【問題 5】
型わく支保工、足場工に関する次の①〜⑦の記述のうち、労働安全衛生規則に定められている語句又は数値が誤っているものが文中に含まれているものがある。これらのうちから3つを抽出し、その番号をあげ誤っている語句又は数値と正しい語句又は数値を解答欄に記入しなさい。
① 型わく支保工の設計では、設計荷重として型わく支保工が支える物の重量に相当する荷重に、型わく1m2につき100kg以上の荷重を加えた荷重を考慮する。
② 型わく支保工に鋼管(パイプサポートを除く)を支柱として用いる場合は、高さ2m以内ごとに鉛直つなぎを2方向に設ける。
③ 型わく支保工の材料については、著しい損傷、変形又は腐食があるものを使用してはならない。
④ 鋼管足場の作業床には、高さ75cm以上の手すり又はこれと同等以上の機能を有する設備及び中さん等を設ける。
⑤ 鋼管足場の作業床の幅は、40cm以上とし、床材間のすき間は、3cm以下とする。
⑥ 鋼管足場の建地間の積載荷重は、500kgを限度とする。
⑦ わく組足場では、最上層及び5層以内ごとに筋かいを設ける。
【解答 5】
① 100kg → 150kg
② 鉛直つなぎ → 水平つなぎ
④ 75cm → 85cm
⑥ 500kg → 400kg
⑦ 筋かい → 水平材
【講評】
全て答えるとなると難しいですが、3つを選ぶので難易度は下がると思います。⑦は細かい用語の問題ですが、それ以外は良く出題される内容なので、3つ正解するのはそれほど難しくないと思います。