アルバイトのデイサービスの送迎で
大正15年生まれのおばあちゃんが数人いる。
大正15年は昭和元年だ。
来年100才になろうかというお年頃だ。
その中の1人のおばあちゃんは
ossanとこの死んだばあちゃんと
下の名前が同じで
親近感を勝手にもっている。
以下、Tさんと呼ぶ。
Tさんは頭がとてもはっきりしている。
ossanが忘れていることも
よく覚えていて
その記憶力にびっくりさせられることがある。
スーパーおばあちゃんだ。
この3年くらいでとても小さくなってきたように見える。
デイサービスからの帰りの送迎で
Tさんが住んている施設に着いて
クルマから降りる時に、
手をどうぞお捕まり下さいと言うと
恥ずかしそうにして。
これが1番いいのよね〜
といつも言う。
手と手の触れ合い……
たしかに人に触ってもらうことなどossanも
ほとんとないな〜
親もあまり触ってくれた記憶がない
でも子供のころ
具合が悪い時だけ
母親がおでこを触ってくれるとき
あったかい何とも言えない気持ちになった
のを覚えている。
うちだけかもしれないが
日本人に触れ合う文化はあまりないかもしれない。
だからか
バイト先の女性の同僚と手が触れただけでも
ドキッとすることがある。
こんな
ossanのキモいトキメキ話はどうでもいいのだが…
話はもどる
Tさんは気持ちもお若い
ある時どんなTV番組をみているのか
クルマの中で話していて
アイドルグループの嵐を
知っていてびっくりしたのだが
嵐の中の誰が好きかという質問に
二宮クンという答えが
帰ってきて更にビックリ!
お若い秘訣がなんとなくわかった
やはり
トキメキなのではないか
元気で100才を迎えてほしい。