脳死。。。一生の後悔。その3。 | タロットカード占い【京都城陽 宇治 京田辺 八幡 枚方】

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昨日のつづきです~

 

脳死。。。一生の後悔。その2。 


朝から始まった手術は当初 確か 5、6時間の予定だったと思います。


でも、結局 終わったのは予定時間を大幅に過ぎた

 

深夜12時過ぎくらいだったと思います。


出血が思ったより多く、止血に手間取ったこと、

 

体温がなかなか戻らなかったこと、

 

それで手術時間が長引いた、との説明を受けた記憶があります。


でも、強いてその時も私は心配はしていませんでした。


そして一応その時は たぶん、

大丈夫的な結果だったので

 

安心してそのまま帰宅しました。


そして次の日、私は仕事を終え、

 

夕方、病院へ向かいました。


きっともう 父も麻酔から醒めているだろうと

 

何の不安も心配もなく

 

明るい気持ちで、、、


でも 病室前に行くと 

父がいまだ 目を覚ましていない事を

告げられました。


ただ、その時は まだ それがどういう事なのか

 

わかっていませんでした。


集中治療室の父のベッドに案内されました。


意識のない、横たわる父の顔を見たとたん、

 

どういう事なのか、という事が わかりました。


父の顔は、見たことのないくらいに膨張し、

 

まぶたや唇など、もう、作り物のように

 

腫れていました。


前日に見た、仏様のような顔の父の面影は

 

どこにもありませんでした。


涙が 溢れました。


涙は枯れることなく

 

流れ続けました。


私はそのまま

 

溢れる涙を拭うことなく

 

父のベッドの横に呆然と

立ち尽くしてました。


どれほどの時間、泣き続け

 

立ち尽くしていたのでしょう、、、


気づけば ベッドの横に

 

担当医の先生が

 

ずっとうつむいたまま、

 

ただ黙って 立っていらっしゃいました。

 

私が立ち尽くしている間中ずっと

 

いてくださったのだと思います。


その後、どうして自宅に帰ったのか

 

記憶がありません。


つづく、、、

脳死。一生の後悔。その4。