
こちらは、
約1ヶ月前に腕振りLv0と判定された
初心者おっさんランナー
である僕を被験者として
ランニングにおける腕振りとは何ぞや?
というテーマで研究を行います。
前回は、腕振りのメカニズム
について研究・考察を行いました。
今回は、腕振りがうみ出す
具体的な効果について、
考察していこうと思います。
実際に1ヶ月ほど、
腕振りを意識して走るようになって
2つの数値が大きく変化しました。
①ピッチ数
以前からブログでよく課題として
ピッチ数を取り上げて書いておりました。
腕振る前のピッチ数は、
そこからピッチ練として、
バタバタ足を動かして無理やり
ピッチ数を上げる練習をしていました。
ずっと思ってたんですよねー。
なんでそんなに高く
ピッチ数を維持できるのか
って。
みんな180とか、多い人だと200とか。
いやいや。無理無理。
サッカー選手とかボクサーの
フットワークのレベルやん、それ。
ところが、
腕振りが出来るようになってから。
明らかにピッチ数が上がりました。
そして、ようやくここで気付く。
ピッチ数は腕振りで作る
ものなんだ、と。
足を動かしてピッチ数180とか、
完全なる必死のパッチだったけど。
腕振りでピッチ数180なら、
慣れれば自然体で繰り出せる。
すなわち、
腕さえちゃんと振れていれば
自然と足は出るってことですよね。
そういう意味でも、
数時間しっかり腕が振れる、
ということが大切だと
改めて気付かされました。
②上下動
こちらも僕のブログではお馴染み。
ポコポコ弾むように走ってしまう癖。
これもどうしようもないくらい、
ずっと課題で抱えていたんですが。
腕振りするようになってから。
標準レベルまで、
抑えられるようになってきました。
鎖骨を止めて腕振りから動いてるので、
跳ねる動作が自然と生じにくくなる。
元々、下半身の跳びから走っていたので、
それがポコポコ弾んでしまう動きを
作ってしまっていたんだろうなー。
上下動が減ると、それだけ
エネルギー消費やダメージが減る。
なので、
効率的に走れるようになる。
ずーっと
10km1時間切れなかった僕が、
突然55分台で走れたというのも
この効率化が大きいと思います。
更に効率化を進めるためには、
支点であるみぞおちを上下させず
しっかりポジションキープすることが
とっても大切ですね。
そしたら上下動が物理的に起きなくなる。
ランオフの腕振り練習の時に、
意識しながらやってみよ。
今回の研究はここまでー。
腕振りって、奥が深いですね。
足腰での走力とか心肺とかは、
ベテランランナーさんには
100年経ってもかなわないけど。
腕振りだけならたぶん、
初心者だっていくらでも上達できる。
なので。
腕振りマスターを目指して、
引き続き研究を続けていこうと思います。