セカンドセットの最終調整はボチボチ
行うとして春までにやっておきたいことが
「再生不可」とおっさんがかってに考えていた
パターのリメイクです
現エースのパターもステンレス製を
自作でガンブルー処理して
使用していますが実は
前パターもガンブルー処理をして
大失敗した経験を活かしての
再挑戦で成功したガンブルー処理
二代目のパターです
処理してから大分時間が
経って艶も無くなり
キズだらけになりましたが
今でも十分魅力的です
近いうちに再加工が必要ですね
ガンブルー処理(ブルーイングとも言われてます)は
名前の通り銃の手入れに利用される液を
塗ることで表面被膜で黒くします
実際は軟鉄の大敵である赤サビが
付く前に黒サビを生やし皮膜を
作ることで赤さびから軟鉄を
守る処理方法です
当時の失敗を回想してみましょう
以前軟鉄ノーメッキウェッジを
ガンブルー処理した経験があり
奇麗な仕上りで割と簡単に
出来た為、黒光りするパターも
格好が良いと思い挑戦してみました
知識も大して無いときでしたので
ウェッジで使用したガンブルー処理剤
Super Blueと言う処理剤をパターに
塗布しましたが全く反応なしで変化なし
よくよく調べて見るとステンレス製には
ステンレス用のガンブルー処理剤が
有ると知り直ぐに購入
ステンレス製をガンブルー処理する
シャイニーブルーステンレス用で再挑戦
しましたがこちらも少し変化はしますが
ムラも有り中々上手く行かずイライラが
募って行きます
この時点で下地処理や油膜除去などの
下準備が不足している事に気が付けば
良かったのですがイライラしていた
おっさんは原液の中にドボンと
一晩漬け置き
次の日に見てみると
艶も無くなりムラだらけの
タダの真っ黒い物体に・・・
表面もザラザラしていて白化現象も
発生する程見るも無残な状態
写真を撮ってアップしようかとも
考えましたが余りにも無残な
状態のまま放置しておりましたので
メーカーさんにそんな薄汚い状態に
しやがってと御叱りを受けるのも
嫌なので写真は差し控えさせていただきます
さぁ〜鏡面仕上げのスタートです
しかし削り始めると色々問題が
ガンブルー処理は赤サビを発生させない代わりに
黒サビを発生させて黒い状態を維持させますが
黒くてもサビに違いはありません
放置期間が長すぎるのか、最初のドブ漬け方法の為か
表面の部分にピンホールが発生する状態
結構使ったパターでしたので
砂咬みの痕かもしれませんが
ポツポツと至る所にあります
それ以外にもリューターでガンガン地金を
出す為に削っていると削りにムラが
出来ている事にきがつきました
ピンホールの写真でも判るように
照明の反射が二箇所に別れて
中央部を削り過ぎている事が良く判ります
うぅ〜んこれは検討が必要デスね
呑みながら少し考えましょう