建築仕上診断技術者と認定マンションタイル管理アドバイザーのコラボの必要性について |  NPO法人日本住宅性能検査協会 建築・不動産ADR総合研究所(AAI)

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「建築仕上診断技術者」(民間資格)と「認定マンションタイル管理アドバイザー」のコラボレーションの必要性について

 

・従来の問題点とコラボレーションによる解決策

建築物の老朽化が進む中、特にマンションにおけるタイルの剥落問題は、住民の生命・身体の安全を脅かす深刻な問題として社会的な関心を集めています。従来、これらの問題は、建築仕上診断技術者と認定マンションタイル管理アドバイザーがそれぞれ個別に対応することが一般的でした。

 

しかし、この従来の体制にはいくつかの問題点がありました。

 

専門性の壁:

建築仕上診断技術者は建物の状態を診断する専門家ですが、法的な手続きや住民との交渉については専門外である場合が多いです。一方、認定マンションタイル管理アドバイザーは、住民とのコミュニケーションや法的な手続きに精通しているものの、建物の構造的な問題については専門外である場合があります。

 

情報の断絶:

診断結果と実際の対応策がうまく結びつかないケースがあり、問題解決が遅れることがあります。

 

責任の所在:

問題発生時に、それぞれの専門家が責任の所在を主張し、住民との間に不信感が生じる可能性があります。

 

コラボレーションによるメリット

建築仕上診断技術者と認定マンションタイル管理アドバイザーが連携することで、これらの問題点を解決し、より効果的な問題解決が可能になります。

 

ワンストップサービス:

診断から対応策の立案、住民への説明、施工管理まで、ワンストップでサービスを提供できるようになります。

 

専門性の融合:

双方の専門性を融合することで、より精度の高い診断と適切な対応策の立案が可能になります。

 

迅速な問題解決:

情報共有がスムーズに行われるため、問題発生時の対応が迅速化し、二次災害を防ぐことができます。

 

住民との信頼関係構築:

専門家としての一体感を示すことで、住民との信頼関係を構築し、スムーズなコミュニケーションが可能になります。

 

調停役としての機能強化:

認定マンションタイル管理アドバイザーが、建築仕上診断技術者の診断結果を基に、住民との間でより客観的な立場で調停を行うことができます。

 

説明文

「建築物の老朽化が進む中、マンションのタイル剥落問題は深刻な社会問題となっています。当社では、建築仕上診断技術者と認定マンションタイル管理アドバイザーの強みを活かし、ワンストップで問題解決をサポートいたします。診断から施工まで、専門家が一体となり、住民の皆様に安心と安全をお届けします。タイルの剥落でお困りの際は、ぜひ当協会にご相談ください。」

 

まとめ

建築仕上診断技術者と認定マンションタイル管理アドバイザーのコラボレーションは、マンションのタイル剥落問題をはじめとする建築物の老朽化問題に対して、より効果的な解決策を提供するための新たな取り組みです。双方の専門性を融合することで、住民の安全を守り、安心できる住環境の実現に貢献できます。

 

 

参考:
日本全国のタイル外壁マンションの棟数 数百万棟規模 <タイル外壁トラブルは数万棟か>

 

プレスリリース:
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