮想世界、深入りは禁物と思っていたのに、どうしてどうしていつの間にやら生活の一部になっていました。

お庭やピグの広場で出会ったお友達とチャットを繰り返すうち、もはや仮想世界の枠を超え人生を語り合ったり励ましあったり。

昭和の香りどっぷりなピグ友さんと昭和語りをして時々じゃれあうようにけんかをするさまが面白いとさらに昭和女史が加わり、かけがえのない仲間となりました。

そんなピグライフがとうとう終わる。

最後は忘れな草を敷き詰めて、お世話してきた動物たちと、草花やお野菜たちに今までありがとうと言って、自分の庭でじっとその時を待ちました。

22時を少し回ったころフッと画面が切り替わり、まことにあっけなく私のピグライフは終わりました。

なんの演出もなく消え失せた私の庭。

言いしれない喪失感が胸を押しつぶしていくような感じでした。

ありがとう。8年間とても楽しかったです。

何より本当のお友達という贈り物をくれました。

大切なピグ友さんたちとはこれからも絆が切れることはありません。

 

お庭はだんだん重くなるのでシンプルにしていましたが、結構島のほうはお気に入りでした。

木の枝で葺いた屋根の下でちんまり座っているのが好きでした。

↑はピグ友さんの島ですがサファリパークになっていて動物たちによじ登って遊んだものでした。お気に入りの島だったので最後にパチリコ。

 

いつかまた畑でご挨拶できるようなシステム開発されたらいいのにな。

 

 


ファンタジーオンアイスin新潟 観てきました。

 

今年は羽生選手効果でチケット取りづらいと言われていたようでしたが

どこでも見られりゃいいやな私は良席がどうのというのは関係ないのでとりあえず出かけてみました。

ステージ後ろでゲスト歌手の姿は見えませんが歌手を観に行くわけではないし、ちょうどスケーターたちが捌けていく所が見えるので、ある意味美味しい席で、高さがあるのでリンクが良く見渡せました。

オープニングで出演者が次々出てくると場内の歓声でわくわく感が増してきます。

羽生さんが出てきたときは割れんばかりの歓声で、うわぁやっぱりものすごい人気だなあと実感。

立ち姿も美しく華があります。

思えば8年前、プルシェンコさん見たさにファンタジーオンアイス新潟観に来た時にはまだ少年の羽生さん、白鳥の演目でジャンプですってんころりんしていたし、そんなに大歓声なかったこと思い出すと その成長ぶりと人気急上昇ぶりに仰天しました。

そうそう、八戸まで遠征してプルさんや羽生さん荒川さん目の前にして興奮で写真もろくに取れなかったけなあ。(プリンスアイスワールドでは最後に直接触れ合える時間があります。写真もオッケーですがファンタジーオンアイスは写真はNG)

出演者もメダリストオンパレードで本当に豪華!個人的にプルさんとランビが好きなもんで恥ずかしながらロシア国旗とスイス国旗持って行ったとです、はい。

レポ的なものは書けないんでアレですが、演目の中でも超沸騰したのは織田さんの「勝手にしやがれ」でした。パステルイエローのスーツ(ダンディ坂野じゃないて!)にメイクもばっちりで、会場の平均年齢もやや高めなので もうウケたのなんのって。お客がみんな両手を挙げて♪あ~~あ~ あ~~あ~って揺れてましたねえ。あたくしも思わず踊ってましたもの。大盛況でした。

プルさんの圧倒的な存在感も健在でした。タンゴアモーレでは腰振り全開でロングサイドのお客さんが次々なぎ倒されていくのを目にして思わずにやにやしてました。ニジンスキーもやってくださって、ロシア国旗ぶんぶん振り回して「ジェーニャ!」と叫ぶわたくしを観てお隣に座ってた御夫妻が「良かったわねえ、大好きなんでしょ?」とニコニコしてくださってこちとら恥ずかしさに顔真っ赤になりました。自制がきかなくて申し訳ありませんでした。

スペサルな演目としてはランビとバシリエフスの二人の 男子ペアによるプログラム。美形男子が二人で演じる眼福プログラムに、若干腐女子なわたくしにはおっさんずラブにしか見えなくなっちゃって「なにこれ!いいの?こんなおいしいことしていいの?」な感じでしたねえ。

今後正式種目として男子ペアとか男子アイスダンスとかやったらいいじゃん!

