グリップ装着で一晩寝かせてUT3を
練習場に持ち込み打つ予定でしたが
ラウンドでの後遺症も有り一週間も置いての
試打になってしまいました
日が沈むと大分秋の気配を感じる気温になりましたが
無理せずゆっくりと練習するとしましょう
ヘッド重量はほぼ一緒でスチールシャフトの
８０ｇ台が刺さっているのも一緒で
長さも一緒でロフトも一緒
どんな感じになったのかワクワクします
両方とも軽く素振りをしてみるとやはり
軽量スチールシャフトとは言え結構な重量に感じます
まぁ～バランスもD3出ていますので重めなのは
分かりますがアイアンもD3クラスのバランスなので
クラブが長いと何となくフィーリングが
違うことが判ります
それでは試打を開始しますが
RomaRo Rayから始めます
なぜならZelos8を打ちたいからです
剛性分布表を見るとNS850よりかなり柔らか目の印象ですし
先調子のスチールシャフトがどんな挙動なのか興味津々
振動数的には５ＩでZelos8は289CPM NS850で300CPM
アイアンのXP95は314CPMとアイアンからの考えると
かなり柔らか目な事が判ります
NS850は1～1.5フレックス柔らか目でR1～SR位で
Zelos8は2～2.5フレックス柔らか目でR2～R1位の感じでしょうか
それでは軽めに１球目
フムフム
なるほどいろんな方が評価しているように
粘り系のシャフトですねぇ～
先調子ですがシャフトが走っている感じは
余り無く素直な感じのシャフトです
その後も何球か打ってみましたが飛距離を求める
シャフトでは無い事が判りますが少しタイミングが
ズレたり強めに打とうとヘッドスピードを上げると
出玉が暴れる事があります
軽さと柔らかさがおっさんとマッチしていない感じです
ヘッドの形状は好みの形状なので使えないことは
無いかなぁ～とは思いますが7Wを抜いてまで
キャディーバッグに納まる事は無いかなぁ～て感じです
続いてEPON AF-902 NS850GHの試打に移ります
先ずは１球
おぉ～
zelos8よりしっかり感が出ますねぇ～
多少タイミングがズレたり強めに打っても
暴れる範囲はかなり狭まります
アイアンより振動数的には１フレックス程柔らかいはずですが
5Iのヘッド重量が257.3ｇに対してAF-902のヘッド重量は236.6ｇと
20.7ｇも軽くアイアンの番手で考えると３番手違います
２番アイアン位のヘッド重量に３アイアン用のシャフトを
刺しているのと同じだとすれば当初考えていた硬めに番手ずらしと
同じ効果があるのではないかと思われます
アイアンと交互に打ってみましたが全く違和感は無く
柔らかすぎる感じも受けないので上手くマッチしました
しかしながら問題が・・・・・(２つ)
一番大きな問題が打音
重量調整ジェルがヘッド内に入っている為か
打音が悪い
もの凄くこもった打音で正直一生好きになれない音です
音から感じる弾き感も無く逆に弾かなくて飛んでいないのでは
と感じるくらい嫌な打音です
飛距離を見るとそれなりの距離は出ている様なので
そんなことは無いとは思いますがこれは大きな問題です
なんでジェルなんか入れたんだ
と怒りたくなる程、勿体ない事をしてくれました
もう一点が顔立ちです
それほど強くでは無いのですが
AF-902はネック部がグースネック調に
フェイストップラインに曲がりがあります
カーボンシャフトですと何回も刺し直しは出来ませんが
スチールシャフトは簡単に刺し直しが出来て経済的
でも呑みましょう