もう直ぐ母の日なのだが
私は母の日を子供達から祝ってもらえる
気配は大体ない🤣
が
自分の母にも義理母にも
もう何もしてあげなくても良いほど
何十年も尽くしてきた。
私の母は
私が30台半ば頃
下の子がまだ幼稚園に上がる前に
予後の悪い急性リンパ球性白血病を
患った。
長い入院を経て
体が不自由になってしまった母を
寝たきりの状態からずっと看病してきた。
行政の力も借りずに7年介護し、
寝たきりだった母を
奇跡的にもかなり健康な状態に戻し、
父の元に返してあげられた。
その7年の中の数年は
義理母も大病を患い寝たきりになって
我が家に来た🤣
マンションの中にお婆ちゃんが2人。
彼女達にお部屋を一つづつ与え
家族4人は六畳一間で寝た。
私はほほ家政婦のような生活で
カメラマンの仕事の復帰も諦めた。
こんか可哀想な幼児の母って
なかなかないだろう‼️
って密かに思っていた。
お金には困っていなかったとはいえ、
ワンオペで2人の幼児を育てながら
2人の老母のおトイレのお世話から
何から何まで全て1人でやってきた。
一年前には義理母の最期を察知し、
彼女の希望通り自宅で最期を迎えられるように
完璧に取り仕切り、亡くなる数時間前には
親友の方々もお呼びして
本当の意味での最期の語らいの場を作り
精神的な不安など一切ない状態で
医療の介入をほとんどせずに看取った。
とりあえず完璧な最期であった。
親の亡くなる時に無力感を味わう
人が多いこの世の中で
ここまで両者幸せに
この時間を迎えられた事を誇りに思った。
私の子ども達は
偶然にも生まれてから沢山の死者を
見てきているので、良い意味で死者に近い。
遠慮することなく亡くなった方と最後の
語らいや接触ができる。
その点では非常に現代の子ども達と
は違い、
クラッシックな感覚を持っている。
私の母は
私の家を離れ
父と好き放題暮らすうちに
どんどんお酒を飲んでしまい
心臓が悪くなり、
心房細動から1年半前に脳梗塞となった。
12年前私が奇跡的に回復させた体は
脳梗塞の後遺症で
白血病で退院してきた時と
あまり変わらないくらい
悪くなってしまっていた。
ついでに脳の障害も込み込みで。
父はおおらかで
人間愛に溢れた人だが、
母に甘い。
厳しい見方をすれば厳密には
母を制することができない
父の甘さが母の病を引き起こした。
人の一生とはとても難しい。
母はおばあちゃまが生きていた頃
おばあちゃまのお世話をする事、
気を遣ってあげることを好まなかった。
色々やってほしいとおばあちゃまから
頼まれるととても嫌な気分になるようで
よく愚痴を言われた。
でも
私にはずーっと長いこと
面倒を見てもらっている現実がある。
上の子の受験で
1月から実家に戻っていなかったのだが、
5月には会いに来て欲しいと
懇願された。
その昔
会いに来て欲しいと言ってくる
彼女の母と義理母の事に対して
疎ましい感情を顕にしていた母が🤣
これってミイラ取りがミイラになる？
ってやつかな？
ちょっと言い回しが違うか？🤣
誰かの世話なんて何もしないで
一生を終える人もいる
義理母はまさにそんな自由の象徴のような
女性だった。
私は人の為ばかりに生かされている
別に不遇だと思っているわけではないけど
自分の為だけに生きられる時間の
何と短いことよ！
とは思う。
少し前に
昔、サラリーマンだった時代の
親友の上司だった人とFBで
会話した。
新しいSNSを駆使できないからか、
老人はいまだにFBをよく使っている。
で、
その同期親友の上司(20さい年上)
に
あなたは本当に羨ましいくらい
ワガママで、伸び伸び暮らしていて
僕にとっては自由の象徴みたいな人だっよ。会社で嬉しくない事があっても、あなたの言動を見ると、自分も自由になった気持ちですごく救われたよ。自分のサラリーマン人生の中でもあなたほど誰にも忖度しないで生きている人を見たことがなかった。
と言われた💧
これは褒められたんだろうか？
謎ではあるが、
会社のおじさん達が
私に自由を求めていたのは
当時も感じていた。
ここまで能天気に何もかもを楽しんで
発言して行動している新入社員って
いなかったから。ま、失敗も許されて
大した責任がないからこそ
やれた行動なんですけどね💦
当時は無敵でした。
人より自由を謳歌したからこそ
人より他者に奉仕しているのかも
しれないですね。
来たる
母の日
私はまた自分の為ではない
時間の使い方をするでしょう😆
今、私って恵まれてるの！
って思ってる人は
今をチャンスだと思って
十分楽しんで欲しい。
誰にでもいつかそうじゃなくなる時も
やってくるからね✨✨