14時に開演したショーでしたが製氷タイム挟んで17時ころにようやく皆さまお待ちかねの羽生さん出てらっしゃいました。ユーミンの春よ来いピアノバージョンで演じられましたが、ため息が出るほど美しかったです。ルックス、スタイル、実力すべてが整ってる申し分ない王子さまっぷりでした。あんな綺麗なアスリートは他にいないんじゃないだろうか。

フィナーレでは出演者全員がリンクを周回した後一芸大会が始まるんですが、皆さん得意技を披露した後、さあ羽生さんの出番となって、大歓声の中助走に入りましたが、4回転パンクしてしまい、ものすごく申し訳なさそうにもう一回いい?って他のスケーター拝み倒して2回目行きましたが、これもものの見事にパンク!ついでに転倒して客席側の看板にぶち当たるという2COMBO決めてしまい、けがを心配したお客さんの悲鳴が響き渡りました。幸いすぐに立ち上がり戻っていきましたが、やっちまった感半端ない感じでしょんぼりと戻った羽生さんを出演者みんなが取り囲んでよしよししていて、ああ、この人みんなに愛されてるんだなあとほっこりしました。

ちょっと押したけど夢のような4時間が終わり、座長の羽生さんが一人残りましたが、負けず嫌いな彼ですから、もう一回リンクに繰り出し最後にものすごく美しい4回転トゥループを決めてくれました。

高さといい着氷といいこれを見るためだけに1万円払ってもいいと思える美しいジャンプでした。冥途の土産になりました。そして最後に肉声で「ありがとうございましたぁああ!」と叫んで捌けてゆきました。羽生さん、こちらこそありがとう。

 

夢のような4時間でした。まさにファンタジーの世界。

3Dで見るフィギュアスケートはやはりテレビで見るのとは違います。

はるばる新潟までいった甲斐がありました。アイスショーはチケットお高いですが、高いと感じさせない迫力と美しさと高揚感があります。

いい思い出がまた一つ増えました。

夜は私のために一日アッシー務めてくれた従妹と会食を楽しみ翌日帰途につきました。

いやー でも疲れたなあ。老いをひしひし感じます。

 

 

 

箱根に行ってきました。
地方から友人が二人、はるばる出てきてくれるというので、ツアーコンダクターとして自分の知る範囲の知識を駆使して計画。
東京に住んでいると箱根は近すぎる観光地で、小学校の遠足でも行くようなところなのであまり魅力を感じていませんでしたが
富士山がきれいに見えたり緑多い地でもあるのできっと喜んでもらえるだろうと宿を予約しました。
小田原で集合し箱根フリーパスを買い込んで、いざ箱根に出発。
フリーパスは二日間有効のもとと三日間有効のものがありますが私たちは二日間のを購入。
\4000で二日間小田急の路線(バス、登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、芦ノ湖の海賊船)が乗り放題でフルに使えば¥1000以上お得になる上、いちいち切符を購入しなくて済みます。
まずは箱根湯本でお昼を食べてお土産屋をぶらぶらした後登山鉄道で塔ノ沢へ
お宿は私のお気に入りの福住楼さんへ
老舗の旅館で数寄屋造りの文化財指定の宿です。
お部屋は全17室のみですが一つとして同じ造りの部屋がなく、まるで忍者屋敷のような作りになっています。
私は文机のある桜一の間がお気に入りなのでそこを予約させてもらいました。
お部屋はこんな感じ↓

↑これは六畳の次の間で早川の流れが見えます。

↑は十畳の座敷ですが窓辺に文机がありそこから百日紅の木が見えます。

花をつけるシーズンには美しい花を眺めながらしばしここで執筆活動をしていた文豪の気分に浸れます。

↓はまだお客さんの入っていなかったお部屋ですが、欄間やあかり取りの障子の窓が素敵な部屋。

階段には漆喰の飾り窓

廊下はどこもピカピカに磨かれています。

窓ガラスには昔の手作りガラスがまだ残っており、わずかなガラスのゆがみがノスタルジーを感じさせてくれます。

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大広間もありここで湯上りに涼むこともできます。ここは小田急のポスターにも登場した大広間。

外から早川の支流のせせらぎとカジカガエルのかわいい鳴き声も聞こえてきます。

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温泉はアルカリ単純泉のかけ流しですが、源泉温度が63℃と高温なため湯坂山からの湧水を加水していますがそれでも若干熱めです。

秋から春までの間はこの熱さが気持ちいい!

