くろさわという男(嶋津) | おすばんぶろぐ【アカペラ】

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このブログは2006年に慶應義塾大学アカペラサークルWALKMENで結成され、卒業した今も懲りずに活動している男5人組アカペラバンド『おすばん』のオフィシャルブログです。全員が社会人になり、勤務地が北は東京、南は九州になった現在も月1~隔月の活動をしています。

皆さんこんにちは。おすばんで高音担当、ゴールドフィンガーでカマーンといっていたしまぷーです。


さっそくだが、皆さんはくろさわという男を知っているだろうか。


そう、いわずもがな、アカペラ界、いや日本の歌謡界でも最強のハイトーンボイスの持ち主


ゴスペラーズの高い男、黒沢薫である。


そのハイトーンボイスは、ただの高音ではなく、その透明感、迫力、安定感は神の領域といっていいだろう


少なくとも私はそう思う


私が、彼とであったきっかけは、おすばんで初めて「終わらない世界」を歌ったことである。


そのイントロは私に衝撃を与えた


「なんだ・・・これは・・・1パーセントもうたえない」


そう、高校時代それなりに歌に自信のあった私は、


日本の歌謡界におけるポップは制覇していると思っていた(今考えれば全然歌えてないんですけど)


しかし!!この山はもはやてっぺんがどこにあるかもわからない


そこから、私は黒沢の歌を追い求めるようになった。


黒沢の歌を2時間聞き続け、黒沢の歌をカラオケで2時間歌い続け、


それでもたりずボイストレーニングにも通い始めた。


今思えば、彼は私の大学生活にかなりの影響を及ぼしていた。


ゴスペラーズの歌に


「憧れだけじゃだめさ、いつか置いていかれる。吼えることも必要、ここに来た意味を知れ


輝くのにはまだ少し、情熱が足りない」


という歌詞があるが、まさに私は黒沢に対して憧れだけじゃなく、追い越したいという思いも抱いている。


黒沢のような存在を見つけられたのは、私にとって本当に幸せだった。


皆さんは、憧れの存在、超えてみたい存在はありますか。


もしいなくてもこれから見つけようとしてみてください、その存在を見つけたとき人生が劇的に変りますよ。