#賃貸借契約問題
家賃補助制度の廃止により、個人名義に変更。敷金・礼金・契約時手数料は?
<契約名義人の変更>
(質問)
家賃補助の関係で、会社名義で賃貸マンションに入居していたが、家賃補助制度の廃止により、個人名義に変更しなければならなくな
これに対し、不動産会社は、契約者変更になるため、敷金・礼金、契約時手数料(1ヶ月分)を要求してきた。
不動産業者の言うとおりに支払う義務はあるのでしょうか?
(回答)
不動産業者とは、管理会社のことでしょうか?
それとも、最初に契約したときの仲介業者のことでしょうか?
もともと、賃貸借契約に、「名義変更」というものは存在しません
賃貸借契約は、家主と借主との間で結ばれるものであり、「名義変更」と呼ばれているものは、実際には、当初の借主と家主との契約を解除し、新たに別の借主と家主が契約を結ぶことを指しています。
別の借主との間で契約を結ぶかどうかは、家主の意思次第ですが、入居者が変わらず、家主が契約変更を同意しているのであれば、敷
最初の契約時点で、礼金・敷金を誰が負担したかが一つのポイント
企業名義で契約していたとしても、実際に、礼金・敷金を負担した
もともと、「礼金」は、家賃の前払いや入居の権利を保障する権利
一方、最初の契約時点で、企業が、礼金・敷金を負担していた場合
礼金については、家主との交渉次第ということになります。
いずれにしても、契約相手は、不動産業者ではありません。
家主ですので、家主と直接交渉し、書類書き換えを行ってもらうよ
家主は、「すべて管理会社に任せているので…」という場合にも、家賃1か月分も請求される理不尽さを告げて、直接手続きできるように交渉したほうがよいでしょう。
それでも、どうしても、「管理会社を通せ」という場合にも、書類
仮に、それらの交渉がすべてうまくいかない場合でも、入居者が同
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