お風呂は岩風呂と下の写真の大丸風呂。こちらのお風呂も小田急のポスターに登場していました。

足元に木の感触がやさしく浴槽の中も松の板が敷き詰められており、このお湯につかって見上げると新緑が目にさわやかです。

秋には紅葉を眺めながらの入浴はまた格別です。

箱根はあまり雪は多くないのですが、前に来た時には雪が降っており雪を眺めながらのお風呂も最高でした。

下は玄関を入ってすぐ見える宿の看板文字。しっかりと木彫りです。
この旅館にはいたるところに宮大工の粋な細工が目につき歩いているだけで楽しめます。

仲間とたわいもない話をしながら美味しいごちそうとお酒に舌鼓をうち

なんとも平和な時間を過ごしました。

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窓の外からは早川の流れる音が響いてきます。

かの川端康成氏は川の音が気になると奥まったお部屋にこもって執筆活動をなさっていたとか。

文豪は贅沢な宿にお泊りですなあ。

以前は日本人客ばかりでしたが昨今は外人客が多くなり、廊下で出くわすお客さんも欧州系の外人さんばかりでした。

といっても、宿はそれぞれの部屋が上手に独立しているので隣の部屋の声が響いたりはほとんどありません。

翌日ずいぶんと背の高いガイジンさんのグループと玄関で御一緒しましたが、スコットランドから来たとのこと。

はるばる日本へようこそ!福住楼はどうでしたか?とうかがうと「Amazing!!」だそうで皆ニコニコでした。

宿の人間じゃないけど、日本の旅館を気に入ってもらえるのはなんだかうれしいですね。

玄関を出ると目の前は国道1号線です。

箱根駅伝の時は個々の目の前を選手たちが走ってゆきます。テレビにも映るから探してみてくださいな。

世の中がGWに突入していたことにさっき初めて気が付きましたよ。

 

今月は連休が少なくて(自分でシフト作ったくせに)どこにも行かなかったですよ。

ストレスリセットできなかったので悶々としております。

 

今月は賢太郎さんのお誕生日だったり

ハビのお誕生日だったり、氣志團の團長さんのお誕生日だったりと

私にとっての大事な人たちの誕生日ラッシュだったのに、かるーくスルーしてしまいました。

今更だが世界の片隅で愛を叫ぼう…おめでとうございましたぁ~~!

 

今月出かけたといえば髙島屋に羽生結弦展観に行ったくらいでした。

職場の人が8階の会場に入るために3階から並んで筋肉痛になったと言ってたので、「こらだめだわぁ…あたし人混み異常に苦手だからなあ…」と半ばあきらめかけてましたが、何かに突き動かされるように平日狙いで出かけてみましたよ。

平日のせいか5階あたりから並んでサクサクと入れましたが、それでもものすごい人でした。

幼少期の衣装とか世界最高得点をたたき出したお衣装とか、スケート靴とか、まあお宝の数々を拝見させていただきました。

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鼻の頭にいっぱい汗かいて「頑張ります!」って言ってた少年は遠い遠い人になったのだと実感。

さてグッズでもちょびっと買ってお土産にとか思ったら、グッズはグッズでまた6階から並びなおしだってよ。( ̄ー ̄;)

一時間待ちとのことであきらめて帰ろうと思ったけどデパートなんて数年に一回しか来ない場所なのでちょうど紳士服売り場が近かったので旦那さんの誕生日用にネクタイでもとか思ってみて回ってたら、やっぱ都会のデパートには探してたもんがあるもんだ。

ピンときたネクタイが一本私の目に燦然と輝いて入り込んできました。

旦那さんのお洋服とか全然興味ない私ですが、ネクタイ選びだけは自信がある私です。これもう絶対素敵!と値段も見ずに買い求めたら、あら大変!

