この世界の現象は
すべて回転し続けています。
変化の形を決めるのは、
この世界を生み出し続けているしくみとルールに沿った決断です。
刺激を感受したら、
瞬時に必要な判断をして
瞬時に決断して
瞬時に行動することの連続が、
すべて存在していることです。
自分にとって快適な方向はどっちか、
今、どのように行動すれば自分の中、
そして外界とのバランスが取れるのか、
を決めてそれ以外をしないこと、
それが決断です。
あなたの中では、
数え切れないほどの細胞がそれをし続けてくれています。
ところが、私たちは迷うのです。
あれもこれも気になって、
あれもこれも得ようとします。
でも、
瞬間に選べるものは一つ、
が動かせないルールなのです。
欲張るとどれも得られません。
また、ある瞬間の形に執着して
止まろうとしてしまいます。
でも、それは不可能なのです。
それが葛藤を生みます。
さらに、間違った情報の入力や
過去からの積み上げた思い込みによって、
本来ならありえない、
しくみとルールに反した行動を
正しいと思い込んで進んでしまいます。
料理という行為は、
直感をフル回転させての判断行為の連続です。
そして、その結果が明らかに現れます。
素材と対話し、
火や水と対話して
しくみとルールにかなった決断をすれば
おいしい料理が生まれ、間違った決断をしたり、
決断を保留すれば失敗する。
絶対ルールがあります。
人生も全く同じです。
でも結果が明瞭には見えません。
料理の素材は私が決断すれば、
その通りに切ったり煮たりできますが、
人間は常に変化しています。
思いどおりに料理するわけにはいかないのです。
料理で直感を磨き、
決断力をつけ、どうすればおいしい結果を
思い通りにできるかの経験を積むことで、
人生を運営する上での直感を呼び覚まし、
磨くことができます。
料理で得たほんとうの体感覚を
生きること全般にあてはめて行動してみることで、
人との調和がとれるようになり、
生き方も上手になります。
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