京田辺市 松井山手 美容室 HEADS hairのKazumiです
昨日のブログ、すっごく沢山の方が
ご覧くださいました
では つづきを、、、
医師との話し合いの時、
手術を最期まで躊躇していた父が
どうして手術する結論に至ったのか、、、
もう何年も前のことになりますので
明確には記憶していないのですが
たぶん、、、
私が 強行に決めたのだと思います。
躊躇する父に向かって
「先生も もしご自分のお父様が同じような病状なら手術するって
おっしゃってるやん。手術したらいいやんか!」
ぐらいの事を 強い口調で言ったのだと思います。
なぜ私はそこまで 父にきつく冷たくあたったのか、、、
それは、、、
過去記事をお読み頂けましたら幸いでございます
手術が決まり、
でも当日まで 私も姉も
やはり一切お見舞いには行かず、、、
でもさすがに 手術当日は 立ち会いました。
当日早朝、病室に行くと、、、
何日かぶりに会った父は
まるで 別人のように
色白になり、、、
今 思えば、まるで仏様のように
なんだか 違う世界の人のように見えました。
父はすでに手術室に向かうため
ストレッチャーに寝かされていました。
私の顔を見たとたん、
父の目には どんどん涙が溢れ
真っ白だった顔が紅潮していきました。
でも父の口からは 言葉は出てきませんでした。
ただ、ただ、私をじっと見つめ、
涙を流すだけでした。
そんな父に私は
「大丈夫だから。待ってるしね。」
と、そんなふうな声をかけたと思います。
父は涙を流しながら うなずきました。
手術室に向かうストレッチャーを見送るため、
エレベーター前まで行きました。
父の後妻さんが一緒にエレベーターに乗り込みました。
私はエレベーターには乗りませんでした。
どうして
どうして
あの時、私も一緒にエレベーターに乗り込んで
手術室の前まで 一緒に行かなかったんだろう、、、
どうして
どうして、、、
結局、それが
意識のある父と接した、最後となりました。
心肺停止させ、体温を20度くらいまで下げての
大手術がはじまりました。
つづく、、、
脳死。一生の後悔。その3。