経産省、曲がる太陽電池を優遇 通常の太陽光発電より高く買い取る |  NPO法人日本住宅性能検査協会 建築・不動産ADR総合研究所(AAI)

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経産省、曲がる太陽電池を優遇

2024年3月8日日経記事

概要

  • 経済産業省は、2025年度にも次世代の太陽光発電装置「ペロブスカイト型」をFIT制度に加え、通常の太陽光発電より高く買い取る。
  • 買い取り額は、現行の太陽光向けの水準を上回る1キロワット時あたり10円以上で調整する。
  • ペロブスカイト型は、ビル壁や窓など今まで設置できなかった場所でも発電できる。
  • FITでの優遇は、日本勢の関連ビジネスの競争力を高め、都市部のビルの壁面といった新たな発電場所を開拓できる。

背景

  • 国土の狭い日本では、太陽光パネルを設置できる余地が狭まっており、各地で林地開発のトラブルも相次ぐ。
  • ペロブスカイト型は、従来の太陽光技術を巡って中国との価格競争に敗れた日本勢にとって、脱炭素戦略の柱の一つとなる可能性がある。
  • 日本は世界2位の生産量を誇るヨウ素を主な材料としているため、資源を安定的に確保しやすい。

今後のスケジュール

  • 24年度に同省の有識者会議でペロブスカイト型に関する制度の詳細を議論する。
  • 積水化学工業や東芝などが同型の実用化に向けて着手しており、積水化学は25年の事業化をめざす。

期待される効果

  • ペロブスカイト型の普及により、日本の再生エネ拡大だけでなく経済安全保障の強化も見込める。

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