コ○カとか青○とかでスーツ一着買えちゃうくらいなお値段でしたよ。ああ…髙島屋…

それでもこれっきゃないという感じのネクタイだったので太っ腹な私は愛する旦那様のために大枚はたきましたよ。今月旅にもいかなかったので貯えもあるし。

おかげで旦那さんには大変好評いただきましたし、さすがに素敵な柄で満足でした。

買い物終わってみたらグッズコーナーの列がだいぶん動いていたのでそのままグッズコーナーにも突入し羽生さんのクリアファイル買いました。…つか、そんくらいしかもう売ってないの。あれもこれも売り切れだってさ、すげー人気だ。

 

デパートの階段何度も昇り降りしたので私も筋肉痛になりました。

やっぱ人混みは疲れるなあ。

知らない土地へふらふら出かけるのとはわけが違うよ。

来月はまた旅に出ます。

遠方の友人を私のスキルを駆使しておもてなす旅行も控えているので楽しみです。

 

 

 

今日は二十四節気の清明節

セイメイと聞くと思わず二ヒヒと薄ら笑いがこぼれてしまう。

 

あの平昌五輪の男子滑氷FPの日は湯河原に向かう車中でありました。

羽生選手が金を取れるかどうかドキドキわくわくでしたが、あいにく東海道線の中。

旦那さんのガラケー奪い取ってテレビ観戦してました。

いよいよ羽生選手の出番の時はバスの中。

汗でじっとりした手でガラケー握りしめ食い入るように小さな画面に見入ってましたが、演技途中で羽生選手がジャンプ後にギリギリこらえるシーンがあり、「うわ!あぶない!」と声をあげてしまい周りの乗客がドキッとした顔で私を見たので穴がなかったら自分で掘って入りたかったです。

車内でもう金を確信していましたが、宿に着いて女将さんに「どうなってますか?」と聞くと「多分もう確定です。宇野君残すだけになってます」との答え。

慌てて部屋のテレビ着けたら宇野選手の銀が確定したところでした。

発狂せんばかりに喜びましたねえ。そんで、涙がこらえきれない羽生選手観てもらい泣き。

今更ですが、やりましたねえ、羽生選手。素晴らしかったです。

陰陽師は私が大好きな野村萬斎さんが主演した映画。そのテーマ曲を羽生選手がものすごく美しく舞ってくださいました。

いつぞや萬斎さんと対談なさったときに「一つ一つの振りに意味を持たせて」とアドバイスされたのを受けてか天と地と人とを表すポーズが素敵でした。

思えば七年前、プルシェンコさん見たさに八戸まで遠征したときに一緒にショーに出ていた15歳の少年は、プルさんもなしえなかった二冠を達成してしまったんですねえ。

鼻の頭にいっぱい汗かいてさわやかに笑っていた少年はその秋からシニア戦デビューを控えていましたので、「シニアでも頑張ってください」とお声をかけさせていただいたら、「はい!頑張ります!」と握手してくれましたが、残念ながらそのとき羽生選手皮の手袋はめてたからその手の感触思い出せません。

シニア戦では初めのころなかなか表彰台に上がれなくて「佳菜子に先越されてる」と残念がっていましたが、成長とともにどんどん磨きがかかっていきました。テレビで見るたびに、夫婦で近所の知り合いの子が頑張ってるような気がして応援していましたが、今はもう遥か雲の上の存在になってしまいました。

世界中の人を魅了した彼のスケーティングはもう芸術品ですね。

あんなに美しく滑るスケーターは今まで見たことがありません。

個人的にプルさん大好きなもんで自分の中ではやっぱり氷の皇帝はプルさんなんですが、羽生選手は氷の神様なのかもしれないです。

いまはもう「ゆづるくん」とは呼べなくなりました。あまりに神々しすぎて…

ともあれ、少年から青年へと変わってゆき王者になっていく様を存分に楽しませてくださいました。

いくつものけがを乗り越え自分に打ち勝っていく勇者・羽生結弦さんをリアルタイムで見つめ続けていけるのは幸せなことです。

これから彼がどういう方向に進んでいくのかわかりませんがいつまでも美しい滑りを見せてくださるとうれしいなと思います。

 

清明節と「SEIMEI」…思わず連想して書き綴ってしまいました。

さて、もう一度あのプログラムを観て夢の世界にはいろうかな。

おやすみなさいませ

↑ 7年前の新井田のリンクにて