JAPAN TESTING LABORATORIES(JTL)が中部電力ミライズのオフサイトPPAサービスを導入
2024/05/14
概要
- JTLは、中部電力ミライズのオフサイトPPAサービスを導入し、5月10日から電力供給を開始した。
- JTLは、国内最大級のテストラボとして事業運営する上で、電力使用量が多い。
- このサービスにより、JTLは専用の太陽光発電所から電力を安定調達することが可能となり、脱炭素社会実現に貢献する。
詳細
- 電力供給量は約62万kWhで、JTL春日井事業所の年間使用量の約15%に相当する。
- 年間CO2排出量を約269t削減できる見込み。
- 契約期間は20年間。
- JTLが中部電力ミライズのPPAサービスを導入するのは初めて。
- 中部電力ミライズのオフサイトPPAサービスは、過去にスギ薬局やスーパーセンターオークワなどで導入実績がある。
効果
- JTLは、電力コストを削減できる。
- 再生可能エネルギー由来電力を利用することで、環境負荷を低減できる。
- 中部電力ミライズは、脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進できる。
今後の展望
- JTLは、今後も再生可能エネルギーの利用拡大に向け、取り組みを進めていく。
- 中部電力ミライズは、オフサイトPPAサービスのさらなる普及を目指していく。
企業開発品の受託評価サービスを提供するJAPAN TESTING LABORATORIES(JTL、岐阜県大垣市)は、中部電力ミライズが提供する「オフサイトPPA(電力購入契約)サービス」を導入した。5月10日から電力供給を開始したと発表した。
JTLは、国内最大級のテストラボとして事業運営する上で、複数の評価設備を常時稼働させる必要があり、電力使用量が多くなる。同サービスにより、JTL専用の太陽光発電所から電気を安定調達することが可能になるとともに、再エネ由来電力を積極的に活用することで脱炭素社会実現に貢献する。
中部電力グループのジェネックス(愛知県碧南市)が運営する三重県内の出力約530kWの太陽光発電所から電力を調達し、愛知県春日井市のJTL春日井事業所に供給する。電力供給量は約62万kWhで、同事業所の年間使用量の約15%に相当し、年間CO2排出量を約269t削減できる見込み。契約期間は20年間。
JTLが中部電力ミライズのPPAサービスを導入するのは初めてとなる。中部電力ミライズのオフサイトPPAサービスは、スギホールディングスが運営する「スギ薬局」10店舗、オークワが運営する「スーパーセンターオークワ」6店舗などでの導入実績がある。